サイトM&Aを利用しよう!メリットや買うべきサイトの選び方を解説

サイトM&A

サイトM&Aとは、企業や個人が製作したウェブサイトを売買することです。

でも、「どんなウェブサイトを買えばいいの?」と疑問に思う人も多いはず。

確かに、収益のあるウェブサイトかを判断することは難しいですよね。

そこで今回は、サイトM&Aをする際に確認したいチェックポイントや、買収価格の相場、サイトM&Aの流れを丁寧に解説。

最後までしっかり読み、効率的に儲けるサイトM&Aを活用方法を確認しましょう。

M&Aについて詳しくは以下の記事を参考にしてください。

M&Aとは?その目的や手法、メリット・デメリットをわかりやすく解説

サイトM&Aとは

サイトM&A とは

サイトM&Aとは、企業や個人が製作したウェブサイトを売買することです。

10年ほど前から注目されていて、どんどん市場が拡大しています。

ウェブサイトを1から作って閲覧数を増やすよりも、良質なウェブサイトを購入した方が効率的だと考えられるようになったのです。

近年では、売却を目的にウェブサイトを立ち上げるケースも増えてきています。

しかし、目に見えるものとは違って、無形のウェブサイトの価値を測るのはとても難しいです。

次の章で、ウェブサイトの相場を確認していきましょう。

サイトM&Aの相場

サイトM&A 相場

1つの目安として、月間の利益×1.5~2年が買収価格が基準となることが多いです。

サイトM&Aの相場は特になく、ECサイトだから100万円とか、ポータルサイトだから500万円などといった基準は全くないのです。

さらに、ウェブサイトの価格の判断基準としては以下の項目が挙げられます。

・収益性
・アクセス数
・検索結果
・ページランク

これらの項目によっても、買収価格は左右されます。

買収をする際には、ウェブサイトを1から作った場合の人件費や時間も含めたコストを想定し、それよりも安いと思える価格で買収しましょう。

サイトM&Aで買収をするメリット

サイトM&A メリット

「どうしてこんなにサイトM&Aが注目されているの?」と疑問に思う人もいるかもしれません。

もちろん、ウェブサイトを買う人が増えているから売る人も増えているのです。

サイトM&Aで買収をする人が多いのは、それだけ多くの効果を得ることが出来るからだと言えます。

ウェブサイト買収をする3つのメリットを説明していきます。

メリット1.完成されたウェブサイトを効率的に手に入れられる

ウェブサイト買収の最大のメリットは、時間や人件費をかけずに完成されたウェブサイトを手に入れられることです。

ウェブサイトの立ち上げには、企画や準備、記事作成など多くの時間が必要となります。

もちろん、ウェブサイトの立ち上げのための人も必要です。

そのため、すでに完成しているウェブサイトを、手間をかけずにお金だけで手に入れることはとても魅力的なのです。

メリット2.ユーザーを獲得できる

買収したウェブサイトのユーザーが自分の欲しいターゲットと同じであれば、ユーザーを獲得することになります。

ウェブサイトの立ち上げて、すぐにユーザーがつくわけではありません。

少なくても3ヶ月、安定するのに1年ほどかかるケースもあるのです。

買収したウェブサイトのユーザーを引き継ぐことが出来るのは、サイトM&Aのメリットの1つといえます。

メリット3.運営ノウハウを手に入れられる

ウェブサイトの買収では、運営ノウハウも同時に手に入れることが出来ます。

ウェブサイトは作って終わりでなく、収益をあげるために運営していかなくてはなりません。

ユーザーの獲得、検索の上位ランキング、ナビゲーション方法などの運営ノウハウが必要なのです。

このようなノウハウは1からの立ち上げでは短期的に獲得出来ませんが、サイトM&Aを活用すれば短期間でノウハウを手に入れることが出来ます。

買うべきサイトのチェックポイント

サイトM&A チェックポイント

ここまではサイトM&Aの相場やメリットを説明してきましたが、ここからは実際にサイトを買収するときに知っておきたいことを説明していきます。

サイトM&Aを利用するのであれば、価格は高くても買収メリットの高いウェブサイトを買収しましょう。

まずは、どのようなウェブサイトを買うべきなのか確認していきましょう。

4-1.閲覧数が多い

閲覧数やアクセス数が多いと、買収後に収益化がしやすいため、買収前にチェックしましょう。

多くの人に読まれているウェブサイトは高い信頼性があります。

信頼性の高いウェブサイトは、サービスや商品をオススメをするとユーザーが素直に受け入れてくれることが多いのです。

今は収益化できていなくても、買収後、すぐに収益化出来る可能性が高いので、買収先としてオススメです。

4-2.ターゲット通りのユーザーがいる

獲得したいターゲットが、収するウェブサイトのユーザーと合致しているかを確認しましょう。

いくら良いコンテンツであっても、想定している顧客層に届かなければ、ウェブサイトの収益性は伸びません。

そのため、狙っているターゲットと買収するウェブサイトのユーザーは一緒である必要があります。

特に、狙っているユーザーに特化したウェブサイトの収益性は高いです。

4-3.利益率が高い

基本的なことですが、利益率が既に高いウェブサイトは買うべきサイトといえます。

ほとんど手を加えなくても収益が上がるので、サイトM&Aの醍醐味ともいえるでしょう。

もちろん、既に利益率が高いウェブサイトの買収価格は高くなります。

しかし、1~2年以内には回収できる額です。

一時的にまとまったキャッシュは必要ですが、今後の収益を見越すと、すでに利益率が高いウェブサイトは買収先にオススメです。

こんなサイトは買っちゃダメ

サイトM&A 注意点

閲覧数が多く利益率も高いので、一見買うべきサイトだと思っていても、買収後、収益が伸びなかったというケースもあります。

そういったことを避けるために、これから説明する2つの条件にあてはまる場合には買うべきでないと判断するべきです。

1つずつ説明していくので、確認しましょう。

5-1.書き手にファンが集まっている

ウェブサイトのコンテンツではなく、書いている人に価値がある場合は買うべきではありません。

例えば、有名な社長や個性的なキャラクターのブロガーが運営しているウェブサイトは要注意して下さい。

なぜなら、ユーザーは「その人」が書いているものに価値を見出しているからです。

そのため、運営元が変わるとユーザーが離れていく可能性が高いのです。

書いている人ではなく、ウェブサイトのコンテンツに注目をして買収をしましょう。

5-2.小手先のSEO対策をしているウェブサイト

小手先のSEO対策だけで集客しているウェブサイトを買収することは、大変危険です。

特定のキーワードだけで、検索ランキングの上位に表示されている可能性があります。

もし、検索エンジンのランキングの計算方法が変わってしまうと、一気に順位が落ちてしまうかもしれません。

そうなってしまうと、収益性も下がってしまうのです。

そのため、良いコンテンツを提供しているかを重視する必要があります。

小手先だけのSEO対策をしているウェブサイトは、買収をしないようにしましょう。

サイトM&Aで買収するならアドバイザーを頼ろう

サイトM&A アドバイザー

ウェブサイトを買収をするときには、M&Aアドバイザーに頼るようにしましょう。

なぜなら、第三者目線がないと、どちらかが損してしまう可能性があるからです。

特にウェブサイトは目に見えない無形の資産なので、査定が難しいです。

M&Aアドバイザーがどんな仕事をしてくれるのかを確認しましょう。

6-1.買収候補のウェブサイトの提示

目的やニーズをヒアリングした後、買収候補のウェブサイトを何件か提示してくれます。

もちろん、画面上でウェブサイトを見るだけでなく、収益や閲覧数などの情報も開示してくれるのです。

売り手の情報に偽りがないことを証明してくれます。

6-2.売り手との面談の立ち会い

売買交渉を進めていく中で、売り手と買い手の面談がありますが、その際にM&Aアドバイザーも立ち会ってくれます。

もし、直接売り手に聞きづらいことがあれば、事前にM&Aアドバイザーに相談しておくことで、疑問解消が可能です。

売り手と買い手だけで交渉を進めてしまうと、どちらか一方が損することも出てきます。

そのようなことが起きないためにも、仲介人であるM&Aアドバイザーは重要な立ち位置なのです。

6-3.買収価格の妥当性のアドバイス

ウェブサイトの買収価格が妥当か、第三者目線のアドバイスをもらうことが出来ます。

ウェブサイトは目に見えない無形資産のため、査定することは難しいのです。

もし、売り手と買い手だけで買収価格を決めようとすると、売り手は高く売りたがり、買い手は安くで買いたがり、話がまとまりません。

過去の事例などを用いながら、双方にとって損をしない買収価格を提案してくれるはずです。

6-4.買収金額の一時預かり

買収することが決まり、契約を交わした後は、M&Aアドバイザーに買収金額を振り込みます。

問題なくウェブサイトの受け渡しができたのが確認された後、売り手に買収金額が振り込まれるのです。

万が一、トラブルが発生してしまった場合でも、M&Aアドバイザーを通しておけば、受け渡しが完了するまでは売り手に買収金額が渡ることはありません。

6-5.ウェブサイトの移管作業

ウェブサイトの買収後、実際に運用できるように移管作業を行う必要があります。

売り手と買い手の間で完結すれば問題ないのですが、知識不足だったり、手間を省きたいということであれば、M&Aアドバイザーに任せることも出来るのです。

移管作業でトラブルが発生することもあり得るので、プロであるM&Aアドバイザーに任せると安心できます。

サイトM&Aの流れ

高い価格で会社を売る方法とは?売却の流れや売却相手の選び方まで

実際にサイトM&Aで買収をする場合の流れについて、具体的に説明していきます。

M&Aアドバイザーに依頼した場合の、サイトM&Aの買収までの流れをみていきましょう。

大きく、(1)事前準備(2)ウェブサイト選び(3)売買契約(4)移管作業の4つの過程に分けて説明します。

(1)サイトM&Aの事前準備

①本当にサイトM&Aをするべきか?

買収を決定する前に以下の3つについて明確にしておく必要があります。

・サイトM&Aの目的と戦略

・適切な買収相手像

・サイトM&A基本計画の策定(スケジュール)

この3点が定まっていないと、サイトM&Aの成功は実現しません。

②M&Aアドバイザーの選定・契約

経験と実績が豊富なM&Aアドバイザーをしっかりと選び、機密保持や業務内容・報酬で揉めないように契約を結びます。

M&Aアドバイザーを選ぶときには、以下のポイントは必ずチェックしておきましょう。

・経験や実績が豊富か

・法律/会計/税務/経営/交渉理論の専門知識があるか

サイトM&Aを専門としているM&A業者もたくさんあります。

ウェブ上でまずは検索してみましょう。

(2)買収するウェブサイト選び

①買収候補先絞込みの評価基準作成

なぜウェブサイトを買収したいのか、目的を明確にしたうえで、どのようなウェブサイトを買収したいのか、M&Aアドバイザーと一緒にまとめていきます。

さまざまな条件を出し、評価基準を作成していきます。

作成した評価基準に合うウェブサイトをM&Aアドバイザーが紹介してくれるので、その中から買収先候補を見つけましょう。

②売り手への打診

ノンネムシートと呼ばれる匿名の企業概要を使って買い手に打診していきます。

打診する前には必ず重要な資料を渡して良いか(ネームクリア)の確認が行われます。

③秘密保持契約

売り手候補が興味を示し、さらに詳細な情報を求められた場合、秘密保持契約を結びます。

このタイミングで社名や詳細な情報が相手の企業に開示されます。

④売り手との面談

双方ともに売却・買収を進めたいということになれば、面談を行います。

売り手は、これまでどのようにウェブサイトを運営してきたのか、買い手は今後どのように運営したいのか、などを話し合うのです。

その他、ウェブサイト運営に関して知っておきたいことを確認する場となります。

(3)サイトM&Aの契約・クロージング

①意向表明書の提示

トップ面談で納得のいく相手だと判断をした場合、買い手側が意向証明書が提出します。

意向証明書とは、買収方法や買収価格などの提案がかかれた資料のことです。

また、同時にM&Aアドバイザーが双方の間に立ち、条件面の調整をおこなっていきます。

②基本合意契約書の締結

意向表明書に合意した場合、改めて双方で合意している条件が明記された基本合意契約書を作成して、締結します。

LOI(基本合意書)とは?M&Aにおける締結の目的や内容を解説

③デューデリジェンス

売り手が開示したウェブサイトの情報が正確なのかを調査していきます。

調査の内容は、財務・法務が中心です。

特に法務調査では、あてはまる事業に関する法令順守の状況などを確認し、リスクを事前に把握しておきます。

また、ウェブサイトの価値調査も同時に行います。

収益やユーザーの推移、ウェブサイトの運営に必要な費用などを調査するのです。

このデューデリジェンスの結果を元に、買収価格を決定していきます。

デューデリジェンスとは?その種類や方法、M&Aで使用する際の注意点を解説

④条件交渉

最終的な買収価格はこの時点で決定します。

そのほか、

・買収後の移管作業は誰がするのか

・買収前後のスケジュール

なども、この時点で決めるようにしましょう。

⑤売買契約・クロージング

売買契約書の締結によってサイトM&Aの契約は完結します。

最終的な売買契約では、詳細に条件を明記しておくことで、買収後のトラブルを防ぐことが出来ます。

(4)移管作業

売買契約の締結が終わったら、サイトドメインの切り替えや、サーバーの移管をしていきます。

これらは実際にウェブサイトを運営していくために、不可欠な作業です。

サイトドメインの切り替えやサーバーの移管は、だれがするのか、しっかりと事前に決めておきましょう。(M&Aアドバイザーに頼ることも出来ます。)

サイトM&Aによる節税効果も期待できる?

個人事業の廃業時に税務署へ届出するもの

ウェブサイトの買収は、買収費用が経費になるため、節税効果が期待できます。

ただし、ソフトウェア扱いとなるウェブサイトは、減価償却資産とされ、5年かけて償却しなければなりません。

ソフトウェア扱いされるウェブサイトとは、以下のような機能がついたもののことを指します。

・検索機能
・オンラインショッピング機能
・チケットや宿泊などの予約機能
・ログイン機能
・ゲーム機能・動画配信機能

しかし、ソフトウェアの定義が曖昧で判断が難しいと言われています。(国税庁でも、明確な定義が発表されていないのです。)

サイトM&Aについては、必ず会計士や税理士に相談をしてから、会計処理をするようにしましょう。

まとめ

サイトM&Aとは、企業や個人が製作したウェブサイトを売買すること

ウェブサイトの買収を考えているのであれば、買うべきウェブサイトと買うべきでないウェブサイトのポイントを抑え、上手くM&Aアドバイザーに頼ることをオススメします。

最後までしっかり読み、効率的に儲けるサイトM&Aを活用方法を習得しましょう。