英国ブロックチェーンのElliptic、シリーズAで約6億円を資金調達

英国のブロックチェーンインテリジェンス企業のEllipticは、Paladin Capital GroupとDigital Currency Group(DCG)などからシリーズAで500万ドル(約5億6,515万円)の資金調達を実施した、と発表した。

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英国のブロックチェーンインテリジェンス企業のEllipticは、3月21日、シリーズAで500万ドル(約5億6,515万円)の資金調達を実施した、と発表した。

今回のラウンドは、Paladin Capital Groupがリードで、Santander InnoVentures、KRW Schindler、Digital Currency Group(DCG)と既存投資家のOctopus Venturesが参加した。

今回のラウンドで、Paladin Capital GroupのマネージングディレクターであるChristopher Steed氏がボードメンバーに参加する。なお、ボードメンバーには、Octopus VenturesとSantander InnoVenturesの投資担当者も参加している。

Ellipticは、2013年、元Liquid Capital GroupのトレーダーであるJames Smith氏によって設立された会社。本拠地は英国・ロンドンで、米国・ニューヨークにも拠点をもつ。

同社では、企業や高額保有者向けのビットコイン保管サービスとブロックチェーンの画像分析「THE BITCOIN BIG BANG」を運営する。

「THE BITCOIN BIG BANG」は、グラフ画像解析と機械学習をつかって、ブロックチェーン上の取引で、不正な取引を検出して識別する。

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ビットコインアドレス群の識別を行い、レーダー状にプロットする。この時、プロットされた点は取引高に応じてサイズが異なる。また、点を選択すると、取引関係にあるもの同士がラインで結ばれる。これにより、利用者の利用傾向が可視化できるようになる。

また、同社は、欧米の警察機関や法執行機関などと連携しており、犯罪捜査の一つの手段としても利用されている。現在までに、評価したビットコイン取引数は2億ドル(約226億円)以上。

今回の資金調達によって、同社は、法令順守で、米国での事業拡大を目指すとともに、事業開発を進めたい考えだ。