ペガラ、AMD製コンシューマー向けGPUを用いた深層学習クラウド事業を開始

深層学習向けのGPU需要に対応

アメリカのスタートアップ企業であるペガラ(本社:米国デラウェア州、CEO:市原 俊亮)は、深層学習クラウドサービス「GPU EATER」を発表。

ペガラジャパンを通じて日本向けにAMD製コンシューマー向けGPUを用いた深層学習クラウドの先行予約販売を開始した。

2018年現在、深層学習研究の多くはNVIDIA製のGPUと、同社提供のライブラリー類を用いて行われている。

しかしNVIDIAは2017年末に、安価なコンシューマー用GPU(GeForceシリーズ)のGraphic driver向けソフトウェア利用許諾を改定。

これにより一部用途では利用が制限されることとなった。

NVIDIAは、代わりとしてエンタープライズ用GPU(Quadro/NVS/Teslaシリーズ)の利用を案内しているが、価格差10倍以上となるためコスト面から一部の研究者・開発者は脱NVIDIAを模索しているようだ。

GPU市場で第2位のシェアを持つAMD製コンシューマー用GPUを用いた深層学習の技術研究も考えられるが、最新のRadeon Vegaシリーズは仮想通貨マイニングの需要に対して供給が追いつかず、現在入手難な状態が続いている

またRadeon Vegaシリーズを用いた深層学習に関する情報が不足しているという問題もある。

この問題を解決するためにペガラは、AMD製GPUを利用した深層学習の動作検証、AMD製コンシューマー用GPUの調達を進め、超軽量の独自クラウドマネジメントシステムを用いた深層学習クラウドサービス「GPU EATER」を開発した。

ペガラのリリースによると、NVIDIAの規約改定によって安価なGPUが利用ができなくなる場合があり、深層学習が健全に発展していくためにはAMD製GPUを用いた深層学習研究・開発の促進が必要不可欠であると考えて開発したサービスであるとのこと。

利用料金は0.341USドル/時間。利用できるGPUは、AMD製Radeon Vega Frontier Edition、Radeon RX Vega 56、Radeon RX580の3種類から選択可能、利用可能OSはUbuntu 16.04, 14.04, CentOS 6, 7 の4種類となっている。またストレージには高速なSSDを採用している。

またペガラでは、ペガラジャパンを通じて日本向けにAMD製GPUとTensorFlowを用いてAlexNet、VGG、GooglLeNetのサンプルモデルを動かすところまでを説明するチュートリアルセミナーを開催。先着30名に限り無償招待するキャンペーンをおこなう

Pegara, Inc.

所在地  : 4000 Barranca parkway, suite 250, Irvine, CA 92604 U.S.

共同創業者: CEO 市原 俊亮、CTO 中塚 晶仁

URL    : http://www.pegara.com/

事業内容 : 深層学習の研究開発、クラウドホスティングエンジンの開発

問い合わせ: info@pegara.com