App Annie、小売業界アプリMAUランキングを発表

アプリ情報プラットフォームを提供するApp Annieは、小売業界アプリに関する調査レポート「成長を続ける小売アプリ:小売業者がトップアプリから学べること」の調査結果を発表した。今回の調査は、米国、韓国、日本、イギリス、ドイツ、フランスにおける小売業者を詳細に調査したもの。

アプリ情報プラットフォームを提供するApp Annieは、10月18日、小売業界アプリに関する調査レポート「成長を続ける小売アプリ:小売業者がトップアプリから学べること」の調査結果を発表した。今回の調査は、米国、韓国、日本、イギリス、ドイツ、フランスにおける小売業者を詳細に調査したもので、過去12カ月のモバイルアプリのインパクトと各国市場に影響を与えているトレンドを分析したもの。

まず、調査したすべての国において、「実店舗・オンライン併用型」と「オンラインファースト」の両方の小売アプリにおける利用時間が、過去12カ月で増加しており、特に米国、韓国、日本では、小売アプリにおける総利用時間が高くなった。

日本と韓国では、高齢化が進み人口増加率が低いことから、小売業者は、既存顧客のエンゲージメントとリテンションに重点投資する傾向が強くなった。

そのため、日本では、積極的な割引とポイント還元が広く行われている。具体的には、顧客からの積極的な参加を必要とするロイヤルティプランが一定の成功を収めている。

また、韓国では、市場におけるアンドロイド端末の普及率が高いことも貢献し、他国より高い伸びを示すと予想。米国では、人口とモバイル普及率の高さが成長を後押しする中、過去12カ月間に「実店舗・オンライン併用型」(55%増)、「オンラインファースト」(60%増)の両方のアプリで利用時間が急増した。

さらに、調査したすべての国において、「オンラインファースト」の小売アプリ上位は、ユーザーあたりセッション数と、その伸び率の両方で、「実店舗・オンライン併用型」アプリ上位を上回る結果となった。

「オンラインファースト」アプリのエンゲージメントが特に高かったのは、韓国。韓国における、ユーザーあたりセッション数の平均値は他国の約3倍となった。これは、「11st」「Coupang」「WeMakePrice」などのアプリが牽引した。

アジア圏でみると、中国と韓国では「オンラインファースト」アプリがユーザー数ランキングを独占する一方、日本では「実店舗・オンライン併用型」が依然としてユーザーを維持しており、特異な市場を形成していることがわかる。