大腸がん診断ツールClinical Genomics、シリーズAで約17億円を資金調達

米国・ニュージャージー州エジソンの次世代大腸がん診断ツールClinical Genomicsは、オーストラリア・シドニーのベンチャーキャピタルOneVenturesからシリーズAで1,500万ドル(約16億8,555万円)の資金調達を実施した、と発表した。

Clinical Genomics

米国・ニュージャージー州エジソンの次世代大腸がん診断ツールClinical Genomicsは、3月23日、シリーズAで1,500万ドル(約16億8,555万円)の資金調達を実施した、と発表した。

今回のラウンドは、オーストラリア・シドニーのベンチャーキャピタルOneVenturesが参加した。今回の資金調達で、OneVenturesのパートナーでマネージングディレクターであるPaul Kelly博士が社外取締役に就任する。

同社は、2006年、大腸がんの遺伝子検査技術を開発するためにQuest DiagnosticsがEnterixを買収した後、Quest Diagnosticsの支援を受けながらEnterixのメンバーによって創業された。拠点は、カナダ・ブリッジウォーター、米国・ニュージャージー州エジソン、オーストラリア・シドニーにある。

同社では、大腸がんの診断・検査ツールの実用化を目指して開発中だ。また、同社は、特許出願を積極的に実施している。取得済み特許数は20件以上で、申請中の特許も多数ある。

同社によれば、今年(2016年)度中に米国で潰瘍限局型(2型)大腸がんの血液検査ツールの実用化を目指している、という。現在、「GEMINI」というプロジェクト名で、BCAT1とIKZF1の2種類の遺伝子について血液検査を臨床試験中、とのこと。

今回の資金調達によって、同社は、潰瘍限局型(2型)大腸がんの血液検査ツールの実用化を目指していく考えだ。