国内定額制音楽配信サービスまとめ(2016年7月)

今回、Pedia Newsでは、インプレスグループでIT関連メディア事業を展開する株式会社インプレスのシンクタンク部門であるインプレス総合研究所が発表した、定額制音楽配信サービスの利用実態調査を紹介する。

インプレスグループでIT関連メディア事業を展開する株式会社インプレスのシンクタンク部門であるインプレス総合研究所は、8月23日、定額制音楽配信サービスの利用実態調査を実施し、その調査結果を発表した。

### 「国内定額制音楽配信サービス」調査概要
* 調査対象 :株式会社コロプラ スマートアンサーの保有するモニター
* 有効回答数 :20,868人に対して定額制音楽配信サービスの利用状況を調査し、現在利用していると回答した1,081人に対して詳細な利用実態を調査
* サンプリング :通信利用動向調査(総務省)における性年齢階層別のスマートフォンでのインターネット利用人口構成比に可能な限り整合するように抽出
* 比重調整 :回収率が性年代別に異なり母集団を正しく推計することが困難であるため、利用率に関する集計は上記の性年齢階層別のスマートフォンでのインターネット利用人口構成比を用いて比重調整を行っている
* 調査手法 :スマートフォン上でのウェブアンケート
* 調査期間 :2016年7月25日(月)~7月28日(木)

### 女性よりも男性に大人気

定額制音楽配信サービスの利用率は、「現在利用している」が9.1%、「過去に使用したことがある」が16.5%。合わせると、定額制音楽配信サービスの利用経験者は25.6%となった。

性別/年代別にみると、男性20代が13.3%で最も高く、男性13-19歳が11.2%、男性30代が11.1%で続き、女性より男性の方が利用率は高い傾向にあった。

### 「Prime Music」が36.2%で首位

次に、定額制音楽配信サービスを現在利用していると回答した人に対して、利用実態の詳細を見よう。

現在メインで利用してるサービスは、Amazonがプライム会員向けに提供している「Prime Music」が36.2%で最も高い結果となった。「Prime Music」は、プライム会員であれば追加料金なしで国内外のアーティストの楽曲を楽しめることが人気要因。

それに次いで、「LINE MUSIC」が17.7%、「Apple Music」が10.7%、「dヒッツ」が8.9%、「AWA」が8.8%の順と続いた。

### 男性10代、女性10代〜20代では「LINE MUSIC」が人気

一方、性別/年代別をみると、男性10代/女性10代〜20代では「LINE MUSIC」の利用者が最多となった。

### 他のサービスを利用した上で、利用するサービスを決める

また、現在メインで利用しているサービス以外の利用経験を見ると、半数が有料あるいは無料で他のサービスの利用経験があった。

### 「安い」「好きなアーティストの楽曲対応」「オフライン利用OK」がキーワード

メインで利用するサービスの決定理由は、「月額の利用料金が安い」が26.2%、「好きなアーティストの楽曲が配信されている」が25.9%、「オフラインで再生できる」が24.5%となった。

### 「知らない曲に出会える」喜びを味わう

定額制音楽配信サービスを利用した感想をみると、定額制音楽配信サービスを利用し始めてよかったと感じる点では、約半数の人が「知らない曲に出会えることができる」や「聴きたい時にすぐ聴くことができる」と回答。

### 配信楽曲に対する不満も・・・

それに対して、反対に不満に思う点では、「好きなアーティストの曲が配信されていない」が40.1%で最も高く、「楽曲数が少ない」が30.9%、「毎回パケット通信量がかかる」が18.0%となった。

### Google Play Musicは楽曲数3,500万以上で最大

最後に、各サービスの概要と楽曲数は以下のとおり。

これより、楽曲数は、「Google Play Music」が3,500万曲以上、「Apple Music」が3,000万曲、「KKBOX」が2,000万曲以上で、「Google Play Music」が最大となった。