Lyftは9,000億円以上で買収先を探し中!?…General Motorsのオファーは直近バリュエーションの1.6倍

Pedia Newsでは、General MotorsによるLyftの買収提案について取り上げていたが、その続報を入手した。General Motorsは90億ドル(約9,000億)でLyftへ買収提案をした、という。

Pedia Newsでは、General MotorsによるLyftの買収提案について取り上げていたが、その続報を入手した。

8月19日付のRecodeによれば、General Motorsは90億ドルでLyftへ買収提案をした、と報じた。

Pedia Newsでは、今回のGeneral Motorsによる買収提案について以前にも取り上げているが、Lyftはこの提案を断り、さらにM&Aを得意とするQatalyst Partnersを起用している。

##### 参考記事

* **General Motors、Lyftの買収に関心…約1,000億円以上のCruise Automation買収に次ぐ巨額M&Aとなるか**

実際に、Lyftでは、今回のGeneral Motorsによる買収提案を契機に、General Motors以外の自動車企業大手、グーグルの親会社アルファベット、アマゾン、マイクロソフト、アップルなどIT企業大手を含め、配車サービスやシェアリング・エコノミーに関心ある企業を対象とし、水面下で次なる動きを進めている。

Lyftは、直近ラウンドのシリーズFで、General Motorsをリード投資家に迎え入れ、アリババや楽天などから10億ドル(約1,000億円)の資金調達を実施。Lyftの直近バリュエーションは、ポストマネーで55億ドル(約5,500億円)。

また、Lyftは、今後の業績見通しについてポジティブな評価をしている。というのも、売上ベースで、2014年から2015年の6倍以上に増加しており、今年(2016年)の売上は過去最高を更新する見込みだからだ。さらに、現在、Lyftは、現預金14億ドル(約1,400億円)を銀行に眠らせているとも言われている。

Lyftは利用者を好調なスピードで伸ばしているが、競合のUberの足元にはまだ遠く及ばない。2016年7月時点の乗車数を見ると、Lyftは1,400万であるのに対し、Uberは6,200万。

##### 参考記事

* **Uberのライバル・ユニコーン企業「Lyft」、先月の乗車数は1,400万を記録…バリュエーション約5,600億円、新たな経営戦略で巨額M&Aを目指す**

Uberが米国市場での大いなる成功を引き下げ、欧州、アジアをはじめ、世界各国に進出していく姿を見ていると、Lyftがこのタイミングでイグジットに踏み切り、強力なパートナーを得てさらなる飛躍を目指すことは経営判断の一つとしてベターかもしれない。

なお、Lyftの関係者は、8月21日付のThe Vergeの取材で、今回の一連の報道を完全否定している。