英国ユニコーン企業「Shazam」が黒字化達成、2017年に上場か?…アプリダウンロード数は10億を突破

世界最大の音楽認識アプリ「Shazam」を提供する英国・ロンドンのユニコーン企業Shazam社は、10億ダウンロードを突破したことを発表。今回の発表に合わせて、Shazamは、2011年以来初めてとなる黒字化を達成したことも発表した。またShazamは、売上が2桁成長したことも明かした。

世界最大の音楽認識アプリ「Shazam」を提供する英国・ロンドンのユニコーン企業Shazam社は、9月29日、10億ダウンロードを突破したことを発表。これまでの音楽検索利用回数は、累計300億回、1日の音楽検索回数は2,000万回。

Shazamは、音楽検索の分野で世界的に存在感を示し続けており、世界中の大手音楽会社と業務提携を進めることで、動画、歌詞、リコメンドなどあらゆる音楽体験を向上させてきた。現在、Shazam公認アーティストは1,800人以上で、合計30億人のフォロワーを持つ。

今回の発表に合わせて、Shazamは、2011年以来初めてとなる黒字化を達成したことも発表した。またShazamは、売上が2桁成長したことも明かした。

これは、広告収入が増加したことによるもの。Shazamでは、広告コミュニティ向けに「Shazam for Brands」をリリースし、広告ビジネスの拡張を進めている。

「Shazam for Brands」を利用すると、広告主は、モバイルアプリ経由で顧客のエンゲージメントを向上できる。具体的には、テレビCM、紙媒体、グッズなどあらゆる広告キャンペーンを網羅する。特に、Shazamの広告ではテレビ広告とのシナジーが好評だ。

Shazam社は、1999年に設立された会社。2002年に英国でフィーチャーフォン向けにサービスを開始し、2008年よりスマートフォン向けにサービス提供を開始した。

Shazam社は、直近ラウンドである2015年2月のシリーズFで、Buran Venture Capitalから3,000万ドル(約30億円)を調達し、バリュエーション10億ドル(約1,000億円)の評価を得ている。

なお、Shazam社は、2017年のIPO(新規上場)に向けて動いているという。