10x Genomics、フィデリティ・ソフトバンクなどからシリーズCで約62億円を資金調達

米国・カリフォルニア州プレザントンの10x Genomicsは、Fidelity Management & Research CompanyとSoftbankなどからとシリーズCで5,500万ドル(約62億510万円)の資金調達を実施した、と発表した。

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米国・カリフォルニア州プレザントンの10x Genomicsは、3月17日、シリーズCで5,500万ドル(約62億510万円)の資金調達を実施した、と発表した。

今回の資金調達は、Fidelity Management & Research Companyがリードで、新規投資家のSoftbank<東証1部: 9984>とJS Capital Management LLC、既存投資家のVenrock、Foresite Capital、Paladin Capitalが参加した。

10x Genomicsは、シーケンシング技術を向上させるために、Illuminaシーケンサーなどによって得られるショートリードを合成的にロングリードに変える技術「GemCode」を提供する。なお、「GemCode」の名前は、使用するバーコード付きアダプターを含んだゲルビーズをGem(宝石)と呼ぶことに由来する。

「GemCode」では、マイクロ流路システムを介して、個々の長鎖DNA分子をそれぞれ単一のGemに分配する機能をもつ。また、得られたショートリードがそれぞれどのGemに由来するものかを判別するアルゴリズム機能もある。

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これらの機能によって、シーケンシング技術では解読できなかった遺伝子上に大きな欠失・挿入部位をもつDNA解析や転座・融合部位をもつDNAなど構造変異体や特殊なゲノム情報などを発見できるようになる。

今回の資金調達について、同社は、事業開発を進め、さらに、営業とマーケティングを強化していきたい、としている。