米国のGoogle GlassヘルスケアスタートアップAugmedix、シリーズBで約19億円を資金調達

米国・カリフォルニア州サンフランシスコに拠点を持つ、Google GlassのヘルスケアスタートアップAugmedixは、米国有数のヘルスケア企業などから戦略的資本提携を締結し、プレシリーズBで1,700万ドル(約19億円)の資金調達を実施した、と発表した。今回の資金調達で、資金調達額は累計4,000万ドル(約44億円)となった。

Augmedix

米国・カリフォルニア州サンフランシスコに拠点を持つ、Google GlassのヘルスケアスタートアップAugmedixは、4月26日、戦略的資本提携を締結し、プレシリーズBで1,700万ドル(約19億円)の資金調達を実施した、と発表した。今回の資金調達で、資金調達額は累計4,000万ドル(約44億円)となった。

今回のラウンドには、米国のヘルスケア企業Sutter Health、Dignity Health、Catholic Health Initiatives(CHI)、TriHealthが参加し、その他に非公開の投資家が1つ参加した。今回のラウンドに参加したヘルスケア企業は、米国でも有数のヘルスケア企業で互いに競合関係にある。

Augmedixは、2012年、Ian Shakil氏とPelu Tran氏によって設立された会社。革新的な医療システムを使って、医療業界にイノベーションをもたらせることを目的とする。従業員数は約400人に及ぶ。

Augmedixでは、Google Glassを使って患者を診療しながら患者の電磁的診断記録(EHR)を管理できる医療ソフトウェアを提供する。これにより、医療機関は、高い品質で個人に最適化された医療を効率良く提供できるようになる。現在、米国50州で1日あたり約5,000人の患者の診療で利用されている。

今回の戦略的資本提携によって、Augmedixは、さらなる事業拡大に向けて、米国国内の病院、ヘルスケア企業、プライベートクリニックに対してGoogle Glassを使ったヘルスケアサービスをより一層提供していきたい考えだ。

なお、Augmedixによれば、今回の資金調達は、Google Glassは2015年に個人向け販売を中止した一方で、AugmedixならではのGoogle Glassを使ったヘルスケアサービスは医療現場の電磁的診断記録を効率化するために需要が高かったためとしている。