相続税なら税理士に相談しよう!報酬の相場や税理士の選び方を解説!

税理士

相続税は計算や申告の手続きは複雑なので、自分だけで行うことは難しいです。

「相続税について相談したいけど、誰に相談したら良いのかな」なんて考えていませんか?

相続税について何か少しでも不安があるのなら、早めに税理士に相談するべきです!

相続税は申告期限が10ヶ月以内と短いので、相談するのは早ければ早いほど良いとされています。

また、「まだ相続が起こっていないのに相談しても良いの?」と不安に思う人もいるはずです。

しかし、相続税は相続前から対策するのが常識!

早めに税理士に相談しておけば、大きく節税できることがあるので、相談に行ったほうが良いでしょう。

今回は、相続税について税理士に依頼できる内容や、報酬の目安、税理士の選び方をご紹介します。

優秀な税理士を選んで、相続税について不安に思うことなく相続を成功させましょう。

1.相続税のことは税理士に相談すべき!

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相続税のことは、税理士に相談するべきです。

相続税の計算や申告は自分だけで行うことが不可能ではありませんが、とても難しくて時間もかかってしまいます。

さらに、申告内容に間違いがあった場合は、税務署に調査に入られると追加の税金を納めなければならないので注意が必要です。

しかし、税理士に相談すれば、節税対策をしながら相続税の計算や申告を代わりに行ってもらうことができます。

また、もしも相続税を申告してから税務署に調査に入られることになっても、税理士に対応してもらうことが可能です。

税務署からの調査に慣れている税理士なら、税務調査で追加の税金を発生させるリスクをおさえられます。

相続について何か悩みがあるのなら、まずは税理士に早めに相談に行ってみましょう。

1−1.相続税で司法書士や弁護士に相談できることはある?

相続が起きたときに、司法書士や弁護士に相談できる内容も存在しています。

例えば、司法書士には不動産の名義変更の手続きを依頼することが可能です。

不動産を相続することになったら、司法書士に名義変更の手続きを代わりに行ってもらえば時間や手間がかかりません。

ただし、そのようなときにも、最初に相談する相手は税理士にしておくべきです。

誰が不動産を相続するのかによって、納める相続税の金額が大幅に変わることがあります。

たとえば、子供が相続したら相続税がかかるのに、配偶者が相続したら相続税が0円で済むということもあるのです。

したがって、相続についてはまずは税理士に相談して、相続税のことを考えながら手続きをしていきましょう。

税理士に相談すれば、必要に応じて司法書士や弁護士を紹介してもらうことも可能です。

参考までに、司法書士や弁護士に相談できることをご紹介しておきます。

相続について司法書士に相談できること

相続が起きたときに司法書士に相談できるのは、以下のような内容のことです。

  • 不動産の名義変更の手続き
  • 遺言書の作成
  • 遺産分割についてのトラブルの解決

この中でも、不動産の名義変更の手続きについては、司法書士以外の専門家には相談することができません。

したがって、不動産を相続したときには、税理士から司法書士を紹介してもらう可能性があります。

自分で不動産の名義変更を行うこともできますが、時間や手間がかかるので注意が必要です。

相続について弁護士に相談できること

相続が起きたときに弁護士に相談できるのは、以下のような内容のことです。

  • 遺産分割についてのトラブルの解決
  • 相続放棄の手続き

弁護士は、遺産分割や相続放棄について依頼すれば、依頼人の代わりに裁判所とのやり取りを行ってくれます。

例えば遺産分割についてのトラブル解決について相談したいとき、司法書士に相談しても書類作成しか頼めません。

それに対して、弁護士に依頼することで、すべての手続きを代わりに行ってくれるので安心できます。

ただし、弁護士への報酬は他の専門家への報酬と比べると高額なことが多いので、注意が必要です。

1−2.相続のことは最初に税理士に相談すべき

以上のように、相続については、司法書士や弁護士に相談することもあります。

しかし、不動産の手続きや遺産分割を行う前に、まずは税理士に相談しましょう。

なぜなら、税理士に相談することで、誰にどの遺産を相続させれば相続税が節税できるのかをアドバイスしてくれるからです。

税理士と一緒に相続税のことを考えてから、相続手続きを進めることで、大きな節税効果が期待できます。

さらに、ほとんどの税理士は、司法書士や弁護士とのつながりを持っています。そこで、あなたの相続に関する悩みを解決してくれる司法書士や弁護士を紹介してくれるでしょう。

ここからは、税理士のことに話を戻して、相続税についてどのようなことを税理士に依頼できるのかを見ていきましょう。

2.相続税について税理士に依頼できる内容

デューデリジェンス とは

相続税について、税理士に相談できる内容は以下のようなものがあります。

相談内容1.相続税の計算
相談内容2.相続税の申告
相談内容3.相続税の節税対策
相談内容4.税務調査の立会い

それぞれの依頼内容について、順番に見ていきましょう。

相談内容1.相続税の計算

税理士には、相続税の計算を依頼することができます。

相続税の計算は複雑なので、慣れていなければ時間がかかってしまう上に間違ってしまう可能性も高いです。

税理士に依頼することで、時間をかけずに正しい相続税の金額を知ることができます。

特に、相続財産に不動産があるというときは、税理士に依頼するべきです。

相続税の計算するためには、不動産の評価額を計算する必要があります。

不動産の評価額は、専門家でなければ正しく計算することは難しいので、税理士に依頼しましょう。

さらに、相続税専門の税理士に依頼すれば、制度や特例を活用しながら相続税を計算してくれるので、相続税を抑えることができます。

相談内容2.相続税の申告

税理士には、相続税の申告を依頼することができます。

相続税の申告手続きは、難しいので自分だけで行うことは難しいです。

税務署に質問することは可能ですが、平日に何度も税務署まで足を運ばなければならないので時間や手間がかかります。

したがって、税理士に相続税の申告手続きを代わりに行ってもらうのが良いでしょう。

また、申告内容の信頼性が低いものであれば、税務署に調査に入られる可能性も高まります。

税理士に依頼して信頼できる申告をしてもらえば、税務調査の可能性を下げて相続税を申告することが可能です。

(相続税の申告については、「【相続税申告マニュアル】相続税申告の流れや期限などを丁寧に解説!」で詳しく解説しています。詳しく知りたい方は、確認してみてください。)

相談内容3.相続税の節税対策

税理士には、相続税の節税対策について依頼することができます。

相続税の節税対策はさまざまなものがあり、ケースに応じてどの方法を行うのか考えなければなりません。

相続税の節税が得意な税理士に依頼すれば、制度や特例を活用して相続税の金額を大幅に下げてもらうことが可能です。

例えば、自宅の土地を相続するというときには、もともとの評価額が1億円でも、特例を使えば2,000万円の評価額にできます。

このように、相続税には知っているだけで得をするような制度や特例が多いです。

税理士に適切なものを提案してもらい、相続税をおさえて財産を引き継ぎましょう。

(相続税の節税対策については、「相続税対策7選!生前対策・マンション購入などの節税方法を解説」で詳しく解説しています。相続税をおさえる方法を詳しく知りたい方は、確認してみてください。)

相談内容4.税務調査の立会い

税理士には、税務調査の立会いを依頼することができます。

相続税は申告したあとに、4件に1件は税務署に調査に入られると言われているので、注意しなければなりません。

税務調査での対応に失敗してしまうと、追加の税金がたくさん発生してしまいます。

税務調査に慣れている税理士に代わりに対応してもらえば、できるだけ追加の税金をおさえることが可能です。

税務調査に不安があるのなら、早めに税理士に相談しましょう。

3.相続税の相談に関する税理士費用の相場

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「税理士に相談すると、すごく高いんじゃない?」と心配になりますよね。

そこで、相続税について税理士に相談した場合の費用をみていきましょう。

以下のような相談内容別に、相続税についての税理士への報酬の相場をご紹介します。

① 相続税の計算の税理士報酬
② 相続税の申告の税理士報酬
③ 相続税の節税対策の税理士報酬
④ 税務調査の立会いの税理士報酬

それぞれの税理士報酬について、順番に確認していきましょう。

① 相続税の計算の税理士報酬

税理士に相続税の計算について相談した場合、報酬の相場は10万円程度です。

ただし、報酬の金額は相続財産の種類や金額によって異なるので注意が必要となります。

しかし、大まかな試算は無料で行っているという税理士も多いです。

具体的な相続税額については、無料相談の際に見積もりを出してもらいましょう。

② 相続税の申告の税理士報酬

税理士に相続税の申告について相談した場合、報酬の相場は20万円程度です。

ただし、相続財産の金額や不動産の数によって変わってくるので注意しなければなりません。

最初の相談は無料という税理士が多いので、まずは早めに無料相談に行ってみましょう。

③ 相続税の節税対策の税理士報酬

税理士に相続税の節税対策について相談した場合、報酬の相場は30万円程度です。

ただし、どのような節税対策を行うのかによって、報酬金額は大きく異なります。

提案された節税対策で抑えることのできる金額と、支払わなければならない報酬の比較をするべきです。

そのためにも、まずは無料相談に行って見積もりを出してもらいましょう。

④ 税務調査の立会いの税理士報酬

税理士に税務調査の立会いについて相談した場合、報酬の相場は15万円〜20万円程度です。

税務調査の報酬を決める方法として、多くの税理士は「1日あたりの報酬 × 立ち会った日数」で計算します。

1日あたりの報酬の目安は、4万円程度です。

税務調査はケースによって日数が異なりますが、長くても5日間くらいで終わることがほとんどとなっています。

また、税務調査をしてから申告内容を修正することになった場合の、修正申告の報酬は10万円〜15万円程度です。

4.相続税専門の税理士の選び方

みなし相続財産についての注意点・高く売れる会社の条件

「できるだけ税理士報酬が安い税理士に頼もう」と思っているかもしれませんが、ちょっと待ってください!

税理士を費用だけで選んでしまうと、相続税が高くなったり、税務調査に入られて、結局たくさんのお金がかかってしまうかもしれません。

相続税について相談するなら、節税対策をたくさん知っている相続税に強い税理士を選ぶべきだと言えます。

税理士には法人税や所得税など相続税以外にも分野が複数あるので、相続税について詳しくない税理士も存在します。

相続税以外が専門な税理士だと、相続税の計算や申告をしたことがないという場合もよくあるので注意してください。

相続税に強い税理士の選び方は、以下のようなものがあります。

選び方1.相続税の申告件数が多い
選び方2.税務調査の実績がある
選び方3.報酬体系がわかりやすい
選び方4.ホームページの内容が充実している

それぞれについて、順番に確認しておきましょう。

選び方1.相続税の申告件数が多い

税理士を選ぶ際には、相続税の申告件数が今までにどれくらいあるのかを確認するべきです。

ホームページを見たり、無料相談で相続案件の経験を聞いたりして、過去の相続税の申告件数を確認しましょう。

目安として、相続税の申告を1年間に30件程度行っていれば相続税に強い税理士だと考えることが可能です。

事務所単位では、1年間に100件以上の相続税申告を行っているなら相続税に強いと言えます。

注意点としては、「相続税の申告件数」を確認するべきであり、「相続税の相談件数」ではないということです。

相談件数だと、無料相談を受けただけなどの件数も含まれてしまうので、注意してください。

さらに、自分と同じようなケースの相続を担当している場合には、安心して依頼することができます。

相続税の申告経験がほとんどないというような税理士は、避けておいたほうが良いでしょう。

選び方2.税務調査の実績がある

税理士を選ぶ際には、税務調査の実績がある人を選ぶことで安心して相続について任せられます。

「相続税に詳しい税理士の中でも、どの税理士を選べば良いのだろう」と悩んでいる場合には、過去の税務調査の確率を確認するのが良いです。

相続税の申告をして税務調査になる確率は、一般的にはだいたい25%くらいだと言われています。

しかし、信頼性の高い申告を行っていれば、税務調査の確率を下げることが可能です。

税務調査の確率が低い税理士であれば、相続税申告件数のうち、数%しか税務調査になっていないこともあります。

ホームページに税務調査率を明記している税理士は、相続税について自信があることが多いので確認してみましょう。

選び方3.報酬体系がわかりやすい

税理士を選ぶ際には、相続案件の報酬体系がわかりやすいかどうかも確認するべきです。

その税理士のホームページを見たときに、相続関係の報酬について触れられているかを見てください。

もしも、相続税の申告などについて報酬が一切書かれていないのであれば、頼りになる税理士ではないかもしれません

相続案件を豊富に担当している税理士なら、報酬体系も明確に表示しているはずなので確認してみましょう。

報酬体系を明示していない税理士に依頼してしまうと、後から予想以上の請求をされることもあります。

選び方4.ホームページの内容が充実している

税理士を選ぶ際には、その税理士のホームページやブログを確認するのが良いです。

相続税に力を入れている税理士なら、自分のホームページやブログで相続税関係の記事をたくさん書いています。

わかりやすい記事を書いている税理士なら、相続税を専門としていると判断することが可能です。

逆に、ホームページやブログの内容が法人税や所得税など別の分野ばかりなら、相続税は専門ではないと考えられます。

税理士に相談する前に、ホームページやブログに相続税について書かれているか確認してみましょう。

5.相続税についてまずは税理士に相談してみよう

事業継承 相談

相続税について相談したいというときは、まずは相続専門の税理士に相談するべきです。

税理士に相談すれば、相続税の計算や申告を行ってくれたり、さまざまな節税対策を提案してくれます。

必要に応じて別の専門家を紹介してくれることもあるので安心です。

多くの税理士は最初の相談は無料で受け付けているので、まずは無料相談に行ってみましょう。

無料相談では、依頼したい内容が実現できるか教えてもらえたり、どのような流れで依頼を進めていくのか教えてもらえます。

「税理士と話したことがない。。」なんていう人も多いと思いますが、多くの税理士は気さくに話を聞いてくれるので大丈夫です。

円滑に相談を進めるために、税理士のところに無料相談に行く際に準備しておくべきものを確認しておきましょう。

5−1.税理士に相談する際に準備しておくべきもの

相続税について税理士に相談する際に、以下のものを準備しておけば相談がしやすくなります。

  • 相続財産の一覧
  • 家族構成を整理したもの
  • 相続の起きた日にちや誰が亡くなったのかという情報

相続税について考える際には、何を相続するのかや家族構成はどのようになっているのかはとても重要です。

相続する財産によって相続税額が変わったり、家族構成によってそれぞれの相続人が負担する相続税額が異なります。

わかる範囲で問題ないので、相続財産の一覧や家族構成のリストがあれば税理士も相談に乗りやすいのです。

また、相続財産の種類や、配偶者などといった相続人の立場によって、節税が行えることもあります。

したがって、相続財産の一覧や家族構成、相続の基本情報は、メモ書き程度でも良いのでできるだけ準備していくと良いでしょう。

悩みを解決するために必要な情報については、税理士の方からも聞いてくれるので安心してください。

まとめ

相続税について少しでも不安があるのなら、できるだけ早く税理士に相談するべきです。

税理士に相談すれば、節税対策をしながら、相続税の計算から申告まで任せることもできます。

多くの税理士は最初の相談は無料となっているので、まずは無料相談に行ってみましょう。

良い税理士を見つけることができれば、相続税を抑えながら安心して申告することができます。