次のユニコーン企業はアイルランドのライフサイエンス企業か?Founders Fund、アイルランドのTeckroにシリーズAで約6億円を出資

AirbnbやFacebookに創業まもない段階で投資したベンチャーキャピタルFounders Fundは、アイルランド・リムリックのライフサイエンス企業TeckroにシリーズAで600万ドル(約6億円)へ出資したことがわかった。

ユニコーン企業の輩出数では米国劣る欧州で、新たなユニコーン企業が育まれようとしている。AirbnbやFacebookに創業まもない段階で投資したベンチャーキャピタルが、新たにアイルランドのスタートアップへ出資した。

アイルランド・リムリックのライフサイエンス企業Teckro](http://teckro.com/){: target=”_blank”}は、[8月9日、シリーズAで600万ドル(約6億円)の資金調達を実施した、と発表した。

今回のラウンドは、米国・サンフランシスコのベンチャーキャピタルFounders Fundがリードで、Enterprise Irelandら投資家が参加した。

今回の出資について、Founders FundのパートナーであるScott Nolan氏は、

私たちは、Teckroチームと彼らの臨床実験に対するビジョンに心から感銘を受けました。Teckroは、いかに臨床実験を実施することで収益化させるか、明確な事業機会を持ち合わせています。また、Teckroのモバイルファーストなソリューションは、全世界の臨床実験が直面する課題を解決する、足がかりになることがわかっています。

と述べている。

今回の資金調達で、資金調達額は累計780万ドル(約8億円)となった。

Teckroは、2015年、Gary Hughes氏、Jacek Skryzpiec氏、Nigel Hughes氏によって設立された会社。Teckroの創業する前は、2011年にICON Plcに買収されたFirecrest Clinicalを共同創業している。Teckroでは、ICONの元会長で、UDG Healthcareの会長、Jazz PharmaceuticalsとAptuitのディレクターをつとめるPeter Gray氏が会長をつとめる。

Teckroは、バイオ企業・製薬会社などと提携し、臨床実験の効率と精度を向上させるために、情報検索と機械学習の技術を使って、臨床実験のプロセスを簡素化する。現在、すでに複数の製薬会社で導入されている。

今回の資金調達によって、Teckroは、採用を強化し、事業開発チームを増強していきたい考えだ。