決済は「ネイティブペイメント」の時代…FacebookとPayPalが連携強化、Messenger上で簡単に決済できる

米決済大手ペイパル(PayPal)は、フェイスブックの対話アプリ「メッセンジャー(Facebook Messenger)」上でよりスマートなモバイルコマースを支援するために、ペイパルの決済を連動させることを発表した。今回の発表によって、米国において、ペイパルは、フェイスブックのメッセンジャーアプリ上でペイパル決済の展開を開始する。

米決済大手ペイパル(PayPal)は、10月24日、フェイスブックの対話アプリ「メッセンジャー(Facebook Messenger)」上でよりスマートなモバイルコマースを支援するために、ペイパルの決済を連動させることを発表した。

今回の発表によって、米国において、ペイパルは、フェイスブックのメッセンジャーアプリ上でペイパル決済の展開を開始する。これにより、メッセンジャーのチャットボットを介して商品を購入する際、直接メッセンジャー上で実行する決済オプションとしてペイパルの決済を選べる。

米国のペイパル利用者は、ペイパルアカウントとフェイスブックやメッセンジャーとアカウントが連携することで支払いが簡易になるほか、メッセンジャー上で領収書も管理できるようになる。

ペイパル決済導入企業にとっては、メッセンジャーを使って、世界1億9,200万のペイパルアクティブアカウントと直接コミュニケーションをとって顧客との関係性を構築できるようになる。ペイパルならではのモバイルに最適化された顧客体験で、より消費を促すことができる。加えて、ペイパルでは、フェイスブック広告、オキュラス対応のヘッドセットやコンテンツ経由などの販売を支援するほか、ペイパル決済対応の事業についてはフェイスブックページのショップセクションから直接販売できるようにする。

また、2015年12月、Braintreeは、フェイスブックと配車アプリ「Uber」との提携を発表し、メッセンジャー上でUberを呼び出して決済できるようになっている。まさに、決済は、メッセンジャーを使ったネイティブペイメントの時代に入り、企業のチャットボットから直接簡単に決済手段を提示できるようになっている。

今回の発表によって、ペイパルとフェイスブックは、両者のパートナーシップ関係をより強固なものへと築いていく。

なお、最近、ペイパルでは、Visa、MasterCard、Telcel、Claro、Vodafone、Alibabaとの連携を発表するなど、事業提携を進めている。