福岡発VC「F Ventures」1号ファンド、総額約2億円を調達 福岡の地場を支える、FFG ベンチャービジネスパートナーズと西日本シティ銀行らと共に福岡のスタートアップエコシステム構築を目指す

F Venturesは、創業期のスタートアップ投資を目的とするF Ventures Fund 1号投資事業有限責任組合(FVファンド)の募集が完了した、と本日発表した。今回の1号ファンドの組成によって、上場企業を含む事業会社やエンジェル投資家など総勢11名から約2億円を集めたという。

F Venturesは、創業期のスタートアップ投資を目的とするF Ventures Fund 1号投資事業有限責任組合(FVファンド)の募集が完了した、と本日発表した。

今回の1号ファンドの組成によって、上場企業を含む事業会社やエンジェル投資家など総勢11名から約2億円を集めたという。主な出資者は、以下のとおり。

* 事業会社
* FFG ベンチャービジネスパートナーズ
* キメラ
* GMO ペパボ
* 寺田倉庫
* 西日本シティ銀行
* Mistletoe
* エンジェル投資家
* 株式会社ユーザーローカル 代表取締役 伊藤将雄氏
* 株式会社ディーゼロ 代表取締役 矢野修作氏
* 株式会社山本真司事務所 代表取締役 山本真司氏
* など他数名

今回のファンド組成で注目したいのが、福岡に地場をもち互いに切磋琢磨し合いながら地域を支えてきた「七社会(互友会)」の中から、ふくおかフィナンシャルグループの「FFG ベンチャービジネスパートナーズ」と「西日本シティ銀行」が同一のファンドに出資をしている点だろう。これまでにも、福岡のベンチャーキャピタル(VC)といえばドーガンやQBキャピタルなどがすでに存在しているが、それぞれ西日本シティ銀行から出資を受けており、ふくおかフィナンシャルグループからは出資を受けていない。

福岡が創業特区としてスタート以降、スタートアップの機運が地域全体の中で少しずつ高まっていきました。こうした中で、全国の地銀の中でも、一、二を争うような福岡銀行と西日本シティ銀行が自ら旗をあげてスタートアップへ積極的に支援するようになりました。独立系VCとして、福岡全体を盛り上げる、FV ファンドのFに込めた福岡のスタートアップシーンに対する思いを実現するためには、七社会として互いに競争関係にある両者からひとつのファンドとして出資していただくことは必要不可欠なことだと思っています。福岡を代表する企業から出資していただくことで、福岡のスタートアップシーンを盛り上げてくれるようなスタートアップに対して投資を行い、福岡のスタートアップエコシステムを築いていきたいと思います。(F Ventures LLP 代表パートナー 両角将太氏)

FV ファンドは、インターネット領域全般が対象であり、シードステージのスタートアップに特化し、1件あたり500〜1000万円程度の投資を行う。特に、開発拠点を東京にこだわらず、海外展開を視野に入れる起業家に対して支援。

またファンド名の “F” にあるように、福岡出身の起業家をはじめとした九州にゆかりのある起業家や、福岡進出を検討するスタートアップなどに投資を行っている。