米国・カリフォルニア州パロアルトのフィンテックスタートアップBlueVineは、Citi Venturesと戦略的資本業務提携を締結した、と発表した。今回の戦略的資本業務提携の詳細については明らかにされていない。
米国・カリフォルニア州パロアルトのフィンテックスタートアップBlueVineは、4月27日、 Citi Venturesと戦略的資本業務提携を締結した、と発表した。今回の戦略的資本業務提携の詳細については明らかにされていない。
BlueVineは、2016年1月、Menlo Ventures、楽天のフィンテックファンド「Rakuten FinTech Fund」などからシリーズCで4,000万ドル(約43億円)の資金調達を実施している。これまでの資金調達額は累計6,400万ドル(約70億円)以上。
BlueVineは、創業者兼CEOであるEyal Lifshitz氏と金融・戦略部門の責任者であるAna Sirbu氏によって設立された会社。中小規模のビジネスが抱える売掛債権を元に融資する。
インボイスの請求権譲渡市場は米国だけで取引規模が1,000億ドル(約11兆円)以上と言われている。BlueVineでは、その市場で新たなイノベーションをもたらすことを目指している。
今回の戦略的資本業務提携によって、BlueVineは、新しい市場に進出するとともに、さらなる事業拡大を目指していきたい考えだ。