米国フードデリバリーdelivery.com、テキサスのアルコールデリバリーアプリ「BrewDrop」を買収…アルコール事業強化・テキサス市場へ事業拡大

米国・ニューヨークのフードデリバリースタートアップdelivery.comは、アルコールデリバリー事業を強化し、さらにテキサス市場への事業展開を加速させるために、米国・テキサス州オースティンのアルコールデリバリーアプリ企業BrewDropを買収することで合意した、と発表した。

delivery.com

米国・ニューヨークのフードデリバリースタートアップdelivery.comは、4月11日、米国・テキサス州オースティンのアルコールデリバリーアプリ企業BrewDropを買収することで合意した、と発表した。

delivery.comは2004年に設立された会社。それぞれの地域でレストラン、食料品店、ワイン、クリーニングなどをオンライン上から注文できるようにすることで地域経済の活性化を目指している。

delivery.com1

現在、ユーザー数は100万以上で、店舗数は1万2,000店舗、米国の38都市で展開中だ。ユーザーは、品揃え豊富なラインナップから簡単に注文ができて、ポイント付与などのリワードをもらえる。企業にとっては、簡単にオンライン上から注文を受けれるようになることで、リアルの店舗だけではなくオンライン上からも顧客を獲得できて事業拡大できるメリットがある。

一方、BrewDropは、2014年、Andrew Bell氏、Matthew Bell氏、Sergio Trevino氏によって設立された会社。アルコールデリバリー事業で急成長し、大学などが多いテキサス州で確固たる人気を誇る。

delivery.com3

今回の買収によって、BrewDropはdelivery.comに吸収される。これにより、BrewDropのユーザーは、delivery.comのウェブサイトやモバイルアプリからいつでもどこでも簡単にアルコールデリバリーを注文でき、さらに、delivery.comが有する1万2,000店舗以上のレストランや酒屋、食料品店、クリーニング屋にアクセスできるようになる。

delivery.com4

今回の買収について、delivery.comのCEOであるJed Kleckner氏は、

BrewDropは、オースティンでアルコール事業を独占している。彼らは、この重要で成長性の高い市場でdelivery.comのワンストップショップの利便性を届けるために、完璧なパートナーだ。私たちは、BrewDropがdelivery.comファミリーに参加することを歓迎している。そして、彼らのサービスが育ててきたテキサスの顧客に、私たちのサービスを提供できることを楽しみにしている。

と述べた。

今回の買収の一環で、BrewDropの共同創業者であるAndrew Bell氏は、delivery.comのMarket Developmentのディレクターに就任する。これにより、delivery.comは、Andrew氏のテキサス州市場に関する知見をいかし、オースティンをはじめ、ダラスやヒューストンなどテキサス州全土への事業拡大に向けて大きく貢献することを期待している。

また、アルコール市場は、delivery.comの中でも急成長しており、売上に大きく貢献している。なお、delivery.comによれば、今回の買収でアルコールデリバリーの想定顧客数が10%拡大するとのこと。

今回の買収によって、delivery.comは、急成長中するオンデマンドアルコール市場に参入し、ウェブとモバイルプラットフォームの両プラットフォームでより早く、より簡単にアルコールをデリバリーすることで、新しい顧客体験を提供していきたい考えだ。