次世代AI/コンピュータービジョンのパイオニア「Mad Street Den Systems」がセコイアからシリーズAで資金調達

インド・チェンナイを拠点に、AI(人工知能)と画像センシング技術などコンピュータービジョンの分野に注力するスタートアップ「Mad Street Den Systems」は、Sequoia CapitalなどからシリーズAで資金調達を実施した、と発表した。

インド・チェンナイを拠点に、AI(人工知能)と画像センシング技術などコンピュータービジョンの分野に注力するスタートアップ「Mad Street Den Systems](http://www.madstreetden.com/){: target=”_blank”}」は、[9月1日、シリーズAで資金調達を実施した、と発表した。

今回のラウンドは、Sequoia Capitalがリードで、既存投資家のExfinity Venture PartnersとGrowX Venturesが参加した。

今回の資金調達で、Sequoia Capital IndiaのマネージングディレクターであるGautam Mago氏は、Mad Street Den Systemsについて

Mad Street Denは、次世代のAIスタートアップのパイオニアです。彼らは、ほんのわずかなデータから汎用性の高い高性能な知能を生み出すことで、これまで想像もできなかったような素晴らしい結果をもたらすでしょう。重要なのは、彼らは機械学習だけではなく、知能をトレーニングしていることです。

と述べている。

Mad Street Den Systemsでは、2015年1月には、シードでExfinity Venture PartnersとGrowX Venturesから150万ドル(約1億5,000万ドル)の資金調達を実施している。

Mad Street Den Systemsは、2013年、スタンフォード大学卒業生で神経科学者のAnand Chandrasekaran氏と、元インテル幹部のAshwani Asokan氏のAnand夫妻によって設立された会社。

Chandrasekaran氏は、スタンフォード大学卒業後、インド工科大学(IIT)マドラス校で神経科学・電子工学を研究したのちにZort TechnologiesやEvolved Machinesなど複数の企業に勤めた。一方、Asokan氏は、インテルに勤める前、マドラス大学でビジュアルコミュニケーション、カーネギーメロン大学でインタラクションデザインを研究していた。

また、Mad Street Den Systemsには、インドと米国を中心に、神経科学者、データサイエンティスト、コンピュータービジョンの専門家、マーケッターやデザイナーらが集まっている。

Mad Street Den Systemsが初めて提供したプロダクトは、AIとコンピュータービジョンの技術を融合した、クラウドプラットフォーム「MADstack」。

「MADstack」は、主にファッションEC企業で導入されたプロダクトでもある。ユーザーは、自分の好きな衣服の写真を撮るだけで、ウェブサイト上からそれと類似した好みの衣服を探せる。

また、「MADstack」がファッションEC企業で好評だったことを受けて、1月よりファッションEC企業向けにビジュアル・リコメンデーション・プラットフォーム「Vue.ai」を提供している。

「Vue.ai」は、Aiベースのコンピュータービジョン技術を採用しており、製品間の関係性、個人の消費行動、個人のコミュニティ及びソーシャルコンテキストをもとに、それぞれのユーザーに最適なリコメンドを行う。

現在、Mad Street Den Systemsは、インド、西アジア、米国を中心に100社以上のクライアントを持つ。その中には、インドで有名なファッションEC大手CraftsvillaやVoonikなども含まれる。

今回の資金調達によって、Mad Street Den Systemsは、グローバルへ進出するとともに、技術開発を強化し、ユーザーの好みに応じたパーソナライゼーション・プラットフォームを構築していきたい考えだ。

なお、Mad Street Den Systemsでは、顧客のニーズをあらかじめ推測することで、ビジュアルマーチャンダイジングや在庫管理を自動化、小売事業にかかるコスト削減を支援するようなツールをリリースする計画。