脱社畜サロン1,100人突破!起業家準備中の社畜に物申す!【イケダハヤト✕連続起業家・正田圭 特別対談】

脱社畜サロン

「起業したい」「脱社畜したい」ーーだけど、何をすればいいか分からない。そんな方のために、プロブロガー・イケダハヤトと、連続起業家・正田圭が主宰するオンラインサロン『脱社畜サロン』が始動しました。それに伴い、ふたりの対談が実現。

なぜいま世の中に起業準備中の人が増えているのか、脱社畜したいのにできない人は何が原因なのか、そして脱社畜サロンではどのようなことを行うのか。一歩踏み出したいけど踏み出せないあなたへ、イケダハヤト✕正田圭の「脱社畜」対談をお届けいたします。

「起業準備中」は脱社畜を目指す人たちの現実逃避でしかない

正田圭:いま僕は、連続起業家を目指す方のためのオンラインコンサルコミュニティ『pedia salon』を運営していて、いま220名以上いるんですけど、基本的にはすでに起業をされている方をターゲットにしているのですが、まだ起業していない方も多くいるんですね。

そして、コミュニティメンバーに対して定期的に30分ミーティングなどを開催していて、顔見知りになっていく方もいるんですが、「最近どうですか?」と聞くと、「いや、いろいろ事業は考えてはいるんですが……」と、会社を辞めれず、起業もできていない方が多いんです。

そういった『pedia salon』のメンバーを見ていて気づいたのは、起業準備中の方って、よっぽど強く背中を押すか、時間がかかるにしても「起業しろ!」「会社を辞めよう!」と常に刺激を与え続けないと起業に踏み込まないんですよね。最近は、言い続けた結果もあって、3人ほどようやく起業をされた方々がいたのですが、なかなか人は行動に移せないものなんだなと。

イケハヤ:そうですね、時間かかりますよね。僕もブロガーの方から「ブログでお金を稼いでいきたいんですけど、会社辞めてもいいですか?」とかって相談を受けたりするんですよ。そして、いけそうな人であれば「いいんじゃないかな」と伝えたりするんですが、いきなり「明日、会社を辞めます!」という人はなかなかいませんよね。アドバイスをもらって、すぐ行動する人って結構少ない。

この人はいけるかも!?と思う方でも、いろいろチャレンジして成果を出すまでに半年〜1年はかかるなという印象があるので、脱社畜をしたいと思っていても、すぐに実現できる人って極稀な気がします。

先日も「脱社畜」サロンで呟いたのですが、有益な情報があってもやる人って1〜2%くらい。やるだけでも他とは差がつくんですよね。ちなみに、呟いた内容をチラ見せすると、以下のように稼ぎに直結するような内容なんですけど、それでも行動に移す人って全然いないんですよ。

脱社畜サロン イケハヤ 投稿内容

正田圭:起業したいけどまだ起業をしていない人たちの話を聞くと、「起業するネタがない」という悩みを持っている人が多くいて。「メディアか?いや、飲食?でも、それじゃTHE BRIDGEとかTechCrunchとかに載れないよな、やっぱりアプリ?」みたいな感じでモヤモヤしている人が多いんですよね。

そこで、過去に起業準備中の人たちに向けた「起業戦闘力養成講座」という起業したいけどネタがないという人向けのプログラムを開催したんですね。2週間に1回集まり、課題を出す。課題をやってこない人は参加できません、という方針で始めて、60人近く参加したんですが、最後まで残った人はたったの7人。

そのとき気づいたことは、起業準備中の人たちは、悩んでいるようで実は本気で悩んでないんですよ(笑)。

「起業準備中」というのが彼らにとって一番コンフォートゾーンになっているんです。起業準備中って名乗るけど、本当は起業したくない、みたいな。起業したら、実際やらなくてはいけないことが多くて大変だから、「本気で努力はしたくない! 無理!」みたいな感じになってるんですよね。

イケハヤ:社畜の現実逃避の方法が、「起業準備中」と名乗ることになっている(笑)。プロブロガーになることもそうですが、何かを自分でやる、起業するというのは、自己否定される可能性がありますからね。だけど、社畜は毎日自己否定されているので、これ以上、自己否定されたくないじゃないですか。だから、起業準備中を名乗れば自己否定もされずに済みますからね。

正田圭:しかも、Twitterのプロフィールに「起業準備中」とかって書くと、他の経営者にフォローされたりして喜んでいるんですよ、起業準備中の人たちって。そこゴールじゃないでしょ!と(笑)。

「起業準備中」という肩書きが、ファッションになってるんですよね。しかも、おもしろいのが、合コンでモテるらしくて。男性だけじゃないんですよ、女性も「起業準備中」を名乗る方が増えてるんです。そう名乗ると、経営者と合コンする機会が増えるんですよ、彼女たちは。

イケハヤ:おもしろいですね、それは(笑)。

肉体と精神が崩れるくらいの「ギリギリのバランス感覚」が重要

正田圭:僕は「起業準備中」層が多いのは、社会問題と言えるくらい問題だと思ってるんですよ。だって、彼らは本当に何もしませんから。しかも、彼らは優しくしてくれる人に集まる習慣があると思うんですね。オンラインサロン選びも、優しくしてくれるところに集まる。「もっと努力しろ!」と厳しくすると、「ここは自分の居場所ではない!」とヤドカリみたいに別のサロンに移っていくんですよ。

「いい夢見させてくれや」みたいな感じなんですよね。

でも、本当に起業準備中なのであれば、行動するのはあなたたちですよ、と。だから僕はこの『脱社畜サロン』では、そういったゆるふわ起業準備中の人たちに対して、活を入れていきたいんですよ。起業準備中と名乗っておきながら、週末に起業家コミュニティのイベントとかに参加して満足して何もやらない人とかいますけど、それは違うだろ!と。そして、メンバー同士でも活を入れ合う、そんなサロンにしていきたいなと。

イケハヤ:僕もいろいろな方から相談を受けますが、起業準備中の人も、ブロガーを目指す人も、純粋に努力が足りないなと。そして、それは2つ意味があって、1つは「甘く見ている」。起業する、ブロガーになる、インフルエンサーになる、どれもそうなのですが、成功するために必要な努力の総量を見誤っているんですよ。ブロガーになりたい!という方には、「1日8時間ブログを書いて、それを毎日継続していけるようでないとブログで稼げるようになれませんよ」と口を酸っぱくして言っています。

もう1つは、「努力が足りない」と伝えた上でも努力ができない。ブログなんてどこでも書けるわけですし、起業であっても今できること、やるべきことってあるわけで、それをみなさんやらないわけですよ。ぜんぜん努力していない。僕は、頭が痛くなるくらい、体調を崩すくらい、肉体と精神のバランスが微妙に崩れるくらいの橋を渡っていく感覚、それが大事だと思っています。そのバランス感覚を身につけられれば、最大限の努力をしながら長く続けることができるからです。必要な努力量をちゃんと見定めて、その上で努力しまくる。脱社畜をするのであれば、それしかないですよね。

正田圭:最近、「努力」がトレンドじゃないですもんね。ビジネス書でも、その傾向があるらしく、『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』の著者である山田真哉さんの『平成のビジネス書 「黄金期」の教え』という書籍でもあったのですが、平成のビジネス書では「もっと努力しろ!」系の書籍がトレンドではなくなってきているらしいんです。

だけど、努力しないと何も結果は得られないじゃないですか。だから、僕たちは「もっと努力しろ!」と言い続けないといけないんですよ。

イケハヤ:当たり前のことなのに、1周まわって、努力が必要だと言わなきゃいけないんですね(笑)。

ZOZO前澤さんが「Twitterフォロワー200人から増えません」なんて想像できない(笑)

正田圭:起業準備中の人たちって、「そもそも、起業するためには現実的に何をすればいいの?」というのを知らないんですよ。あるとき、起業準備中の人に「起業するための計画を立ててごらん」とアドバイスしたとき、その彼は4年計画をつくってきたんです。会社の経営計画とかではなく、起業するまでの、スタートラインに立つまでの計画で4年って(笑)。オリンピック終わっちゃうじゃん!と。

でも、これは笑い事ではなく、「起業のスタートラインに立つまでのスタート」の切り方がわからない方が多いんですよね。水泳のレッスンで言えば、最初の25mの泳ぎ方を教えるようなことで。25mを泳げれば、50m、100mと泳げるじゃないですか。でも25mをまず泳げるようになるには、顔を水につける、蹴伸びする、といったことを教えないといけないわけですよ。

同じように、起業で言えば「会社を辞める」「登記する」「SNSをやる」とかいったことが、起業のスタートラインに立つためのスタートなんですよ。今回僕たちが行う『脱社畜サロン』では、そういったことを教えていければいいなと思っています。

また、「世の中を良くしたいから起業する」と言う人も多いですけど、僕やイケハヤさんは、効率よくささっと稼ぎましょうよ、というスタンスじゃないですか。好きなことを仕事にしろ!みたいなことは、どうでもいいとすら思っていて。

では、それを実現するためには何が必要かというと、自己資金、出資してくれる人、プログラミング力、文章力、SNSのフォロワー数といった “起業戦闘力” なんですよ。起業戦闘力の10の項目があるのですが、それぞれの項目を10点満点(合計で100点満点)としたときに、トータル50点を取れれば、どんなしょぼいビジネスモデルでもなんとかなるんですよ。

▼参考:連続起業家・正田圭が定義する「起業戦闘力」10の項目

  1. 年齢
  2. 自己資金
  3. 月間生活費
  4. 他人を巻き込む力(投資を受けられる人数)
  5. 影響力(SNSのフォロワー数)
  6. ベンチャー界隈の友達の数
  7. プログラミングスキル
  8. 話す力
  9. 書く力
  10. 持っている社長の名刺の数

そして起業戦闘力を高めるためには、ブログやTwitterは特にいま重要ですよね。最近、起業したばかりの方には、「起業初期段階の悩みの9割はTwitterが解決する」とまで言い切っちゃってるんです。シリコンバレーなどでは、ブログをやっていないと「なぜブログやってないの?」と不安がられます。サービスの認知度向上も採用もTwitterでできますし、投資家からの連絡もTwitterのDMで来たりしますし、インフルエンス力を高めれば協力者を募ることもできます。

イケハヤ:創業者がマーケティングできないと上手くいきませんからね。ブログやSNSって言ってしまえばマーケティングそのものですから、起業したいのであればやったほうがいいし、それができないなら、起業はやめたほうがいいですよね(笑)。

起業して成功できるイメージが浮かばないですもんね。極論、ブログでうまくいかないようであれば、起業してもうまくいかないと思います。ZOZO前澤さんも水を得た魚の如く、Twitterを上手に使いますからね。

正田圭:前澤さんが「Twitterはじめてみたけど、フォロワーが200人から増えません」とか想像できないですもんね(笑)。

でも、起業したいです!という人にTwitterのフォロワー何人いるの?と聞くと、「16人です!」とか返ってくるんですよ。いやいや、5,000人まではまずフォロワー増やせよ!と。だけど、起業準備中の人を対象としたブログやSNSの話って、意外となかったりして。薄々やったほうがいいんだろうと思いつつも、やり方がわからないんですよね。だからこそ、この『脱社畜サロン』をイケハヤさんと一緒に意味があるなと思っています。

なんなら、ブロガーになる、というのだって言ってしまえば一種の起業ですからね。実際、GameWithであったりも、壮大なブログ事業なわけじゃないですか。また、堅実にSEOをやっている企業はやっぱり強いですからね。実際、僕がはじめにやった事業もSEOでしたし。

メディア事業をやり始める人も、この『脱社畜サロン』から出てきそうだなと思いますし、出てきたら面白いなと楽しみですね。

「脱社畜するなら、これくらいできて当たり前」そんな課題を出していく

正田圭:イケハヤさんは、この『脱社畜サロン』をどうしていきたい、とかってあります?

イケハヤ:サロンメンバーが「イベントやるからサロンメンバーから仲間募集します!」みたいな形で、自らプロジェクトをつくって動いてもらって、その活動を僕らがフィードバックしたり、拡散を協力したりと、サロンメンバーの活動を応援をするという空気感が出せるといいなと思っています。「頑張るのは、あなたたちですよ」と。

僕はいまブロガー支援を行っていますが、もともと起業家支援をやりたかったんですよ。なので、東京にいたときは起業準備中の人とよく会っていました。高知県に来てからはそういう人と会う機会はなくなりましたけど、純粋にそういった方に会うのは非常に楽しいんですよ。そこから新しいビジネスが生まれることなんてよくありますからね。

この『脱社畜サロン』でも、いい人がいればぜひ僕も一緒に仕事したいですからね。そして、そういった方々を見つけ出して、ちゃんと引っ張ってあげることが大事だなと。

正田圭:それはありますね。僕も『pedia salon』には起業準備中の人が多いと言いましたが、中には実際に行動に移していく、いいなと思える人たちがちらほらいるんですよ。そこから実際に3件は出資もしていますし、『脱社畜サロン』でも「こんないい人がサロンに入ってくれていたとは!」という人がいたら面白いですね。

イケハヤ:サロンメンバーにとっても、「一緒に仕事やろう!」となるメンバーをサロンで見つかることは多くありますからね。

そして、「脱社畜」って、社畜の人が思っていることなんですよ。社畜じゃない人は、脱社畜するぞ!なんて思いませんから。なので、サロンメンバーで自らが動いて、そこで仲間ができて、自信もついて脱社畜できる、そんなサロンにしていきたいですね。

正田圭:僕はさきほどのイケハヤさんの努力の話もそうですが、起業のスタートラインに立つまでのスタートを切るために、「これくらいやれて当然だよ」「このハードルくらい越えられるでしょ」という課題を定期的に出していきたいなと。

たとえば、「1週間で儲かるビジネスアイデアを100個考えてください」といったもの。Payme代表の後藤さんとこの話をしたら、「1日200個出せるから、5日で1000個は出せるかな」と話していました。さすがに後藤さんみたいに1000個出せ!というのはサロンメンバーには厳しいけど、1週間で100個アイデアを出すくらいはやってほしいんですよね。

イケハヤ:100本ノック面白そうですね。僕がやりたいです、それ(笑)。

正田圭Paymeの後藤さんと話していてあと面白かったのが、「海外のベンチャー企業のビジネスモデルを1000個、見つけてくる」というのを、シートにまとめてベンチャーキャピタリストに送ったり、noteに書いたりすると、投資家から連絡きたりするといった話をしていて。

投資家からしたら、「こいつ、なんかわかんないけど、これだけやれば何かやってくれそうだな」と思いますからね(笑)。起業家の卵であっても、これくらいはやって当たり前!というのをこなしていけば、いざ自分で起業し始めたときに挫折することもないですよね。イケハヤさんは、こういう課題を出してみたい、ってあります?

イケハヤ:SNSまわりで言うと、最近ブロガー界隈で流行っていることでもありますが、「Twitterフォロワー1000人を獲得してください」「1日30ツイートしてください」といったことはやりたいですね。1日30ツイートって、意外と難しいんですよね。だけど、起業するよりもラクでしょ?と(笑)。

正田圭:あとは、上述の起業戦闘力において、メンバーが50点取れるようにしていきたいですし、サロンメンバー間で刺激し合えるよう、「会社辞めてきたぜ」「毎月の生活費みんないくら?」といったものから、「今日こんなランチした」「このツイートの内容について、みんなどう思う?」といったものまで、フリートークを通じての交流も活性化させていきたいなと。みんなで活を入れ合って、「オレもやらなきゃ!」という雰囲気をつくっていきたいですね。

イケハヤさんの言う通り、メンバーが自ら動き、起業戦闘力を身につけ、実際に脱社畜する人が増える、そんなサロンにしていきましょう。

「脱社畜」サロンで話されている内容を公開!

少しだけ、脱社畜のサロン内で展開されている話の内容をお見せすると、

脱社畜サロン イケハヤ

自分一人ではどうしても進められないのが人間というもの。そこでアウトプットを報告しあうスレがあり、サロンのメンバー感でお互いに切磋琢磨。

脱社畜サロン 正田圭

会社設立の実務に関する実務に関して、正田圭に直接質問することができます。決算月に関するつぶやきだけでもかなり役立つのではないでしょうか!

脱社畜サロン 箕輪

さらに、箕輪さんもゲストとして参加!豪華メンバー陣で起業に関するあらゆる疑問に答えていきます。