pediaサロン第一回定例会レポート

ペイパル・マフィアのようなコミュニティを、今の20 代30 代の若い世代で作っていく

正田圭さんが主催するサロン、「pedia venture program」 の第一回定例会兼オフ会に参加してきました!

僕はこういったサロンに参加するのは初めてで、オフ会なんかも経験したことがなかったのですが、一言で感想を言うと…

「みなさん、めっちゃ気さく」でした!

実は僕、実際にお会いするまで正田さんにはなんとなく怖いイメージを持っていました。

無知な僕からすると「ファイナンス」と聞くとまだかわいい印象ですが「金融」と聞くと「マネー・ショート」のイカれた頭いい人がブチぎれてるイメージしかなかったからです。

みなさんギラギラしてて怖かったらどうしようかと思いながら、ブラジルのスラム街に足を踏み入れるような気持ちでTIGALA さんのオフィス(港区)に到着したわけですが。

正田さんもサロンの空気感もフレンドリーな感じで安心しました

今回は初回ということで、

・自己紹介と正田さんのお話
・サロンの運営に関する要望・質問

の2本立てでした!

まずはみなさんの自己紹介

ざっくりまとめると参加者は、メイド喫茶の経営をされてる方、人材紹介の会社を経営されてる方、起業を考えて
いる高校生の方、コミュニティへの仮想通貨の導入をサポートする事業を立ち上げている方、フィンテック系のサー
ビスで起業を考えているエンジニアの方などなど。

・半分くらいは既に事業が軌道に乗っている経営者の方々
・もう半分くらいはこれから起業 or 起業したばかりの方々

という構成でした!

職種としては、半分近くは仮想通貨、アプリ開発などのエンジニア系でしたが、非エンジニアの方が多い印象

エンジニアの僕としては、ファイナンスの勉強に加え、自分の事業に関して他分野の方からの新鮮なコメントを頂けるチャンスが増えるので、嬉しい限りです。

僕の会社ではロボットを開発しているので、メイド喫茶にβ版のロボットをネタとして置いてもらうとか、何か提携したりできたら面白いなーとも思いました。
思いつきですが。

正田さんのお話

自己紹介の最後は正田さんのお話でした。

僕が印象的だったのは、「20 代30 代の若い世代で、起業→売却→投資というサイクルのコミュニティをつくりたい」という正田さんのビジョン

アメリカでいうところの「ペイパル・マフィア」のようなコミュニティを、今の20 代30 代の若い世代でつくっていくというものです。

それも、「サクッと起業してサクッと売却する」という、今の時代にあるべく新しい生き方を重ねながら。

ICO 等、ほんの少し前にはとれなかった資金調達の手法も織り混ぜて「マサダ・マフィア」が日本の起業コミュニティのコアになっていく
としたら、これはもしかするとめちゃくちゃ面白い瞬間に立ち会えているのかもしれない!と思いました。

僕はこのマサダ・マフィア構想に激しく共感しています。
起業という選択肢が今の若い世代で一般的でないことは、
身を染みて知っているからです。

友人の多くが公務員や大企業への就職を好むこともそうですし、僕自身も1年く
らい前まで「起業して株式発行」というオプションは全く頭にありませんでした。

たまたま学生時代に起業して
3億調達したという友達がいたため、「あ、そんな方法があるんだ」と知って起業したというのが実情で、エンジェル投資家といった存在を知ったのも最近です。

税務や法務は難しそうですし、起業というのは遠いところにあるイメージだったんですよね。

なんとしても毎日スーツを着るのは回避したかった僕にとっては、起業という選択肢に出会った時は「コレだ!」と思ったものです。

このサロンが起点となって「サクッと」文化が日本に根付き、起業するという選択肢がもっと広まればいいなと個人的に思いました。

僕も事業を成功させてコミュニティに貢献できれば、と思う限りです。

サロンに関する要望・質問など

正田さんもサロンを運営するのは初めてとのことで、どのような形で進めて欲しいか、参加者が意見を出し合いました。

・サロン内でプロジェクトとして事業を立ち上げるのはどうか
・会社を売却するときの相場を知りたい
・知財関連の売却方法を知りたい
・カレンダーで予定共有をして欲しい
・売却を考えたとき起業段階で気をつけておくべきことを知りたい

といった意見がでました。

いくつかの質問に対して正田さんが簡単な回答があり、その中で僕がギクっとしたのは、「友人同士で出資等で契約書をつくっていなくて、売却時に嫌がられるケースがある」という話。

僕も友人数名から出資を受けているのですが、契約書、作ってないです。

株主リストだけつくっておけばいいかと軽く考えていましたが、状況の変化に応じて株をどう処理するか、契約書をつくっておくことにしました。

こういうことは、まだ企業価値が付いていないうちにキッチリ決めておいたほうがいいですよね。

他にも、今話題にでてくるホットな買収話等の裏側を、正田さんがいくつか話してくださりました

僕としてはM&A の専門家になりたいわけではないですが、自分の事業を進めていくうえで、色々なM&A 事例のナマの話を聞けるのは本当にうれしいです。

正田さんは、ディープなな裏話まで「サクッと」話してくれそうな感じなので期待しています。

あと、正田さんとランチでご一緒できるかも(火曜あたりがチャンス?)という情報があったので、僕は図々しく
事業に関する話を聞いていただけないかと狙っております。

ピッチに対する議論

質問が落ち着いたところで、突如、山田さんが用意してきたピッチが始まる流れに

山田さんの事業案は、「スタートアップのベンチャー向けの不用品回収事業を行う」というものでした。

今流行りのリユース系ですね。

山田さん(の所属しているスクールの情報源)によれば、マネタイズに成功した事例としては、こういった既に一度購入されているモノ(中古品)の流れを滑らかにするというビジネスモデルが多いとのことです。

このピッチに対するコメントは
・回収をするなら、病院や葬儀屋、解体屋などにテレアポしたら、小物ではないが不用品を回収出来る可能生は高い
・そもそもKPI が明確ではないので、必ず伸びるKPI を見つけたほうが良い
・学生として信用力があまりないなら、対面でなく済ませられるほうが良い
・利益を追求するならこの事業はコストがかかりすぎるので、他の事業に転換した方がよいのではないか
・そもそも法律上の許可を行政から得ているのか
・出会い系やマッチングなどはマーケットが広いし、即金として手に入りやすい
といったものでした。

皆さん大変積極的にコメントされていて、トータル40分ほどはこのピッチに関する議論に
なりました。

個人的に、正田さんがおっしゃっていた「KPI はダウンロード数みたいな絶対に減らないものがいい」という話は
大変参考になりました。

M&A の際に、企業の価値を決めるために明確な指標があったほうが良く、その指標はそもそも減らないようなものにすべし、とのことです。

こういった話はどんな事業にも共通してくる部分ですね。

他にも事業計画を聞いて欲しいという人はいますかという流れになったので、これはチャンス!と思い、僕の事業に関しても相談させていただきました。

「ドアや窓を非接触で動かせるようにする、建築物に取り付ける小型ロボットの開発(障がい者向けに進めている)」という事業です。

この事業に対するコメントは、

・「障害者」というユーザーの括りが大きすぎる
・窓開かないようなつくりも多いよね

といったものでした。

僕はVR/AR、深層学習を用いた画像認識に元々興味があり、IT 化が遅れている建築業界に
インパクトを与えたい、というところにモチベーションがあります。

そのため発想が技術寄りで、課題設定が甘い
部分があるのは自覚しつつ、少し行き詰っていました。

一旦マーケット(車椅子の方など)のリサーチに立ち返り、ユーザーを絞ってビジネスモデルを考え直すことに決めました。

まとめ

今回は第一回であり交流会のような形だったので、みなさんがどのようなモチベーションでサロンに入会されたのか等、雰囲気を掴むといったことが目的となりました。

僕はCAMPFIRE での募集から入会させていただいた形ですが、正直、起業したての今のギリギリの懐事情で月数千円の支払いは決して小さくはありません。

しかしこのサロンに、払うお金以上の価値があることは確信しました。

むしろ、起業した直後にこのサロンに入会させて頂く機会に恵まれたことはラッキーだったと思います。
正田さんがこのような形で起業家コミュニティにコミットしてくださる事に感謝して、最大限有効活用し、コミットしていければと思います。