金融教育・投資アドバイスサービス「VESTA」運営のGood Moneyger、ジェネシアベンチャーズとアコード・ベンチャーズ、SMBCベンチャーキャピタルから総額7,500万円を資金調達

金融教育・投資アドバイスサービス「VESTA」を運営する株式会社Good Moneygerが、シードラウンドで、ジェネシアベンチャーズ、アコード・ベンチャーズ、SMBCベンチャーキャピタルを引受先とした第三者割当増資を実施し、資金調達を完了した。

「貯蓄から投資へ」この言葉を耳にしたり、目にする機会が増えつつある。かつては定期預金に預けておくだけでお金を増やすことができたが、低金利の時代の幕開けと共に銀行や郵便局にただお金を預けているだけでは貯金はなかなか増えない時代に入ってしまった。こうした背景のもと、投資による資産運用の形成に注目が集まっている。中でも、インターネットで株式売買や為替取引をする人が増えている。

しかしながら、日本銀行の調査では、日本の個人金融総資産1752兆円のうち、現金、預金や保険、年金準備等が約8割を占めており、個人が積極的な投資を行っているとは言えない現状がある。日本では、預金金利よりも日経平均株価のパフォーマンスが悪い時期が長らく続いたこともあり、長期にわたる資産運用には不安感や不信感が強いようだ。

そのような状況の中、「お金のデザイン」や「ウェルスナビ」など、個人の運用をアシストするFintechベンチャーが注目されているが、彼らとは別のアプローチでこの領域を攻めているのが「Good Moneyger(グッドマネージャー)」である。

Good Moneygerは、元リーマンブラザーズ出身の清水氏をはじめとして、25年超も運用業界に従事してきた岡崎良介氏など金融のプロフェッショナルにより2015年4月に設立された、金融商品仲介業者(IFA)として内閣総理大臣の登録を受けた会社。
IFAとは、顧客の立場で最良と思われる投資の選択肢を提案する独立系フィナンシャルアドバイザーであり、現在は楽天証券株式会社と業務等委託契約を締結し、金融教育・投資アドバイスサービス「VESTA」を運営する。

「VESTA」は、「オンラインのパーソナル投資トレーナー」として、個人投資家ができるだけ失敗しないよう、「クライシスマネジメント(相場の暴落を予見し、危ない時期に投資してしまうことを避ける資産運用)」ができるアドバイス提供を目指す。昨年2016年12月のローンチ以降、主に投資初心者や投資に不安感を持つ人を中心に、20代〜60代まで幅広い年齢層の男女約1,000名以上が利用している。

同社は、本日、シードラウンドで、ジェネシアベンチャーズ、アコード・ベンチャーズ、SMBCベンチャーキャピタルを引受先とした第三者割当増資を実施し、資金調達を完了した。今後は、開発体制およびマーケティング体制の増強を進め、「VESTA」のさらなる成長を目指すと共に、金融教育サービスの拡大と、NISA、iDeCo(個人型確定拠出年金)、企業型年金、貯蓄型保険など、利用者の実生活に根付いた運用商品に関するサポートを拡充させていきたい考えだ。

また同社は、リクルートが運営するTECH LAB PAAK2期生であり、最近では三菱UFJフィナンシャル・グループが運営するMUFGアクセラレータ第2期生にも選ばれている。

VESTAでは、プロと同程度の分析を行うことが難しいと感じている個人投資家や、忙しくて企業型年金の運用を適切に行うことが難しい人、投資について勉強したいけれど何から始めれば良いのか分からない人などに、適切な投資手法を伝える。対面でアドバイスを受けることが難しかった人、簡単に分かりやすいアドバイスが欲しい人や、少額の投資を検討されている人も、手軽にアドバイスが受けられるのが魅力である。また、商品の売買の依頼を受けることもできるため、アドバイスに沿って取引を希望される人は、簡単に取引を申し込むことも可能。

**投資で失敗する人を一人でも減らしたい。だからこそ僕らは金融 ”商品” ではなく、金融 “サービス” を提供したい。**(清水氏)

清水氏がVESTA運営の先に見るのは、投資に初めて携わる人から投資で苦い経験を持つ人まで、誰もがいつでも簡単に利用できる「オンラインのパーソナル投資トレーナー」として事業を拡大していくことである。