応用行動分析を使って機械学習の詐欺防止ソリューションを提供する英国のFeaturespaceは、900万ドル(約9億円)の資金調達を実施していた、と発表した。今回の資金調達で、資金調達額は累計1,400万ドル(約15億円)となった。
応用行動分析を使って機械学習の詐欺防止ソリューションを提供する英国のFeaturespaceは、5月31日、900万ドル(約9億円)の資金調達を実施していた、と発表した。今回の資金調達で、資金調達額は累計1,400万ドル(約15億円)となった。
今回のラウンドは、米国のアーリーステージのベンチャーキャピタルTTV Capitalがリードで、既存投資家のImperial Innovations Group、Nesta、Cambridge Angels、Cambridge Capital Groupが参加した。
Featurespaceは、金融機関などに向けて、Featurespaceの機械学習ARICエンジンを使って、リアルタイムでクレジットカードにまつわる詐欺を防止・予防するための詐欺防止ソリューションを提供する。現在、顧客には、Vocalink/Zapp、CallCredit、Betfair、William Hill、Camelotなどを持つ。
今回の資金調達によって、Featurespaceは、金融サービス市場とゲーム市場において、機械学習を用いた詐欺防止ソリューションのプロバイダーとして地位を確立していきたい考えだ。
なお、Featurespaceは、5月上旬に、米国のグローバル決済企業でビザカードやマスターカードなどのサードパーティーとして米国で最大のTSYS<NYSE: TSS>と業務提携を締結している。