Uber、2016年上半期は約1,290億円の大赤字…創業7年で赤字は約4,000億円以上

ユニコーン企業でタクシー配車サービス大手「Uber」が2016年上半期の赤字は12億7,000万ドル(約1,290億円)以上の赤字を出している、と報じられた。2009年の創業以来、7年で40億ドル(約4,000億円)以上の赤字を計上している。

8月25日付のBloombergは、ユニコーン企業でタクシー配車サービス大手「Uber」の財務部門責任者Gautam Gupta氏が、投資家向け会議で、赤字が膨らんだことを報告したと報じた。今回の報道によれば、第1四半期で黒転していた「米国事業」においても、第2四半期で再び赤字に転落したという。

Uberの事情通によれば、今年の第1四半期(2016年1月〜3月期)にEBITDA(利払い/税金/減価償却/償却控除前損益)で5億2,000万ドル(約530億円)以上の赤字、さらに、第2四半期のEBITDAは少なくとも7億5,000万ドル(約760億円)まで赤字が膨れ上がり、米国事業でも1億ドル(約100億円)の赤字を計上しているという。これらを合計すると、2016年上半期の赤字は12億7,000万ドル(約1,290億円)以上に及ぶ。

また、Uberは、2015年の上半期にはEBITDAで27億2,000万ドル(約2,800億円)以上とも言われているため、2009年の創業以来、7年で40億ドル(約4,000億円)以上の赤字を計上しているとも言える。

一方、予約ベースでみると、第1四半期の38億ドル(約3,800億円)から第2四半期は50億ドル(約5,000億円)まで上昇し、飛躍的に増加。売上高は、第1四半期の9億6,000万ドル(約980億円)から18ポイント増の11億ドル(約1,100億円)で着地。

これについて、Gupta氏は、投資家向け会議で、運転手に対する補助金が赤字の大半を占めた一方で、UberPoolが大きく寄与し売上が増加したことを明かしている。

なお、Uberは、今回の報道に対してコメントを控えている。