科学研究のUber「Science Exchange」、YCなどからシリーズBで約28億円を資金調達

米国・カリフォルニア州パロアルトで科学研究のUber「Science Exchange」は、YC Continuity Fund、Y CombinatorのSam Altman氏などからシリーズBで2,500万ドル(約27億6,000万円)の資金調達を実施した、と発表した。今回の資金調達で、資金調達額は累計3,000万ドル(約33億1,000万円)となった。

Science Exchange
米国・カリフォルニア州パロアルトで科学研究のマーケットプレイスを提供するScience Exchangeは、3月23日、シリーズBで2,500万ドル(約27億6,000万円)の資金調達を実施した、と発表した。今回の資金調達で、資金調達額は累計3,000万ドル(約33億1,000万円)となった。

今回のラウンドは、Maverick Capital Venturesがリードで、Union Square Ventures、Index Ventures、OATV、Collaborative Fund、YC Continuity Fund、TEDMEDのCEOであるJose Suarez氏、Y CombinatorのSam Altman氏、Case FoundationのSteve Case氏、Y CombinatorのPaul Buchheit氏が参加した。

また、今回の資金調達で、Maverick Capital VenturesのマネージングパートナーであるDavid Singer氏が社外取締役に就任する。これにより、Science Exchangeは、経営戦略と事業戦略を進め、組織体制を強化していく。なお、Singer氏は、Affymetrix、GeneSoft Pharmaceuticals、Corcept Therapeuticを創業したシリアルアントレプレナー。

Science Exchangeは、2011年、Elizabeth Iorns氏、
Dan Knox氏によって設立された会社。科学研究の分野でイノベーションを起こすために、専門的な科学知識をオープン化し、研究者と世界中の科学研究をより簡単につなぐことを目指す。つまり、科学研究業界のUberを目指している。

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同社のプラットフォームを利用すると、医薬品開発業務受託機関(CRO)や学術研究機関および政府機関は科学者に代わって実験ができるようになる。現在、2,500以上の企業・団体が利用する。

Science Exchangeによれば、2015年の総実験トランザクション数は前年比500%以上で増加しており、急成長中だ。顧客の中には、毎月100万ドル(約1億1,000万円)以上を課金する企業もある。

今回の資金調達によって、Science Exchangeは、プロダクト開発、エンジニア採用、営業、マーケティング、顧客獲得を強化していきたい考えだ。