WOODY中里祐次代表「発達障害児の好きなことを伸ばす環境を作りたい」乙武洋匡氏とフリークアウト佐藤裕介氏などから資金調達

発達障がい児の可能性を伸ばすWEBサービス『Branch』を運営する株式会社WOODYは、乙武洋匡氏、フリークアウト代表取締役の佐藤裕介氏と、既存投資家のANRI、その他個人投資家より第三者割当増資を実施した、と発表。

発達障がい児の可能性を伸ばすWEBサービス『Branch』を運営する株式会社WOODYは、乙武洋匡氏、フリークアウト代表取締役の佐藤裕介氏と、既存投資家のANRI、その他個人投資家より第三者割当増資を実施した、と発表。

WOODYは「発達障がい児の孤独をなくし、可能性を伸ばす」をミッションに掲げる会社。現在、「発達障がい児のお子さまのご自宅に専門家が訪問するサービス(東京都内)」「発達障がい児のお子さまとビデオチャットで専門家がマッチングするサービス(地方)」「発達障がい児を持つ保護者の方と療育士がビデオチャットでマッチングするサービス(地方)」の3事業を運営。

同社運営の『Branch』では、発達障がい児と、その子供達が興味を持っている分野の学生や専門家などをマッチングさせる。読者の中には記憶にある方もいるかもしれないが、クラウドファンディングサービスMakuakeにて、昨年支援を募り、最終的には目標金額100万円を151%超える151万円を216人から集めている。

今回の出資に関して、各投資家のコメントは以下のとおり。なお乙武洋匡氏は、今回が初めてのスタートアップへの投資になるという。

* 乙武洋匡氏

「できない」ことばかりを指摘されたら、誰だってつらい。「できる」ことを褒めてもらえたり、伸ばしてもらえたら、他のことに対してもやる気が出てくる。小学校教員時代、そんな子どもたちをたくさん見てきました。Branch は、まさに「できない」ことばかりを指摘されてきた子どもたちに「できる」よろこびを届けるサービスです。このような素晴らしい事業に投資させていただけることに心から感謝いたします。

* フリークアウト 代表取締役 佐藤裕介氏

教育の分野が技術によってもっともっと良くなっていくことは明白で、そういう未来は100% やってくる。であれば誰がやるか、という話になります。中里さんには、この事業をやり抜く明確な理由があって、情熱がある。こういう組み合わせのときは、何年かかろうがうまくいきます。一緒に大きな社会課題を解決していくことができるのが楽しみです。

* ANRI 佐俣アンリ氏

中里さんとは知人紹介でお会いして、その場で「この方と仕事がしたい」と思いました。

ただ、当時の事業は僕が納得できず投資に至らず心残りでした。数ヶ月後に道玄坂で偶然あったときに新しく事業を創られると聞き、すぐに応援させてほしいとお願いさせてもらいました。Branch は中里さんと何気ない会話をしている時に形ができていった僕にとっても大切な事業です。今回中里さんと Branch をベンチャーキャピタルという形でご支援できて本当に幸せです。

Branch を中里さんはきっと素晴らしいものに育ててくれると信じています。

今回の資金調達によって、WOODYは「発達障がい児を持つ保護者の方と療育士がビデオチャットでマッチングするサービス(地方)」の拡充と、東京都内で行うリアル教室事業のテスト運営を進めるとともに、開発体制を強化していきたい考えだ。

「発達障がい児の孤独をなくし、可能性を伸ばす」というミッションのもと、それぞれの発達障害児が持つ好きなことを伸ばしていける環境を作っていきたい。以前に書籍を読んで、さかなクンとそのお母さんの関係性は、とても素晴らしいと思って感動しました。例えば、さかなクンがタコに関心があるときに、数ヶ月のあいだ必ず夕食にタコの料理を、飽きずに出し続けてあげていたそうです。好きなものや興味・関心があるものを前にすると、子供達の目はキラキラしていますよね。僕としては、彼らの好きなものを見つけて伸ばすことを、ITと教育の力でサポートしていきたいと考えています。

もちろん、それには行政の力も民間の力も個人の力も、ありとあらゆる賛同してくれる人たちの力が必要だと思います。僕らの思いに共感してくれる人たちを、どんどん巻き込んでスタートアップとして事業を大きくしていきたいと思います。(株式会社WOODY 代表取締役 中里祐次氏)