DSM-Niaga、研究開発におけるECORとの協働を発表

同じ製品へと完全にリサイクルできるよう製品の再設計

ライフサイエンスとマテリアルサイエンスのグローバルカンパニーであるRoyal DSMは、DSM-NiagaECORが研究開発において協働を開始することを発表した。この協働は100%リサイクル可能なパーティークルボードやMDF(中密度繊維板)、その他のパネル材料の開発を目的とするもの。

従来のMDFやパーティークルボードで作られた製品のほとんどは、材料と成分構成を資源循環できない。そのため、インテリア業界および建築産業からは大量の廃棄物が発生する。
技術的かつ経済的に可能なリサイクルの実現にとって最大の課題となっており、ECORとDSM-Niagaの両社は、同じ製品へと完全にリサイクルできるよう製品の再設計(リデザイン)を進めている

ここ数か月に亘り、ECORとDSM-Niagaは互いの技術を組み合わせることによる協働を模索してきた。ECORの技術は、水、圧力、熱だけで天然繊維から材料を作り出すことができる。DSM-Niagaは、はがし易い接着剤 (可逆性接着剤)を使用して製品を製造する。この接着剤は異なる材料の層を容易に分離できるようにし、完全な再生と価値あるリサイクルを可能にする。

2つの技術を組み合わせることで、材料の安全性、品質、そしてリサイクル性を妥協することなく、MDFとパーティークルボードで製造されたあらゆる製品を完全にリサイクル可能にする代替手段を提供する。

ECOR-NOBLE Environmental BeneluxのCEOであるEric Logtens氏は次のように述べている。

今までのような考え、例えばテーブルトップのような製品が寿命を迎えたときに、焼却処分あるいは廃棄するしかないという製品はやめるべきです。ECORとNiagaの技術を連携させることによって、製品の主要な材料をリサイクルされた成分で作ることができ、使用後はまた完全にリサイクルできるようになります。」

またDSM-Niagaの最高技術責任者Chris Reutelingsperger氏は、次のように述べている。

「ECORとNiagaが協力することで、廃棄物は宝の山となります。工業デザイナーたちが我々に美しい製品を作り出すためのアイデアを要求し、我々にNiaga技術がより広範な製品に使えるようチャレンジしてきてくれることを願ってやみません。」