東南アジアの物流スタートアップNinja Van、Abraaj GroupやYJキャピタルなどからシリーズBで約32億7,000万円を資金調達

東南アジアの物流スタートアップNinja Vanは、アラブ首長国連邦・ドバイのプレイベートエクイティファンド(PEファンド)The Abraaj Groupやヤフー株式会社<東証1部: 4689>のYJキャピタル株式会社などからシリーズBで3,000万ドル(約32億7,000万円)の資金調達を実施した、と発表した。

Ninja Van

東南アジアの物流スタートアップNinja Vanは、4月19日、シリーズBで3,000万ドル(約32億7,000万円)の資金調達を実施した、と発表した。

今回のラウンドは、アラブ首長国連邦・ドバイのプレイベートエクイティファンド(PEファンド)The Abraaj Groupがリードで、既存投資家のMonk’s Hill Ventures、新規投資家のB Capital Groupとヤフー株式会社<東証1部: 4689>のYJキャピタル株式会社が参加した。

今回の出資で、Abraaj Groupは東南アジアで28件目の投資となった。Abraaj Groupは、10年以上アジアで投資活動を続けており、ヘルスケア、金融サービス、物流、EC、食品・医療など幅広い分野に14億ドル(約1,500億円)以上を投資している。特にEC分野に積極的に投資を行っており、最近では物流分野に注力している。Abraaj Groupが投資する物流スタートアップにはペルー、エクアドル、エルサルバドルに展開するUrbano、中東のAramexなどがある。

Ninja Vanは、2014年、Lai Chang Wen氏とShaun Chong氏とTan bo Xian氏によって設立された会社。なお、NINJA VANの創業以前、Wen氏がカスタムアパレルECのMarcellaの創業者兼CEOで、Xian氏がMarcellaのCOOであった。

Ninja Vanでは、東南アジアの物流でボトルネックを打ち破ることに情熱を注ぎ、あらゆる規模の企業が配送ルートの複雑な物流問題を解決するために、高度なアルゴリズムを使って最短ルートで配送する革新的でスケーラブルな物流ソリューションを提供する。これにより、東南アジアで物流エコシステムの構築を目指す。

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Ninja Vanは、シンガポール、マレーシア、インドネシアで事業を伸ばしており、2016年末までにタイ、ベトナム、フィリピンに事業を拡大させる予定だ。なお、NINJA VANの公式ウェブサイトによれば、4月20日時点で、シンガポール、マレーシア、インドネシア、ベトナムで展開中。

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また、Ninja Vanは、東南アジアの中でも急成長中の物流スタートアップ。現在、クライアント数が東南アジのEC企業など複数の業界から3,000社以上、1日あたりの配送量は約1万5,000個。

今回の資金調達によって、Ninja Vanは、タイ、ベトナム、フィリピン市場へ事業を拡大させ、さらに、採用を強化してオペレーションとカスタマーサポートを向上させることで、東南アジア市場で存在感を強めたい考えだ。