VRスタートアップVisionary VR、DFJなどからシリーズAで約6億7,000万円調達

米国・ロサンゼルスのVRスタートアップVisionary VRは、DFJなどからシリーズAで600万ドル(約6億7,392万円)の資金調達を実施した、と発表した。

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米国・ロサンゼルスのVRスタートアップVisionary VRは、3月23日、シリーズAで600万ドル(約6億7,392万円)の資金調達を実施した、と発表した。

今回のラウンドは、DFJがリードし、The Venture Reality Fund、BDMI、Greycroft PartnersのGC VR Gaming Tracker Fund、Vayner/RSE、End Cueが参加した。

DFJは、米国・カリフォルニア州メンローパークに拠点をもつベンチャーキャピタル。シードステージ、アーリーステージ、グロースステージのスタートアップに投資する。投資先には、Box<NYSE: BOX>、Skype、Tesla<NASDAQ: TSLA>などがある。

今回の出資について、DFJのパートナーBubba Murarka氏は、

DFJは、これまで既存産業をディスラプトするような技術に投資をしてきました。Visionary VRは、将来、VRによって、ストーリーの伝え方がどのように再定義されるのかというインサイトを与えてくれます。その点で、Visionary VRは私たちの投資方針と合っており、今回投資するに至りました。

と述べ、さらに、Visionary VRについて、

私たちは、これまで、たくさんのVRプロダクトのデモをみてきました。DFJのオフィスでVRアプリが開発されているところもみてきました。初めてVisionary VRのプロダクトをみた時、その感動と衝撃はとても印象的でした。私たちは皆、今でも、その感動と衝撃を覚えています。

と語り、Visionary VRのビジョン、そして、プロダクトの完成度の高さが決め手となったことを明かした。

また、今回の出資で、Murarka氏がVisionary VRの社外取締役に就任する。
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Murarka氏は、これまで、Microsoftで技術開発・プロダクト開発を経験、さらに、Facebook<NASDAQ: FB>ではAndroidアプリの開発や「Facebook Home」プロジェクトでプロダクトの開発に従事しており、事業開発のスペシャリストでもある。なお、同氏の主な投資担当企業はCircle CIやHighlightなど。

Visionary VRは、2014年、Jonnie Ross氏、Adam Levin氏、Cosmo Scharf氏、コンピュータ・グラフィックスや映像技術VFXに精通するGil Baron氏、ゲームデザイナーのLuke Patterson氏によって設立された会社。

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同社によれば、現在プロダクトを開発中とのこと。年内に、言語の壁を越える新しいストーリーの伝え方をVRコンテンツとして提供する予定だ。

今回の資金調達によって、Visionary VRは、エンジニアとデザイナーの採用を強化することで、事業開発を進め、商用化を目指していく。