打倒Instacart!米国南部で人気のフードデリバリーShipt、シリーズAで約20億円を資金調達

米国アラバマ州最大都市で、米国最大の銀行業の中心地の一つでもあるバーミングハム。この土地で生まれたフードデリバリー企業がShiptだ。Shiptは、Greycroft Partnersとe.venturesなどからシリーズAで2,010万ドル(約20億円)の資金調達を実施した、と発表した。

米国アラバマ州最大都市で、米国最大の銀行業の中心地の一つでもあるバーミングハム。この土地で生まれたフードデリバリー企業がShiptだ。

Shiptでは、フードデリバリーのユニコーン企業Instacartをはじめ、グーグル、アマゾンなども参入する、群雄割拠なフードデリバリー業界に挑む。

そのShiptが、7月27日、シリーズAで2,010万ドル(約20億円)の資金調達を実施した、と発表した。

今回のラウンドには、Greycroft Partners、Harbert Growth Partners、e.venturesが参加した。今回の資金調達で、累計資金調達額は2,530万ドル(約26億円)となった。

Shiptは、2014年、Bill Smith氏によってアラバマ州・バーミングハムに設立された会社。現在、シリコンバレースタートアップの聖地であるサンフランシスコに拠点を持つ。

Smith氏は、もともと、高校卒業後、大学には進学せずに、Tモバイルの公認エージェントとして、携帯電話販売事業を開始。その後、2014年にプリペイドカードサービス事業をGreenDotへ売却。そして、新しく始めた事業がフードデリバリースタートアップShiptであった。

創業当時、Smith氏は、2人の父親で3人目となる新たな家族が誕生するときで、自分とその奥さんの家事への負担を少しでもやわらげたいと思い、Shiptの原点となるアイデアを思いついた。

その後、Smith氏は、自身の故郷でもあるバーミングハム舞台に、サービス開発を進め、さらに1,000名のユーザーにベータ版をリリース。それからShiptは、バーミングハムを中心に急成長を続けてきた。

Shiptは、米国でも特に南部の地域を中心に事業を展開中。アラバマ州、フロリダ州、ジョージア州、ノースカロライナ州、サウスカロライナ州、テネシー州、テキサス州、アリゾナ州、オハイオ州など、10州27都市で5,000人以上が利用している。

また、Shiptでは、米国でも有数の食料チェーンであるWhole FoodsやFood Network、PlateJoyなど大企業からスタートアップまで幅広くパートナシップを結び、事業拡大を進めている。これはInstacartとは異なる事業戦略だろう。

今回の資金調達で、Shiptは、さらなる事業拡大を目指していきたい考えだ。