東大発ベンチャー「ナウキャスト」、東大発FinTechベンチャーのFinatextと経営統合

株式会社ナウキャストは、2014年設立の東大発Fintechベンチャーの株式会社Finatextと経営統合し、戦略的にグローバルビジネスを拡大することを発表した。

株式会社ナウキャストは、8月1日、2014年設立の東大発Fintechベンチャーの株式会社Finatextと経営統合し、戦略的にグローバルビジネスを拡大することを発表した。

ナウキャストは「経済の“今”を知る」ことが出来る世界の実現を目指し、ビッグデータ解析により、消費者物価指数を始めとする経済統計のリアルタイム化、企業の経営戦略の見える化を行う東大発ベンチャー。東京大学経済学研究科渡辺努研究室における『東大日次物価指数(現:日経CPINow)』プロジェクトを前身として2015年2月に設立。現在リアルタイム統計データベースサービス『NowcaSTats』を展開し、国内外220社以上の金融機関、シンクタンク、政府、政府系金融機関、海外ヘッジファンド等の資産運用、経済調査業務を支援。

一方、Finatextは、2014年設立の東京大学発Fintechベンチャー企業。モバイル金融サービスの開発・企画・運営に強みを持っており、日本一株予想の集まるアプリ『あすかぶ!』やFX アプリ『かるFX』、投信選びをサポートするアプリ『Fundect』、そして独自の投資信託のデータベースである『AssetArrow』を開発・運営。

今回の経営統合によって、ナウキャストは、Finatextの持つ個人投資家を中心とした膨大なデータ量・資産運用分野におけるサービス構築の強みを活かし、NowcaStatsの新しい指標や独自のアルゴリズム等を開発、また資産運用分野での新規ビジネスの展開していく考えだ。さらに、これらを世界中で提供することにより、グローバルマーケットにおいて成長を目指す。

なお、今回の経営統合後、ナウキャスト創業者である渡辺努(現: 東京大学大学院経済学研究科教授)は共同創業研究者として引き続き会社の運営・研究に関わり、日本経済新聞社とは現在の資本・業務提携関係の下、引き続き商品開発協力・サービス運営協力を継続していくという。