1,300万ダウンロード突破!インターネット発のマスメディアに挑む「AbemaTV」のゼロイチとテレビデバイス対応の全貌

Pedia Newsでは、AbemaTV エンジニア 小形昌樹氏、エンジニア 波戸勇二氏、デザイナー 石塚千裕氏、デザイナー 内田達也氏にインタビューを実施し、インターネット発のマスメディアに挑む「AbemaTV」のゼロイチとテレビデバイス対応の全貌を聞いた。

2016年4月に本開局し、開局から9ヶ月で1,300万ダウンロードを突破した、インターネットテレビ局「AbemaTV(アベマティーヴィー)」。サイバーエージェントとテレビ朝日が共同で設立した同社は、インターネット発の「マスメディアになる」ことを目指し、インターネットテレビ局という全く新しいスタイルの動画サービスを運営する。

これを支えるのが、AbemaTVの開発チームである。Pedia Newsでは、AbemaTV エンジニア 小形昌樹氏、エンジニア 波戸勇二氏、デザイナー 石塚千裕氏、デザイナー 内田達也氏にインタビューを実施し、その舞台裏を聞いた。内田氏は2015年6月、小形氏は2015年8月、石塚氏は2015年11月、波戸氏は2016年6月より、「AbemaTV」に携わっている。

AbemaTVの開発チームは総勢約40名。Android、iOS、ブラウザ、テレビデバイスといったデバイス別の横断プロジェクトで開発が進められている。

藤田晋社長肝いりのプロジェクトとしてはじまった「AbemaTV」は、2015年夏ごろ約15名体制で開発がスタートし、現在も毎週、藤田社長から直接フィードバックを受けているという。

ー これまでの開発を振り返っていかがですか。

**波戸氏**:AppleTV対応(第4世代)はけっこう大変でしたね。開発期間が2ヶ月しかなかったので、スケジュールがかなりタイトでした。テレビデバイス対応の開発はあまり国内でも例を見ないですし、僕自身、初めて取り組むものだったので、多くの課題に向き合いながらも日々試行錯誤しながら楽しかったです。

**内田氏**:僕の場合、デザイナーではありますが、学生の頃からプログラミングに興味があり、趣味でアプリを作るなどコードも書いていたのが、「AbemaTV」では役に立っていると感じています。コードが書けるデザイナーというのはそこまで多くはいないと思うので、僕のアイデンディティの一つにもなっています。

「AbemaTV」立ち上げ当初はAndroidアプリのデザインを担当し、最近ではPC版ブラウザやAppleTV(第4世代)などのテレビデバイス対応に関わっていました。これまでの「AbemaTV」のデザインで特に難しかったのは、PCブラウザ版の番組表です。TVらしさを実現するために、新聞のテレビ欄のような見せ方にしたかったのですが、PCのブラウザで見せるための様々な制約があり、エンジニアと一緒に試行錯誤して進めていきました。

**石塚氏**:私はかつてPC版ブラウザのデザインの立ち上げを担当しており、今は、PC版ブラウザ対応を内田に引き継ぎ、直近ではAndroidTV対応に携わっています。本開局以降は、広告やイベントブース、グッズのデザインなど、サービスとは別軸でプロモーション全般のデザインも見ています。

これまでを振り返ると、AndroidTV対応は社内に前例がなかったので、一から勉強してデザインに関われたことが、自分自身大きな経験になりました。スマホやPCのUIとは全く違うのでやり方を模索しながらデザインしていましたね。

AbemaTVチームにジョインした当初は、アプリのデザインは作りこまれていましたがPCの方はまだ手つかずの状態で、テレビをPCで再現するにはどういったデザインが良いのか、モックを作りながら解決の方法を日々考えていました。毎週社長に直接提案していく中で、アプリでは左右に隣の番組が見きれていますが、PCではそれをやめて大画面でテレビらしさを出していこうと決まったんです。テレビデバイスでも同じように大画面で映すようにしています。

アプリでは「AbemaTV」を開いたらすぐに番組が出てくる体験型UIですが、PCはエントランスページを設けて、テレビのように最初はチャンネルを選ばせるといったデバイスごとの工夫も取り入れました。

また、年末に他社のデザイナーが集まる忘年会に参加したのですが、その時に「AbemaTVのテレビデバイス良いですね」とリアルなユーザーの声を聞けたのは嬉しかったですね。

**小形氏**:僕は立ち上げ当初からAndroidアプリの開発に携わっていてAndroidTV対応も担当しました。「AbemaTV」の開発で特に難易度が高かったのは番組表です。「AbemaTV」の番組表は縦軸で時間を表し横軸にチャンネルがありますが、時間は未来の番組を参照できるだけでなく過去にもさかのぼることができるので、上下にスクロールする必要があります。また約30チャンネルあるため、すべてのチャンネルを参照できるようにするには左右にスクロールしなければなりません。さらに番組ごとに放映時間も異なるため番組ごとに表の高さに違いがある点も、開発する上で難しかったです。

アプリの番組表のベースとなるものはジョインして約1か月で作ったのですが、原型が残る形でテレビデバイスにも展開できたのは嬉しかったですね。テレビといえば番組表というイメージが強いとおもうので、実現することができ良かったです。

ー みなさんそれぞれ異なるタイミングでジョインされていますが、「AbemaTV」は、サービスの拡大に合わせて、チームも拡大してきていますよね。最後に、みなさん、どのような方と一緒に働きたいですか。

**波戸氏**:技術的にレベルが高い人と働きたいというのはありますが、一緒に働きたいと思ってくれる人と働きたいですね。

**一同**:(笑)

**波戸氏**:(笑)というのも、どれだけ技術力が高くても一人でできる範囲は小さいと思うんです。チームで成果を出すことを考えられる人と一緒に働けたら嬉しいですね。

**内田氏**:波戸の言う通りで、チームで成果を考えることって大切だなと日々感じていますAbemaTVでは職種を横断したコミュニケーションが多いので、デザイナーでもエンジニアとコミュニケーションをしっかり取れることが求められるし、そういう人がAbemaTVでは活躍できると思います。僕の場合は、もっとコミュニケーションが取れるようにならないといけないですけど・・・

**波戸氏**:ほんとそうだよね(笑)

**一同**:(笑)

**石塚氏**:職種に関係なくコミュニケーションを取ることは大前提ですが、自分の考えを持って、サービスをより良い方向に導くことのできる人と一緒に働けたら嬉しいです。あとは、明るくて元気な人!(笑)

**小形氏**:最後に締めると・・・自ら動ける人、自走できる人がいいですよね。新しい技術には何でもアンテナを張って良いものは取り入れて、自分から提案して進めていけるような方はAbemaTVに向いていると思います。

ー みなさん、本当にチームワークが絶妙ですね!「良いチームが良いプロダクトを作る」AbemaTVを作る現場の裏側を垣間見ることができたように思います。ありがとうございました。

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