手のひらサイズで高いエネルギー効率の自動運転車向けAIコンピュータが登場…NVIDIA DRIVE PX 2がBaiduの自律走行車AIエンジンに起用

NVIDIAは、自動車メーカー向けに手のひらサイズで高いエネルギー効率の人工知能(AI)コンピュータを発表。運転とマッピングの自動化に対応する自律走行車に搭載できる。新しい小型フォーム・ファクタの「DRIVE PX 2」は、Baiduの自動運転車のAIエンジン。

NVIDIAは、9月14日、自動車メーカー向けに手のひらサイズで高いエネルギー効率の人工知能(AI)コンピュータを発表。運転とマッピングの自動化に対応する自律走行車に搭載できる。

NVIDIA DRIVE PX 2 AIコンピューティング・プラットフォームは、高速道路での自動運転やHDマッピングを含むオートクルーズ機能に対応。自動車でディープ・ニューラル・ネットワークを使用して複数のカメラとセンサーからのデータをわずか10ワットの消費電力で処理できる。

また、新しい小型フォーム・ファクタの「DRIVE PX 2」は、Baiduの自動運転車のAIエンジンでもある。北京で先週開催されたBaidu Worldで、NVIDIAとBaiduは提携を発表し、中国の自動車メーカー、さらに全世界のブランドに向けて、自動運転のCloud-to-Carシステムを提供することを明らかにしている。

**参考記事**
* **BaiduとNVIDIA、自動運転車向けAIプラットフォームの開発で提携**

DRIVE PX 2を利用すれば、自動車メーカーとTier 1サプライヤは、自律走行する自動化車両の生産を促進できる。小型フォーム・ファクタのDRIVE PX 2を自動車のオートクルーズに使用すれば、周囲で起こっていることをリアルタイムで理解し、HDマップ上での現在位置を正確に把握して、安全な進路を計画できる。

これまで、DRIVE PXは、自律走行車を開発している80社を超える自動車メーカー、Tier 1サプライヤ、新興企業、研究機関が採用。

DRIVE PX 2のアーキテクチャは、単一モバイル・プロセッサ構成から、2個のモバイル・プロセッサと2個のディスクリート(外付け)GPUを組み合わせた構成、さらに複数のDRIVE PX 2からなる構成に対応している。

この拡張性により、自動車メーカーとTier 1サプライヤは、高速道路のオートクルーズから、自動ショーファーによる2地点間走行、さらに完全な自律走行車に至るまで、幅広い自動運転ソリューションを開発から生産へ移すことができる。