寝苦しい夜もITの力で快眠生活!オックスフォード発のデジタルヘルスケアBig Health、約12億円を資金調達

英国・ロンドンと米国・サンフランシスコに拠点を持つ、デジタルヘルスケア企業Big Healthは、Octopus VenturesなどからシリーズBで1,200万ドル(約12億円)の資金調達を実施した、と発表した。

今年5月、気象庁は、2014年に発生したエルニーニョ現象が弱まり、今夏には6年ぶりにラニーニャ現象が発生し、7〜9月の平均気温が例年以上に高くなって、記録的な猛暑を迎える可能性が高いと発表した。

夜になっても蒸し暑く、「寝つきが悪い」「夜中に目が覚める」など睡眠の悩みを抱える方も多いことだろう。そんな寝苦しい夜でも、良質な睡眠の質を確保すべく、メンタルヘルスの領域に挑む、大学発デジタルヘルスケアベンチャーがある。それこそが、英国・ロンドンと米国・サンフランシスコに拠点を持つ、Big Healthだ。

Big Healthでは、オックスフォード大学の学術的研究に基づいた科学的根拠と最先端のIT技術を使ってテクノロジーの力を使って錠剤や飲み薬など薬を服用しなくても睡眠不足を克服できるデジタル睡眠改善プログラム「Sleepio」を提供している。

Big Healthは、7月27日、シリーズBで1,200万ドル(約12億円)の資金調達を実施した、と発表した。

今回のラウンドは、Octopus Venturesがリードで、Kaiser Permanente Ventures、Index Ventures、Omada HealthのCEOであるSean Duffy氏、JamJar Investments、Esther Dyson氏、Peter Read氏らが参加した。

Big Healthは、NHS England InnovationフェローPeter Hames氏とオックスフォード大学のColin Espie教授によって設立された会社。

同社の第一弾プロダクトは、認知行動療法(CBT)技術を使って錠剤や飲み薬など薬を服用しなくても睡眠不足を克服できるデジタル睡眠改善プログラム「Sleepio」。

「Sleepio」は、ComcastやLinkedIn、Boston Medical Center、Henry Ford Health Systemなどの米国企業で利用されており、75万人の従業員に提供されている。これにより、Big Healthは、科学的根拠に基づいた、薬を服用しないデジタルヘルスケアベンチャーのプロバイダーとして確固たる地位を確立した。

今回の資金調達によって、Big Healthは、研究開発を強化し、メンタルヘルス領域で事業拡大を目指したい考えだ。