米国ロボアドバイザーBetterment、シリーズEで約112億円を資金調達…預かり資産は約4,500億円突破

米国・ニューヨークのロボアドバイザーBettermentは、スウェーデンの投資銀行KinnevikなどからシリーズEで1億ドル(約112億円)の資金調達を実施した、と発表した。現在、預かり資産額は約40億ドル(約4,467億円)を超えて急成長中だ。

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米国・ニューヨークのロボアドバイザーBettermentは、3月29日、シリーズEで1億ドル(約112億円)の資金調達を実施した、と発表した。今回の資金調達で、資金調達額は累計2億500万ドル(約229億円)となった。

今回のラウンドは、スウェーデンの投資銀行Kinnevikがリードで、既存投資家のBessemer Venture Partners、Anthemis Group、Menlo Ventures、Globespan Capital Partners、Francisco Partnersが参加した。

また、今回の資金調達で、Bettermentは、Kinnevikと資本業務提携を締結している。

Bettermentは、2008年、ハーバード大学で経済学を専攻し、コロンビア大学のMBAをもつ、元First Manhattan Consulting GroupのコンサルタントJonathan Stein氏と、ニューヨーク大学のロースクール出身で元Proskauer RoseのEli Broverman氏によって設立された会社。

同社は、オンライン上で、投資アドバイザリーサービス、資産運用サービスを提供するロボアドバイザーを運営する。ユーザーは、オンライン上で、いくつかの質問に答えるだけで、簡単に運用方針を設定でき、投資ポートフォリオを自動的に作成できる。

また、インデックス連動型でETFを重視した投資ポートフォリオを構成しており、リバランスも自動的に行われる。これにより、ユーザーは、グローバル分散投資で、一人ひとりに最適な資産運用を実現できる。

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直近15カ月間で、 ユーザー数は15万以上、預かり資産は11億ドル(約1,228億円)から約40億ドル(約4,467億円)まで増加した。同社によれば、この成長は、新規顧客の急速な増加、既存顧客の追加投資による預かり資産の増加、さらに、フィナンシャルアドバイザーサービス「Betterment Institutional」、従業員向け「Betterment for Business 401(k)」のリリースが支えたという。

今回の資金調達について、Bettermentは、積極的に事業投資を行うことで、さらなる事業拡大と事業開発を進めていきたい考えだ。