2020年には7,500億円のサイバー保険市場に挑む、サイバーリスクのためのクレジットスコア「UpGuard」がシリーズBで約17億円を資金調達

米国・カリフォルニア州マウンテンビューを拠点に、サイバーリスク評価手法「CSTAR」を開発するUpGuardは、シリーズBで1,700万ドル(約17億円)の資金調達を実施した、と発表した。2020年には、サイバー保険の年間保険料は75億ドル(約7,500億円)に達する見込み。

クレジットカード社会の欧米を中心に導入されている「クレジットスコア」。いわゆる個人の信用評価で、生活の様々な場面で使われている。

今、そのクレジットスコアの考え方がサイバー保険に応用されている。スマートフォンやインターネットが普及した今だからこそ、サイバー保険は新たな市場として注目されている。米PwCの調査によれば、現在米企業の約30%がサイバー保険を契約している。2020年には、サイバー保険の年間保険料は75億ドル(約7,500億円)に達する見込み。

なお、サイバー保険とは、サイバー攻撃などのセキュリティ侵害が発生した企業の事後対応や復旧にかかる費用を補償してリスクを軽減する保険のこと。

米国・カリフォルニア州マウンテンビューのUpGuard](https://www.upguard.com/){: target=”_blank”}は、[8月11日、シリーズBで1,700万ドル(約17億円)の資金調達を実施した、と発表した。

今回のラウンドは、新規投資家のPelion Venture Partnersと既存投資家のSquare Peg Capitalがリードで、オーストラリア最大の保険会社IAGが参加した。

UpGuardでは、サイバーリスク評価手法「CSTAR」を用いて算出する。CSTARでは、企業のサーバー、ネットワーク機器、クラウドサービスなどの脆弱性を調べ、サイバー攻撃に対するリスクを包括的に評価する。

現在、the New York Stock Exchange、ADP、Home Depotなど100社で導入されている。売上は、前年比400%以上で増加している。

今回の資金調達によって、UpGuardは、成長戦略に向けて積極的に投資していきたい考えだ。具体的には、サイバーセキュリティ評価スコア「CSTAR」の導入を大幅に増加させ、保険会社に導入を進める。これにより、保険会社をはじめとした企業に対して、サイバーリスクの見える化を目指す。