【スタートアップスタジオって何?起業家と投資家の二刀流!柴田泰成の新たなる挑戦】

起業家でありベンチャー投資家。そんな二刀流の顔を持つ、柴田泰成氏。

ソラシード・スタートアップスというベンチャーキャピタルを運営しながら、自身が起業したサムライト株式会社をM&Aでエグジットもした連続起業家である。

そして今回、新たな挑戦である「スタートアップスタジオ」を始めるとのことで、スタートアップスタジオを始めることになった背景、今後の展望などを伺った。

取材日:2018年4月24日(木)

 

【目次】

1・【起業家とVCの”二刀流”のキャリア】

2・【日本初!?シリコンバレー式のスタートアップスタジオとは?】

3・【スタートアップスタジオは社長工場!】

4・【スタートアップスタジオの勝算!】

5・【サクっと売却する!】

6・【これからの起業論】

 

 

プロフィール

対談者:ソラシードスタートアップスタジオ代表パートナー・柴田 泰成(しばた・やすなり) (Twitter:@yas58)

ベンチャーキャピタリスト・連続起業家

1983年生まれ。愛知県出身。2006年楽天株式会社に新卒入社し、複数の新規事業立ち上げに携わる。2012年にリクルートへ入社し「TABROOM」を立ち上げた後、インキュベイトファンド主催の「Incubate Camp 5th」で優勝。3億円規模のベンチャー投資ファンド「ソラシード・スタートアップス」を運営する。

http://www.soraseed.vc/soraseed/

2013年9月サムライト株式会社を設立し、代表取締役を務める。2016年に同社を朝日新聞社にバイアウト。同時に、独立系VC「ソラシード・スタートアップス」の代表を務め、シード投資や共同創業を15社実行し、うち現在までに計5社のEXITに成功。Forbes JAPAN 2017年1月号「日本で最も影響力のあるベンチャー投資家ランキング」第6位に入賞。

 

 

 

プロフィール

インタビューアー:正田 圭氏 (まさだけい)(Twitter:@keimasada222)

連続起業家・TIGALA株式会社代表取締役

15歳で起業。インターネット事業を売却後、M&Aサービスを展開。事業再生の計画策定や企業価値評価業務に従事。2011年にTIGALA株式会社を設⽴し代表取締役に就任。テクノロジーを用いてストラクチャードファイナンスや企業グループ内再編等の投資銀⾏サービスを提供することを目的とする。2017年12月より、スタートアップメディア「pedia」を運営。

著書に『サクッと起業してサクッと売却する』『ファイナンスこそが最強の意思決定術である。』『ビジネスの世界で戦うのならファイナンスから始めなさい。』『15歳で起業したぼくが社⻑になって学んだこと』(いずれもCCCメディアハウス刊)、『この時代に投資家になるということ』(2018年6月発売予定・星海社新書)がある。

正田圭 のnoteはこちら:https://note.mu/keimasada

他、取材同行者

編集:川島 修三

取材者:阿部 隼也、宮本 滉大、Mori Katsumasa

カメラ:ジン

 

起業家でありベンチャー投資家。そんな二刀流の顔を持つ柴田泰成氏が、今回新たに「スタートアップスタジオ」という挑戦を始めるとのことで、急遽インタビューを組ませていただく流れとなりました。

 

インタビューアーはTIGALA株式会社代表取締役、正田 圭氏 (まさだけい)氏にお願いいただきました。

 

 

1・【起業家とVCの”二刀流”のキャリア】

 

正田 圭(インタビュアー): 本日は宜しくお願いします。宜しくお願いしますって言っても、先週も一緒にすき焼き食べに行ったばかりなのですが・・・。意外ときちんと仕事の話はしたことが無いですよね?

簡単に柴田さんがやってきたことをお伺いしてもよろしいですか?

 

柴田 泰成(ソラシードスタートアップスタジオ代表):

そうですね。確かに、ちゃんと改まって話をしたことは無いかもしれません。

私のキャリアは、2006年に新卒で楽天に入社したのがスタートになります。

楽天では複数の新規事業の立ち上げを行い、6年半ほど在籍しました。

そのあとリクルートに行ったのですが、リクルートでも新規事業立ち上げをやりました。

 

正田 圭: 新規事業の立ち上げばかりやってきたのは、何か狙いがあったのですか?

 

柴田 泰成: そうなんです。狙ってやってました。もともと起業したいという思いがあったので、新規事業に積極的に取り組んでいたんですよ。。

そして、30歳の時にオウンドメディア事業を行う、サムライトという会社を創業しました。

 

正田 圭: 結構柴田さんの起業のお話はいろんなメディアで取り上げられていましたよね。サムライトの創業の際に、ソラシード・スタートアップスというVCも一緒に立ち上げたということですごく話題になっていた覚えがあります。

 

柴田 泰成: はい。どうせやるなら誰もやったことがない事をやりたいな、ということで起業家と投資家の二刀流みたいなことを自分でちょっと標榜して、実際に並行して行ってみました。

 

普通は、起業家なら起業家、VCならVCというように、切り分けられているものを二足の草鞋を履いた自分の経験は、結構ユニークなところかなと思います。

 

おかげ様で、起業家としてもサムライトで大企業へのバイアウトを実現し、ボクシルを運営するスマートキャンプ社など共同創業したスタートアップも順調に成長しています。これまでに合計15社出資しましたが、既に5社をEXIT出来ています。

 

 

 

 

2・【日本初!?シリコンバレー式のスタートアップスタジオとは?】

 

正田 圭: では、今回始められる事業のお話に移りますと、柴田さんは

「スタートアップスタジオ」を作ると、チラッとお伺いしているのですが・・・。

 

柴田 泰成: はい。今回はスタートアップスタジオをやります。「スタートアップスタジオ」という言葉はあまりなじみのない言葉かもしれませんが、同時多発的に複数のスタートアップを立ち上げる組織のことを言います。

私の場合、今回新たにスタートアップスタジオ専用のVCファンドを作りましたが、ファンドの資本でスタートアップ企業を複数立ち上げて展開していくという投資の形になっているのです。いわば、自分で創業した会社にしか出資しないVCファンドです。

 

正田 圭: 柴田さんの「スタートアップスタジオ」は、言ってみれば簿価投資を行って、100%持分の会社を作って、運営していってエグジットして行くというシリコンバレー式のスタートアップスタジオという認識で合ってますか?

 

柴田 泰成: そうです。「スタートアップスタジオ」では二つのパターンを想定しています。一つは「スタートアップスタジオ」側が企業を完全に立ち上げてしまうパターンと、もう一つは「共同創業」という形で起業家と一緒に会社を作ってやるパターンですね。

 

正田 圭: その中で起業家との関わり方はどのように進めて行くのでしょうか?

 

柴田 泰成: 基本的には私が代表として起業し、あらゆるパートナーと連携をしながらリリースまで持っていきます。

事業が軌道に乗った後で、経営者を採用して「社長」になってもらう流れになります。

そして、ある程度の並走期間を経て、その社長に運営を完全にバトンタッチして、私(スタートアップスタジオ)はまた新たな会社を立ち上げる。それを繰り返していく、そういったイメージです。

 

 

正田 圭: 日本であまりスタートアップスタジオって聞かないですよね。もしかして、本格的なものは日本初じゃないですかね?スタートアップスタジオはいつから開始されるんですか?

 

柴田泰成: ファンドが出来上がるのがちょうど今月なので、そこから正式にスタートしていく形になっていきます。

事業はいくつか仕込んであるのですが、社長役はこれから募集をしていきます。

 

 

 

 

3・【スタートアップスタジオは社長工場!】

 

正田 圭: 「社長募集!」ってすごいですよね笑。店長募集とかとわけが違いますもんね。募集する社長役に、具体的に求める人物像みたいなものはありますか?

 

柴田 泰成: そうですね、まずは立ち上げた事業とのマッチ度合いを見ますね。

 

例えば人材系や採用系のサービスを作ったとして、全く関係ない方より、それこそリクルートとかで人材系のビジネスやってきて知見がある人に入ってもらった方がグロースが早くなると思うので、そういう職歴、職務経験と任せたい事業のマッチングというのは一つとして見ます。キャリアや経験値は見ますね。

 

内面とか人物像で言うと、モチベーションが高くしっかり挑戦できるという人というのは前提としてありますね。他にも業務オペレーション能力が高い人とか、そういう点は言い出せばキリが無いのですが、後はもう本当に人間が合うかどうかですね。

 

特に、お金の問題や生活費を下げたくないなどで、起業になかなか踏み出せないっていう人たちに、「キャリアアップ」としてスタートアップ社長を経験してほしいと思います。

 

今、起業しようとして二の足を踏んでいる方も、一定の年収の保証が出来たうえで、生株やストックオプションを手に入れてキャピタルゲインも得ることが出来るという形であれば、スタートアップに挑戦しやすくなると思いますので、そんな環境をたくさん作っていきたいと考えています。

 

正田 圭: すごいですね!これ結構ウチのコミュニティ内(pedia salon)で柴田さんから声を掛けてもらえればやりたい人沢山出てくると思いますよ!pedia salonは、立ち上がってからまだ3か月たっていないのですが、社長がどんどん産まれているんですよ!

 

 

柴田 泰成: そうですよね。pedia salonは連続起業家を目指すコミュニティですもんね。実際に連続起業家を目指していくのであれば、一回目の起業は「スタートアップスタジオ」でやってみるという選択もキャリアアップになると思いますね。

 

 

正田 圭: 確かにそうですね。僕思うんですけど、柴田さんがウチで募集したら多分本当に下手な話、1時間とかで面接して好きな人を社長に出来ますという気がします!(笑)

 

柴田 泰成: へえー、やばいコミュニティですね!募集します!(笑)

 

 

 

正田 圭: 募集する社長の年齢の上限とかってありますか?

 

柴田 泰成: 年齢は、特には気にしないですが、個人的には30歳前後の方と一緒にやりたいと思っているんです。

 

もちろん一般論としては25歳以下の若い起業家の方が伸び代もあるし、失敗に対しての許容度は大きいと思います。若いと、生活レベルは低くても我慢できるとか、家族が居ないから身軽とか、そういう要素があるので、思いっきり踏み込めますからね。

 

正田 圭: 月5万でも生きていけるみたいな(笑)

 

柴田 泰成: そうそう笑。そういう人はどんどん挑戦して欲しいし、若い人に投資したいと思っている素晴らしいVCもたくさんいます。

ただ、起業したくても生活資金の問題だったり、「嫁ブロック」にあったりして挑戦できないような人もいると思います。私としては、そういう人たちに対する受け皿になりたいなと。起業のタイミングを逃してしまった優秀な人は、大手企業の中にたくさんいるはず。そういう方がこっちの世界に来れば、スタートアップ業界全体でみても、有益かなと思うわけなんですよ。

 

 

 

 

4・【スタートアップスタジオの勝算!】

 

正田 圭: ちなみに、スタートアップスタジオって、複数の事業を同時並行で進めていくわけじゃないですか。これって、超!難しいことだと思うんですよね。ただでさえ1つ立ち上げるのが難しい事業を複数同時って・・・考えると頭がくらくらしてきます。

これ、どんな勝算があるんですか?「スタートアップスタジオの勝算」!

 

柴田 泰成: 勝算(笑)。真面目な話をしますと、スタートアップの成功要因は、どこまでスケールするかというのを別として、ある程度一定の所まではそれなりに成功確率は高めることが出来ると考えているのですよね。

じゃあ、どうすれば成功確率を高めることが出来るかと言いますと、秘訣は「領域」と「タイミング」です。

持論ですが、成功の8割以上は「領域」と「タイミング」だと思っています。

 

正田 圭: そこが「勝算」なんですね!領域は確かにって思いますけど、タイミングってどうやって測るんですか?

 

 

柴田 泰成: えっ!?そこまで僕話すんですか、今日?

 

正田 圭: 読者サービスってことで、お願いします!

 

柴田 泰成:(笑)。まず、スタートアップが入り込める隙というのは、必ず何かの変化が発生したタイミングで生まれると考えています。法律や技術革新、文化などの変化によって、ユーザーの行動が変化したり、これまでのビジネスのやり方が合わなくなっているというような、ひずみの状態がどこで発生しているかを観察します。私はこれまで多くのビジネスを、リクルート式の「リボンモデル」のパターンに当てはめて創出してきましたが、そのひずみを解消するマッチングの機会を探す形です。

 

その変化によってひずみが生まれると、新しいニーズや課題が検索結果に表れることが多くあります。例えばGoogleの検索キーワードのボリュームで過去数ヶ月間のトレンドを見てみると、その検索されている回数とか、伸び率などからヒントが得られます。他の領域の検索数と比較したりしながら、どれくらいの検索数があって、どれくらいのマッチング単価があればビジネスインパクトがあるのかを検証します。具体的には、マッチング効率が高いと考えられるキーワードの検索数に対して、類似事業などから想定される1トランザクションあたりの収益を掛け合わせた簡単な試算を行うことが多いです。

 

正田 圭: 確かに!1年前に全く使われなかった言葉が、最近使われてきてたら、ブームの兆候ですね!数年前ビットコインで検索される回数って結構少なかったと思うんですけど、2017年くらいからはものすごい増えている、とかそういうことですよね。

 

 

柴田 泰成: あと、タイミング以外にも、競合他社が入って来てるのか?入ってきそうなのか?なんていう点はもちろんチェックします。

 

 

正田 圭: 「競合」が入ってくると、もうこれは競争になるからやらない、みたいな競争は避けるスタイルなんですか?

 

柴田 泰成: それもビジネスの種類によるんですけれど、ユーザーとの接点を検索経由で獲得する場合は 明らかに最初から参入するのが有利になりますね。

でも、一概に競合他社が居るから参入しないってわけでもありません。

 

市場の変化に対していち早く張るというのがスタートアップが勝つ鉄則だと思っているので、競合の存在よりも、どの変化をどう捉えるかに着目しています。

 

また、どのようにマネタイズさせるかも大事ですね。スタートアップスタジオで生み出すビジネスは、メディアと言っても PV を追ってアドセンスや、広告で回すという様な収益モデルにはあまりしないです。先ほど申し上げたようなマッチング課金型のメディアだったりとか、 SaaS事業だったりとかにつなげていくことが多いです。

 

 

 

 

  

5・【サクっと売却する!】

 

正田 圭: 実際こうやってスタートアップスタジオで立ち上げていったビジネスを売却していくことになると思うのですが、売るまでの期間とか目安とかは有りますか?

 

柴田 泰成: 23年先が一つの軸かなと思っています。

 

正田 圭: なるほど、やっぱり!

 

柴田 泰成: というのも、5年先って誰も読めないじゃないですか。ただ2年から3年とか先だったらギリギリ見えてくるのかなと。

 

正田 圭: 僕も比較的2~3年のアーリーエグジットが多いんですよね。割とここら辺の企業が買うだろうなというのは辺りを付けていて、売りに行ってます。売るときのコンセプトとかって何かあるんですか?

 

 

柴田 泰成: 今回「スタートアップスタジオ」で立ち上げる企業は基本的に、全部大企業に売却したいと思っています。

スタートアップのエコシステムにおいて、大企業とスタートアップの距離を近づけたいからです。

 

基本的に「スタートアップスタジオ」で輩出する企業では、単体でスケールを目指すというよりは、大企業との接点を作りに行くというところに主眼を置いています。

ここ数年で「オープンイノベーション」というキーワードを良く聞くようになりましたが、本当の意味でイノベーションを起こすには、スタートアップと大企業がもっとバチバチに連携していかないといけないなと。これは私自身が大企業へのバイアウトをした経験から身をもって実感していることです。

 

だから私のイメージでは、バイアウトというよりも「バトンタッチ」という表現がしっくり来ます。2〜3年でビジネスを立ち上げる役割をスタートアップが担い、その後豊富なリソースによって大企業がスケールさせていくという、一連の流れを作ることに使命を感じています。

もちろん、スタートアップというのは単体でスケールを目指すべき、という考え方は大賛成なのですが、大企業へバトンタッチするという役割も全体で見たら必要だと感じており、自分がその役目を少しでも担えたらいいなと思っています。

 

正田 圭: 「スタートアップスタジオ」発の企業ではだいたい23年で幾らぐらいのバリュエーションの売却できると「合格!」って感じなんですか?

 

柴田 泰成: 合格というよりは、買い手側の企業が買収しやすい金額というのがあると思っています。今は実際のところ一桁億円のエグジットは確実に増えてきてはいると思っているので、売却額はそのラインになると思っています。2〜3年でそのラインまで持っていく、というところを一つの基準としています。

 

正田 圭: そうするとスタートに3000万で会社作って、23年後に5億円ぐらいになったら良しというイメージですかね?

 

柴田 泰成: まあそうですね。現在の、特にシード・アーリー期のスタートアップへの評価額は、数年前と比較してかなり高騰しているように感じます。お金の出し手が増えた結果なので良い面もありますが、一方で買収意欲のある企業からすると高すぎて手が出ないケースや、実力と乖離していると判断されてしまうケースも散見されます。

 

高く売れれば良いとか、安くても売れれば良いとか、そういった考えでは無くて、しっかりと利益が出ている事業をフェアバリューで「バトンタッチ」し、その後大企業の支援を受けてスケールを目指すというような流れを実現したいと思っています。そうしないと、サスティナブル(人間・社会・地球環境の持続可能な発展)なエコシステムが実現しないと思うからです。

 

 

 

 

6・【これからの起業論】

 

正田 圭: 最近すごくよく学生の人に相談されるのが、学生でいきなり起業した方が良いのか、もしくは数年間の社会人経験を経てから起業した方が良いか?って悩みなんですよね。僕は、すぐ起業すべきだという考え方なのですが、柴田さんはどちら派ですか?

 

柴田 泰成: そりゃもう絶対にすぐに起業した方がいいですね!今の時代の環境であれば。

 

まず、昔と比べてお金が断然集まりやすいです。あと、起業について学ぶためには起業するしかないんです。

 

事業の伸ばし方だったりとかマネジメントの仕方だったりというのは当然会社でも学ぶことができますけど、起業家としての意思決定だったり思考だったりとかは全然違いますね。

ですので、起業家として生きていくことを決めたのであれば、すぐにでも起業家になれば良いと思います。

 

 

正田 圭: でも、最初の起業って意外とハードルが高いみたいなんですよね。

 

柴田 泰成: そうですよね。僕も30歳で起業したっていうのがあるのでそこの思いはすごく分かりますね。

 

社会人で実務経験や能力が高いけど、起業については当然それまでやった事が無いので、それに関しては誰がやっても当然ゼロからのスタートになりますね。

でも、そういう人こそ「スタートアップスタジオ」にやってきてほしいです。

スタートアップスタジオは、こちらが事業を作って、事業の伸ばし方をちゃんとメンタリングしながら、起業家と並走します。そして、最後は起業家に事業を引き継いでいくという形になります。

 

 

正田 圭: これからの新しい起業のキャリアパスになるかもしれませんね。「起業したければ、スタートアップスタジオでまず社長やれ!」っていう。。

 

柴田 泰成: そう。「起業」と「転職」の間に近いと思うんですよ。

 

正田 圭: 「スタートアップの社長に転職!」面白い笑。

 

柴田 泰成: それぐらいライトにどんどん、どんどんスタートアップの世界に来てほしいです。

 

正田 圭: 確かにスタートアップ界隈が活性化するためには良いプログラムですね!

 

柴田 泰成: 僕自身も楽天とかリクルートに居た時にそんな飛び抜けた存在ではなかったんですよ。ただその中でたまたま自分が良いタイミングで抜けて勝負して、チャレンジしたから今があると思ってるんですよね。

だからといって無邪気に年収捨てて今すぐ起業しろとかは、若手には言えますけど、33歳の人とかには言えないですよね。

そういう背景もあって「スタートアップスタジオ」での起業を提供したいと思いました。

 

正田 圭: 別にしがらみって程でも無いんですけど、やっぱり20代独身の人と、32歳で嫁も子供もいるって環境だと、状況も違いますもんね。

もっとライトに、軽い気持ちで挑戦できる環境が、スタートアップスタジオなのかもしれませんね。

 

柴田 泰成: 起業って本当に特別で一か八かのチャレンジの決断が出来た人じゃないと挑戦できない、入って来れない世界だ!みたいな感じでは決してないと思っていて。まずはそこを突破したいというか、打ち壊したいというのはありますね。

 

 

正田 圭: 今後もまた、スタートアップスタジオの活躍をpediaでインタビューさせてください。本日は貴重なお話ありがとうございました。

 

柴田 泰成:こちらこそ、ありがとうございました。