米国Quanterix、Bain CapitalなどからシリーズDで約51億円を資金調達

米国・マサチューセッツ州レキシントンのヘルスケアスタートアップQuanterixは、シリーズDで4,600万ドル(約51億3,728万円)の資金調達を実施した、と発表した。今回の資金調達で、資金調達額は累計8,800万ドル(約98億2,784万円)となった。

Quanterix

米国・マサチューセッツ州レキシントンのヘルスケアスタートアップQuanterixは、3月23日、シリーズDで4,600万ドル(約51億3,728万円)の資金調達を実施した、と発表した。今回の資金調達で、資金調達額は累計8,800万ドル(約98億2,784万円)となった。

今回のラウンドは、ARCH Overage Fund、Cormorant Asset Management、Trinitas Capitalがリードで、既存投資家のARCH Venture Partners、Bain Capital Ventures、Tufts University、Dr. David Walt. Hercules Capital, Inc.が参加した。

同社は、2007年、David R. Walt氏によって設立された会社。フェムトモーラーレベルのバイオマーカー定量を可能にする新世代ELISAシステム「Simoa」を提供する。

「Simoa」はデジタルELISA技術を用いた新たな自動イムノアッセイプラットフォーム。従来のELISA系では困難なフェムトモーラーレベルで低濃度のタンパク質やペプチドを定量する。優れた再現性と正確性が魅力だ。

「Simoa」は、サンプルと試薬をセットするだけで、インキュベーション、洗浄、測定まで全自動で行うため、サンプル測定数が多い場合にもコストを大幅に減らすことができる。

Quanterixは、生命科学の研究や集中型診断・分散型診断の検証を進めており、6四半期連続で成長し続けている。また、腫瘍学・神経学・炎症学・免疫学・心臓や感染症など医学の分野で幅広く導入されている。現在、欧米を中心に、製薬メーカー・CRO・学術研究機関で利用される。

今回の資金調達について、Quanterixは、2017年までの事業計画を推進すべく、事業開発と研究開発の費用にあてる考えだ。同社では、2017年にデスクトップ型システムの商用リリース、2016年末までに60の生物学試験を予定している。

これにより、Quanterixは、グローバル展開を進めながら、国際的地位を向上させ、さらなる事業拡大を目指す。