3Dプリント業界のエースFormlabs、Foundry GroupとAutodeskなどからシリーズBで約35億円を資金調達

3Dプリント業界で、消費者と企業を魅了し続ける、米国・マサチューセッツ州ケンブリッジのスタートアップFormlabsは、Foundry GroupとAutodeskなどからシリーズBで3,500万ドル(約35億円)の資金調達を実施し、Autodeskと戦略的業務提携を締結した、と発表した。今回の資金調達で、資金調達額は累計5,500万ドル(約55億円)となった。

3Dプリントは米国を中心に世界各国で人気になりつつある。(参考記事:3DHubs調査、3Dプリンター数は米国・ニューヨークが最大

その3Dプリント業界で、消費者と企業を魅了し続ける、米国・マサチューセッツ州ケンブリッジのスタートアップFormlabs](http://formlabs.com/){: target=”_blank”}は、[8月4日、 Foundry GroupとAutodeskなどからシリーズBで3,500万ドル(約35億円)の資金調達を実施し、Autodeskと戦略的業務提携を締結した、と発表した。今回の資金調達で、資金調達額は累計5,500万ドル(約55億円)となった。

今回のラウンドには、既存投資家の DFJ Growth、Pitango Venture Capital、アップルの元ヨーロッパ部門責任者Pascal Cagni氏も参加した。

これにより、Foundry Groupの共同創業者で、MakerBotやFitBitに投資するBrad Feld氏が社外取締役に就任する。Feld氏は、20年以上、アーリーステージの投資家・起業家で、Techstarsの共同創業者でもある。一方、Cagni氏は、FormlabsのEMEA地域での事業拡大に向けて戦略的アドバイザーとして、Formlabsを支援する。これにより、Formlabsは、現在のアフリカ、アジア、オーストラリア、ヨーロッパ、北米に横断した販売網をさらに拡大させていきたい考えだ。

Formlabsは、2012年、MITメディアラボのMITのCenter for Bits and Atoms(CBA)出身のエンジニアとデザイナーによって設立された会社。

Formlabsでは、エンジニア、デザイナー、アーティスト向けに、強力で誰でも簡単に利用できる3Dプリントシステムの開発・製造する。

主力商品「Form 2 3D printer」は、高解像度の物理オブジェクトを生成するために、ステレオリソグラフィ(SLA)を使っている。ステレオリソグラフィの中では世界で最も売れたプリンタだ。

また、Formlabsの年間売上高は3年連続で100%以上成長し続けており、1か月あたりの出荷台数は1,000台を超える。さらに、今年はじめには、Formlabsは3DプリンタのオンラインコミュニティPinshapeを買収したばかり。

Pinshapeは、最近日本に拠点を持つなどグローバル展開に積極的で、北米、欧州、アジアで190名以上の従業員を持つ。

今回の資金調達によって、Formlabsは、世界中の顧客の需要に応えるためにオペレーションを拡大させ、研究開発を強化し、さらに事業拡大を進め、エコシステムを構築していきたい考えだ。