東南アジアのユニコーン!インドネシア版Uber「Go-Jek」、新たに約550億円を資金調達

インドネシアでUberとGrabのライバルであるタクシー配車サービスGo-Jekが、新たに5億5,000万ドル(約550億円)の資金調達をクローズしているという。今回の資金調達で、Go-Jekのバリュエーションは13億ドル(約1,300億円)以上。

8月4日付のTechCrunchによれば、インドネシアでUberとGrabのライバルであるタクシー配車サービスGo-Jekが、新たに5億5,000万ドル約550億円)の資金調達をクローズしているという。今回の資金調達で、Go-Jekのバリュエーションは13億ドル(約1,300億円)以上。

Go-Jekの資金調達については、先月、本サイト「Pedia News」で、KKRとWarburg Pincusから4億ドル(約400億円)の資金調達を検討している、と取り上げたばかりだ。(参考記事インドネシア版Uber「Go-Jek」、バリュエーション約1,300億円でインドネシア発ユニコーン企業となるか

今回のラウンドには、セコイアキャピタル、DST Global、シンガポールのNSI Venturesを含む既存投資家が参加したとしている。

今回の資金調達が無事クローズされると、Go-Jekは、東南アジアで数少ないユニコーン企業のひとつとなる。東南アジアのスタートアップのうち、バリュエーションが10億ドル(約1,000億円)以上を超えるユニコーン企業になっているものは、

* ゲーム会社Garena 37億5,000万ドル(約3,800億円)
* 東南アジのタクシー配車サービス会社Grab 15〜16億ドル(約1,500億〜1,600億円)
* ロケットインターネットが設立した東南アジアのEC大手企業Lazada 15億ドル(約1,500億円)

であり、ここにGo-Jekが並ぶこととなる。なお、今年第1四半期のユニコーン企業の動向については、作者が5月7日に登壇したNTVP主催の「VC養成セミナー」の講演資料で紹介している。(参考資料:Pedia News: スタートアップ・VC海外最新動向 @seinas___

Go-Jekは、2010年よりバイクタクシー「Go-Ride」のサービスをインドネシア・ジャカルタで開始し、2015年よりバイクタクシー配車アプリを提供している。バイク版Uberのようなものである。

現在、Go-Jekのドライバー(ojeks)数はインドネシア国内で20万人。また、Go-Jekの予約件数は、今年6月時点で2,000万以上で、1日あたり66万7,000件としている。なお、今年4月時点では、1日あたりの予約件数は25万6,000であった。

今回の資金調達によって、Go-Jekは、さらなる事業拡大を進める事で、インドネシアでライバル企業のUberやGrabとの競争環境で圧倒的な勝利をおさめたい考えだ。