米国FinTech企業Selerity、シティグループからシリーズBで約4億8,000万円調達

米国・ニューヨークのFinTech企業Selerityは、3月8日、シティグループ(NYSE: C)、FinTech分野に精通する起業家・投資家のRoger Ehrenberg氏、Mark Faulkner氏からシリーズBで420万ドル(約4億7,788万円)を調達した、と発表した。

Selerity

米国・ニューヨークのFinTech企業Selerityは、3月8日、シリーズBで420万ドル(約4億7,788万円)を調達した、と発表した。今回のラウンドで、資金調達額は累計1,230万ドル(約13億9,925万円)となった。

今回のラウンドは、シティグループ(NYSE: C)がリードで、FinTech分野に精通する起業家・投資家のRoger Ehrenberg氏、Mark Faulkner氏が参加した。

同社は、2009年、元世界銀行でトーマス・ロイターでディレクターを務めたRyan Terpstra氏によって設立された会社。金融機関向けに、機械学習を用いた独自人工知能(AI)アルゴリズムで、Web上のコンテンツを解析してパードナライズ化された情報をリコメンドする「Selerity Context」を提供する。

Selerity Context

「Selerity Context」では、リアルタイムでソーシャルメディア、ニュースメディア、特定の研究機関の情報などを人工知能を使ってカスタマイズ化する。これにより、ユーザーは専門家のインサイトを簡単にシンプルな方法で得られ、意思決定を効率化できる。

また、同社は、同日、Jeff Penney氏をボードメンバーに迎え入れることを発表した。Penney氏は、メリルリンチ、モルガン・スタンレー、クレディ・スイスなどの世界でも有数の金融機関で責任者として活躍し、最近では、JPモルガンで企業・投資銀行戦略部門で責任者を担当しており、金融とFinTechに精通している。Penney氏の参画により、同社は、事業を一段階上のレベルで成長させたい、としている。

今回の資金調達により、同社は、「Selerity Context」の人工知能アルゴリズムの研究開発を強化し、大規模なデータサイエンスインフラの構築を進め、さらに、エンタープライズ市場での世界展開に向けて営業・マーケティングを拡大していきたい考えだ。