欧州最大のアイルランド版SoFi「Future Finance」、QED・Blackstoneから約192億円調達

アイルランド・ダブリンで欧州最大の学生ローンのマーケットプレイス企業Future Finance Loan Corporationは、3月14日、QED Investors、Blackstone Strategic Opportunity Fundなどから1億1,900万ポンド(約191億6,600万円)を資金調達した、と発表した。

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アイルランド・ダブリンで欧州最大の学生ローンのマーケットプレイス企業Future Finance Loan Corporationは、3月14日、1億1,900万ポンド(約191億6,600万円)を資金調達した、と発表した。

今回のラウンドには、QED Investors、Blackstone Strategic Opportunity Fund、Colchis Capital、Invus Opportunities、KCK、DW Partners、Fenway Summer Ventures、Ridge Road Partners、1/0 Capitalなどが参加した。

また、同社は、同日、Goldman Sachsから信用保証付き融資で1億ポンド(約161億600万円)を資金調達していたことも明かした。

同社は、2013年、Ridge Road PartnersのマネージングメンバーであるBrian Norton氏によって設立された会社。英国とドイツで、政府、金融機関、財団などから奨学金を受けられない学生に対して、競争力の高いテーラーメイド型で融資する。これにより、既存の奨学金制度では対応しきれなかった学生に、教育を受ける機会を提供する。

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同社では、授業料と生活費を補うために、年間2,500ポンド(約40万2,638円)から4万ポンド(約644万2,200円)まで融資する。貸付期間は卒業後最大10年。繰上げ返済をすると、利息を減らすこともできる。なお、対象は、ドンカスター・カレッジの看護学校からロンドン・ビジネス・スクールのMBAまでで幅広い。

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学生の奨学金需要については、同社によると、

多くの学生が信用情報が足りないという理由で、金融機関からの融資を受けることができずに、高額なクレジットカードや短期ローンなどを組み、高い利息で苦しんでいる。そのギャップは、一人あたり年間8,000ポンド(約127万4,962円)と言われている。融資に対する需要はかなり高い。

とのこと。実際、同社は、2014年5月のリリース以来、英国の学生人口の1.5%にあたる3万7,000人から融資の依頼を受けた。また、貸付金額は、総額2 ,500万ポンド(約40億2,638万円)で、前年比900%の増加だ。現在、英国の大学33校と提携しており、大学生向けに競争力の高い奨学金を提供する。

今回の資金調達によって、同社は、より多くの学生が英国で質の高い教育を受けれるように、これまで以上に多くの奨学金をつくり、教育への投資活動を通じて、学生と社会に貢献していきたい考えだ。