欧州最大!「宅食のUber」英国のユニコーン企業Deliveroo、シリーズEで約280億円を資金調達…イグジット直前の最終ラウンドか!?

有名レストランの料理を配達してくれる「宅食サービス」を手がける、欧州のオンデマンドフードデリバリースタートアップDeliverooは、新規投資家のBridgepoint、既存投資家のDST Global、General CatalystなどからシリーズEで2億7,500万ドル(約280億円)の資金調達を実施した、と発表した。

有名レストランの料理を配達してくれる「宅食サービス」を手がける、欧州のオンデマンドフードデリバリースタートアップDeliverooは、8月5日、シリーズEで2億7,500万ドル(約280億円)の資金調達を実施した、と発表した。

今回のラウンドは、新規投資家のBridgepoint、既存投資家のDST Global、General Catalystがリードで、既存投資家のGreenoaks Capitalが参加した。

今回の資金調達で、資金調達額は累計4億7,500万ドル(約480億円)となった。バリュエーション(企業評価額)は10億ドル(約1,000億円)でユニコーン企業の仲間入りを果たした。

Deliverooは、2013年、投資銀行出身のWilliam Shu氏とソフトウェアエンジニアのGreg Orlowski氏によって設立された会社。

Gaucho、Soho House Group、Wagamamaなどのレストランチェーンと配達ドライバーとをマッチングさせる。配達までにかかる時間はわずか32分。

761593457886449664

また、Deliverooは、昨年11月(2015年11月)にDST Global、Greenoaks Capital、Accel、Hummingbird Ventures、Index VenturesからシリーズDで1億ドル(約100億円)の資金調達を実施している。シリーズDの資金調達以降、成長率は400%以上で、宅食市場をリードしている。

直近約8ヶ月間で、新たにドバイを含む29都市へ進出、新規レストランのパートナー数は9,000以上。

宅食サービスは、「Delivery Hero」や「Just Eat」などのスタートアップだけではなく、タクシー配車サービスUberが欧州で「UberEATS」を展開、さらにアマゾンも欧州でフードデリバリープロジェクト「Hot Wheels」をはじめるなど、まさに群雄割拠の市場と言えるだろう。

その激しい競争環境の中、Deliverooは、今回の資金調達で、アレンジ担当者にモルガンスタンレーを起用している。一部報道では、Deliverooは出口(イグジット)の道を模索しており、今回の資金調達がイグジット直前の最終ラウンドの資金調達とも報じられている。潜在的な売却先としては、競合でもあるUber、Delivery Hero、Amazon、Just Eat、Takeaway.comなどが考えられる。もちろん、Deliverooはイグジット可能性について否定している。

今回の資金調達によって、Deliverooは、既存市場及び新規市場でさらなる事業拡大を進めていきたい考えだ。