mixtape共同創業者 堀辺氏「ひとりでも多くの人たちに喜んでもらいたい」一人三役の顧客管理サービス コンタクト管理サービス「formrun」を提供開始

mixtapeは、個人でもチームでも使える顧客管理サービスコンタクト管理サービス『formrun(フォームラン)』の提供を開始した。今回、Pedia Newsでは、mixtape 共同創業者/事業統括責任者 堀辺憲氏に、起業の経緯と「formrun」の誕生秘話を中心に伺った。

自分たちが楽しみながら作ったモノを通じて、人々に喜んでもらいたい ーーー その確固たる意思と強い絆が3人をひとつにする。

mixtapeは、本日(12月19日)より、個人でもチームでも使える顧客管理サービスコンタクト管理サービス『formrun(フォームラン)』の提供を開始した。

今回、Pedia Newsでは、mixtape 共同創業者/事業統括責任者 堀辺憲氏に、起業の経緯と「formrun」の誕生秘話を中心に伺った。

mixtapeは、今年(2016年)1月、じげんでエンジニアとして活躍した多田雅斗氏と、クボタや住友スリーエム(3Mジャパン)、ディー・エヌ・エーやコイニーなどで活躍した堀辺憲氏が共同創業した会社。

**前職で同じ職場にいたエンジニアから「一緒に起業しませんか?」と声をかけてもらったんです。これまで同じビジネスサイドの人から声をかけられても乗り気ではなかったのですが、エンジニアから声をかけてもらったことが初めてで、直感的に「彼となら、新しいことができる」と思って「合同会社」という形で起業しました。**

**僕らのチームには、「モノ作りを通じて喜んでもらいたい」というのが原子にあります。僕は、父親が不動産関連の仕事をしていた影響を受けて建築関連製品を扱うメーカーに就職して製造現場やラボでゼロイチのモノ作りを見てきて、それに興奮しました。**

**週の大半がリモートワークで週に1〜2回しか会えないので、三人の意思決定が盤石でないとチームワークもコミュニケーションも醸成できないため、リスクが高いとも思いましたが、「僕らならブートストラップでもできる」と思ったんですよね。また、自己資金でやっているからこそ、自分たちでフィーディング(feeding)していかないといけないという緊張感があります。スタート時は受託してそれを運用資金に回しながら運営していましたが、起業して初めて「経営にはこれだけ責任があるんだ」と痛感しました。**

**正式リリースの前に、ベータ版でテストをしていまして、お客様も既にいる状況なので、お客様の期待に応えていきたいですし、「僕らの価値がゼロになるまで最後までやりきる」のが当然の責任だと思っています。自分たちがユーザーのひとりとして欲しいと思うモノを、みんなで楽しみながら作って、それをユーザーに評価してもらって、常に期待を超えるサービスを提供し続けたい。**

**いま、共同創業者のエンジニアとデザイナーと私の3人で、3人とも20代、30代、40代で世代も違います。違って当たり前なんですよね。自分の出来ないことや力不足なことも素直に言い合えて本当にいいチームだと思います。チームに頼りにされたら、それの期待以上に応えていきたいし、お互いに期待値以上のロール(role)が果たせていると思っていて、そういう間柄だからこそできると思ったんですよね。**(mixtape 共同創業者/事業統括責任者 堀辺憲氏)

創業から約1年の時を経て、mixtapeは、個人でもチームでも使える、”獲得” “管理” “育成” 一人三役の顧客管理サービスコンタクト管理サービス『formrun』の提供を開始した。

**共同創業者のエンジニアが「開発の視座」を持っていたことがキッカケで『formrun』は生まれました。フォームは、お客様にとって唯一の玄関口としてどのウェブサイトやサービスにも必ずあるものですが、開発者にとっては非常に開発工数がかかるものです。僕らは、このフォームの開発工数を削減することで、開発者が本来注力すべき開発ができるように手助けをしたいと思って『formrun』をはじめました。**(mixtape 共同創業者/事業統括責任者 堀辺憲氏)

『formrun』は、「フォームに関する面倒を一気に解決しよう」をコンセプトに開発した、クラウド型コンタクト管理サービス。専門知識を必要とせず、顧客情報を獲得するためのフォーム作成から、入力された顧客情報の管理、コミュニケーションまで、ワンストップで行うことができる。

これにより、キャンペーンやプレゼント企画、イベントの実施など、営業やマーケティング施策の際に利用するフォームの開発コストや導入のリードタイムを大きく削減し、さらにユニークな管理画面による顧客情報の運用が行えることで、顧客獲得やコミュニケーション効率の改善に貢献する。

ここからは『formrun』ならではのユニークな機能を見てみよう。まず、「コード型フォーム作成機能」を見る。

**もともとは「コード型フォーム作成機能」がメインの機能だったのですが、お客様にベータ版を試していただいて、フォームの設置はエンジニアが行いますが、運用はセールス、マーケティング、カスタマーサポート、経営者などビジネスサイドの方々が担当されることが多いとわかりました。それが気づきとなって、今の『formrun』が誕生しました。『formrun』は、ビジネスサイドITリテラシーを問わず、誰でも簡単にフォームの作成と顧客管理ができるツールです。”ツール”の名のもと、誰でも使える利便性の高い道具、複雑なデジタルマーケティングの用語をできるだけ使わず、”獲得” ”管理” “育成” を一気通貫できる顧客管理の体験を提供します。**(mixtape 共同創業者/事業統括責任者 堀辺憲氏)

「コード型フォーム作成機能」を使えば、現在利用しているウェブサイトに1行のコードを埋め込むだけで管理できる。HTMLやCSSが自由に書けるので、ウェブサイトのデザインやトーン&マナーに沿ったフォームの運用が可能。また『formrun』へ移行したいフォームのページURLを入力するだけで『formrun』用の設定が追加されたタグを自動で生成する「フォームお引っ越し機能」も搭載する。

**これまでにフォームを作成したことがある方なら、フォーム作成のパターンを理解されていますが、はじめてフォームを作成する方にはフォームの完成形のイメージがわかず、作成するのが難しいのではと思って、それを簡略化するために「クリエイター機能」を開発しました。完成形からイメージすれば、項目の追加や削除するだけで意図していたフォームを誰でも簡単に作成できます。**(mixtape 共同創業者/事業統括責任者 堀辺憲氏)

次に「クリエイター機能」を見る。クリエイター機能では、あらかじめ用意されたテン プレートを選択し、テキストを入力するだけで、ビジュアル豊かなフォームを誰でも簡単に作成できる。作成したフォームは、好きな文字列でURLを付与した「フォームアドレス」として、仕事やプライ ベートの連絡先や業務依頼先などに利用できる。そのため、 「フォームアドレス」をソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)での共有や名刺に記載し、さまざまなコミュニケーションチャンネルで拡散することもできる。

何より、フォームのプリセットが豊富なのも魅力のひとつだ。会員登録、メールマガジンの購読、資料ダウンロード、カタログ請求、イベント・セミナーの申込をはじめとした、各種登録や請求・依頼・問い合わせなど、20種類のフォームの雛形が用意されている。

**情報には ”ストック型” と “フロー型” があります。例えば、名前や電話番号は固定の情報で ”ストック” されていくものですが、情報の中には鮮度が重要なものもあります。カタログの依頼に関する情報の場合、お客様がカタログを欲しいと思った時から時間の経過とともにお客様のステータスは ”フロー” のように刻々変わっていくため、状況管理が求められます。これらの情報を、自分だけの属人的なデータベースではなく、チームの誰もが理解できる情報として可視化するのが「マネージャー機能」です。**

**また、「タイムライン機能」では、属人的に分散している情報もひとつにまとめることで、いつ・誰が・どのように・何を行なったのかをオンライン上でチームメンバーなら誰でもアクセスできるため、チームコミュニケーションの統合を実現しました。『formrun』は、”顧客管理ツール” という側面と ”チームコミュニケーションツール” という側面の二つを持ち合わせています。**(mixtape 共同創業者/事業統括責任者 堀辺憲氏)

次に、「マネージャー機能」を使えば、顧客のストック&フロー情報をスマートに管理できる。フォームに入力されたデータは、「顧客カード」として自動的にデータベース化。住所・連絡先などのストック情報と、状況や環境に応じて刻々と変化するフロー情報に対応しており、ひとつの顧客情報に対し「リスト」「ボード」のマルチスクリーンを用意している。『formrun』では、フォームに入力されたデータ管理のほか、電話や対面でのコミュニケーションで得 た顧客情報を新規に顧客情報として入力することもできる。

「リスト」は、ストック情報に対応するため、全ての情報をテーブル形式で一斉に表示し、一括編集や特定条件でのデータ並び替などが行える一方、「ボード」は、フロー情報に対応するため、工業製品の生産管理現場で用いられる「かんばん方式」を採用し、顧客の状況に応じた管理が行える。

ボードによるかんばん管理のステータス項目は、フォームの雛形に併せてプリセットされる。そのため、人事・採用におけるエントリーフォームを使えば、採用管理システム(ATS / Applicant Tracking System)としても利用可能だ。

また、効率的なコミュニケーションと情報共有の可視化する「タイムライン機能」を使えば、顧客とのメール送受信の内容や履歴、 顧客に関するメモ情報など、時系列形式で「タイムライン」 として表示されるため、どの担当者が、どのタイミングで、どのようなコミュニケーションを行ったか、顧客とのコミュニケーション内容をチームで共有できる。加えて、「顧客カード」からメールアドレス宛に『formrun』上で、直接メールによるコミュニケーションができるほか、メール送信キャンセルやメールの文面を雛形として作成・編集する機能なども備えており、メールの文章作成と配信における効率化を実現する。

『formrun』には、マーケティング要素も含まれている。それが、ストレスフリーなフォームでコンバージョンを実現する「リアルタイム・バリデーション機能」だ。「リアルタイム・バリデーション機能」とは、項目毎に求められる入力値が正しいかを瞬時に判定したり、郵便番号を入力するだけで住所を自動的に補完するもの。これにより、ユーザービリティを向上させることで、フォームからの離脱や誤入力の低減をサポートする。

最後に、今後の展望について、堀辺氏は、まっすぐな眼差しで、次のように語ってくれた。

**今回『formrun』では、”nice to have” な機能を豊富に揃えることよりもシンプルな心地よさを感じてもらえる機能だけに厳選しました。正式リリースにあたり、ベータ版では、開発コミュニティを中心に、塾やランニングスクールを運営する個人事業主の方々や、コイニーさん、ブラケットさん、ブレンドさんなど、500を超えるユーザーの方々にご利用いただき、高い評価を頂いています。**

**年明けにはお客様のリストをもとに顧客との距離感や関係値を可視化、アクションが行える『コンタクト機能』をリリースしたいと思っています。フォームの作成・受付・運用ができるようになると、次はそのマスターリストが欲しくなると思いますが、それを『コンタクト機能』で一括的にリストに対してアクションができるようにします。顧客管理は、お客様の情報を貯めるのがゴールではなくて、お客様のアセットリストを、自分たちで新陳代謝を高めて、次のアクションに繋げることが重要だと思います。今後は、共同創業者の多田が大学で機械学習を研究していたこともあり、AIや機械学習を使って、業務を効率化していきたいと考えています。**(mixtape 共同創業者/事業統括責任者 堀辺憲氏)