東南アジアのユニコーン企業Garena、ミスルトウなどから資金調達…孫泰蔵氏がアドバイザーに就任

シンガポールのインターネット企業Garenaは、シンガポールの政府系投資会社テマセク傘下のSeaTown Holdings International、Global Digital Prima(GDP)Venture、Mistletoe(ミスルトウ)から新たに資金調達を実施した、と発表した。今回の資金調達で、資金調達額の詳細については明らかにされていない。

いま、東南アジアで最もバリュエーションの高いユニコーン企業が新たに資金調達を実施した。

シンガポールのインターネット企業Garenaは、9月5日、シンガポールの政府系投資会社テマセク傘下のSeaTown Holdings International、Global Digital Prima(GDP)Venture、Mistletoe(ミスルトウ)から新たに資金調達を実施した、と発表した。今回の資金調達で、資金調達額の詳細については明らかにされていない。

今回の資金調達に伴い、Mistletoeの代表取締役社長兼CEOである孫泰蔵氏、SeaTownのポートフォリオマネージャーArchana Parekh氏が業界および地域エキスパートからなるアドバイザリーに加わった。

また、Garenaは、今年3月(2016年3月)、シリーズDで1億7,000万ドル(約176億円)の資金調達を実施。これまでに、合計1億7,200万ドル(約180億円)以上の資金調達に成功しており、バリュエーションは37億5,000万ドル(約3,800億円)以上。東南アジア最大のユニコーン企業として存在感を強めている。

Garenaは、2009年に設立された会社。オンラインゲーム、インタラクティブなデジタルコンテンツ、eSports、EC、オンライン決済など、複数のインターネットサービスを手がける。

最近では、モバイル特化型オンラインマーケットプレイス「Shopee」と東南アジアの金融サービスプラットフォーム「AirPay」をリリースしている。

「Shopee」は直近6ヶ月で事業規模が4倍に拡大。「Shopee」上で売買される年間取扱高は13億ドル(約1,300億円)を突破し、140万人以上の売り手に利用されている。

一方、「AirPay」は過去1年で事業規模が2倍に拡大しており、年間取扱高は5.1億ドル(約530億円)を超えている。

その結果、Garenaの売上は、過去5年間で95%以上成長し続けており、2015年の年間売上高は3億ドル(約310億円)以上にも達する。

なお、Garenaは、将来的に、米国市場での上場を目指している。今回会の資金調達でさらなる飛躍を遂げるだろう。