2016年の投資額は182億円を目指す!イスラエルの株式投資型クラウドファンディング「OurCrowd」がシリーズCで約72億円を資金調達

イスラエルのエクイティクラウドファンディング(株式投資型クラウドファンディング)OurCrowdは、シリーズCで7,200万ドル(約72億円)の資金調達を実施した、と発表。なお、シンガポールの大手銀行United Overseas Bank(UOB)は、今回のシリーズCに参加している。

イスラエルのエクイティクラウドファンディング(株式投資型クラウドファンディング)OurCrowdは、9月21日、シリーズCで7,200万ドル(約72億円)の資金調達を実施した、と発表。

今回のラウンドには、シンガポールの大手銀行United Overseas Bank(UOB)をはじめとした金融機関、資産管理会社など複数の投資家が参加した。

OurCrowdは、2013年より株式投資型クラウドファンディングプラットフォームを運営。

これまでに100社以上の資金調達を支援しており、OurCrowd上での投資額は3億ドル(約300億円)以上に及ぶ。またOurCrowdには110の国から1万5,000の投資家が参加している。

OurCrowd上で資金調達を実施した100社のうち、9社がイグジットしている。内訳は、IPOが2社、M&A(買収)が7社。

それには、2014年にナスダック市場に上場したReWalk、2016年にオラクルに買収されたCrosswise、インテルに買収されたReplay Technologies、2015年にViberに買収されたNextPeerが含まれる。

**参考記事**

* **米国Intel、イスラエルのスポーツVR企業Replay Technologiesを買収…前回の資金調達から約2週間で発表 **

一方OurCrowdがAngelListなどと異なる点は、よりベンチャーキャピタルの運営スタイルに近いことだろう。OurCrowdでは、ベンチャーキャピタルのように4年で最大年間管理手数料を2%、さらに投資リターンのうち20〜25%を手数料として取る。

OurCrowd上での1件あたりの投資額は、平均200万ドル〜300万ドル(約2〜3億円)、株式持分比率は4%に相当する。

今回の資金調達によって、OurCrowdは、さらなる事業拡大を目指すとともに、グローバル展開を拡大していきたい考えだ。

具体的には、今回調達した資金の半分にあたる3,600万ドル(約36億円)については、7つのグローバル拠点の拡大と技術開発にあてる、としている。また残りの3,600万ドル(約36億円)は、OurCrowdプラットフォームにて、他の投資家と同じ条件で出資を行うために使用する、としている。

**参考記事**

* **米国のARロケーションスタートアップPixie Technology、シリーズBで約19億円を資金調達**

これにより、OurCrowdは、2020年までに年間投資額10億ドル(約1,000億円)の達成する計画。なお、2016年の年間投資額は1億8,000万ドル(約182億円)を目指す。