四半期の売上は億超え!圧倒的な営業力と開発力で「HR × TECH」を攻めるBranding Engineer、シリーズAで総額1億円を資金調達…代表取締役CEO河端氏と代表取締役COO高原氏が初めて語る急成長の裏側

今回、Pedia Newsでは、株式会社Branding Engineerの代表取締役CEOである河端保志氏と代表取締役COOである高原克弥氏にBranding Engineerの成長の裏側、そして今後の展望についてインタビューを実施した。今回のインタビューの中で、河端氏と高原氏は、Branding EngineerがシリーズAでEast Venturesとベクトルなどから総額1億円を資金調達、さらにコーポレートサイトをリニューアルしたことを明かした。

2013年に株式会社Branding Engineerを共同操業した河端保志氏と高原克弥氏。起業当初は受託開発で営業力と開発力を鍛え、自社サービスの開発を夢見て力を蓄えていた。その後、2015年4月、河端氏と高原氏は、持ち前の営業力と開発をいかして新たな事業へ挑戦していた。そして、河端氏と高原氏は、約1年の時を経て、新生Branding Engineerとしてコーポレートサイトをリニューアル、さらにシリーズAでの資金調達を実施して、彼らにしかできない新たな船出を迎えることになった。

Branding Engineerは、2015年より、エンジニアに特化したダイレクトマッチングサービス『TechStars』と新しい働き方を実現する独立支援サービス『MIDWORKS』、2016年6月より、就活サイトに一括登録、一括管理できるスマートな就活サービス『イッカツ』を運営する。現在、従業員数は約30名。

今回、Pedia Newsでは、株式会社Branding Engineerの代表取締役CEOである河端保志氏(写真 右)と代表取締役COOである高原克弥氏(写真 左)にBranding Engineerの成長の裏側、そして今後の展望についてインタビューを実施した。

### 「自分たちのサービスでグロースしたい」

意気投合して学生起業ではじめたスタートアップ。初めての起業で右も左もわからない中、まず彼らは、スタートアップの多い渋谷や六本木ではなく、曙橋のシェアオフィスLuida Officeで20~30人の学生と共に、開発案件の委託先の営業から開発、納品まで、ただ必死に目の前の案件と向き合っていた。

受託開発を通じて数多くの生々しい現場を目の当たりにした。初めての経験で社会勉強にもなって、営業力と開発力を鍛えられた。ただその中で、「どうしても自分たちで自社サービスをつくりたい」という気持ちは日に日に強くなっていった。「自分たちでグロースできるサービスは何か」そう考える中、自分たちのバックグラウンドがエンジニアでもあることから、日本国内のエンジニアのキャリアのあり方に対して問題意識を持つようになった。そこで、自分たちの営業力と開発力をいかして、これまでにはない新しいエンジニアのキャリアに関するサービスをつくろうと思った。

そう当時を振り返る河端氏と高原氏は、2015年4月、彼らが受託開発で培った営業力、開発力をいかし、彼らのバックグラウンドでもあるエンジニアだからこそ理解できるエンジニアのキャリアに関する痛みを解決すべく、新たな自社サービスの開発へ大きく舵を切ったという。

### 立て続けにHRサービスを開始

その後、Branding Engineerでは、立て続けに、エンジニアのキャリアに特化したHRサービスと新卒に特化したHRサービスをリリースする。

まず、2015年10月には、エンジニアに特化したダイレクトマッチングサービス『Tech Stars』のベータ版をリリース。『Tech Stars』は、エンジニアが自分のポートフォリオ、技術力、経歴などを記入すると、企業がそのプロフィールを閲覧して気になるエンジニアに直接転職のオファーできるサービスで2015年12月に正式リリース。

さらに、2016年3月には、就活サイトの一括登録・管理サービス『イッカツ』のベータ版とエンジニアに新しい働き方 を提案する『MIDWORKS』のベータ版をリリースする。

『イッカツ』は、数多ある新卒サイトに⼀括登録・⼀括管理ができる新しい就活効率化サービスで2016年6月に正式リリース。『イッカツ』では、50サイト以上ある就活サイトの中から最適なものを一括で「自動登録」「自動管理」をすることができる。

『MIDWORKS』は、エンジニアに新しい働き方を提案する、独立支援サービス。『MIDWORKS』に登録すると、エンジニアは「クリアな評価による圧倒的に高い給料」「充実した 保障制度」「長期的なキャリアサポート」の3つのサポートを得られる。これにより、独立を考えているエンジニアに対して、安心安全の保障つき、案件提供サポートつきの独立支援サービスを提供し、 従来の転職サービス、独立支援サービスとは異なる新しい働き方を提案する。

### コーポレートサイト刷新!Branding Engineer =「HR × TECH」

そして、2016年7月、Branding Engineerとして『Tech Stars』『イッカツ』『MIDWORKS』の3サービス事業の柱にすることを決めて、これまでのコーポレートサイトから「HR × TECH」をコンセプトにリニューアルした。

今回のコーポレートサイトのリニューアルについて、河端氏は、

Branding Engineerとして、HR領域にフォーカスして「新卒」「中途」「独立支援」の3つの事業ドメインで事業を展開してをグロースしていく、という意思決定を固めたことが大きい。「新卒」「中途」「独立支援」の3つの事業ドメインは、一見別々なものに見えるかもしれないが、キャリアを考えた上では全て一直線につながっている。今後は、『TechStars』『MIDWORKS』『イッカツ』だけでなく、それぞれの事業ドメインに合わせたサービスをリリースして、それぞれのサービスを互いに連鎖させながら、HR領域を攻めていきたい

と述べ、Branding Engineerでは、ミッションに「Make Engineers Happy」、ビジョンに「Break The Common Sense」を掲げて、HRの領域で数年以内にイノベーションを起こしていきたいと熱意を語った。なお、高原氏によれば、Branding Engineerは、まず『TechStars』『MIDWORKS』を通じてミッションである「Make Engineers Happy」を実現し、さらに、長期的にHR事業でイノベーションを起こすために、未来に対する先行投資という意味も兼ねて『イッカツ』を展開しているという。

### シリーズAで総額1億円を資金調達

また、河端氏と高原氏は、今回のインタビューの中で、Branding EngineerがシリーズAで総額1億円の資金調達を実施したことを明かした。今回の資金調達は、East Venturesがリードを行ない、株式会社ベクトルをはじめ、JSH Holdings LLC 、Skyland Ventures、株式会社バリュークリエイトなどが参加したという。

### 四半期の売上は数億円規模!来期の売上は3倍増を目指す!

今回の資金調達について、河端氏は、

今回の資金調達では、事業が急成長している中で、①Branding Engineerというチームを信じて自分たちに事業を任せてくれること、②スピーディーにディールをクローズできること、さらに資金の面だけでなく、③マーケティング体制や経営体制の強化、組織の構築などの面で協力していただけることを重視した

と述べ、高原氏は、

今回の資金調達では、クオーター(四半期)の売上規模が1億円超規模まで成長したことが後押した。来期の売上は、少なくとも今年の2倍以上、できれば3倍を目指して、積極的に事業へ投資していきたい。また、9月には、オフィスを移転する計画をしている。オフィスを移転することで、さらに人員を拡充していきたいと思う。特に、HR事業では、営業力と開発力が成長加速度に大きく関わってくる部分なので、今回の資金調達で集めた資金を使って、積極的に人材採用と事業へ投資することで、アクセルを踏んで成長していきたい。それによって、これまで限られたリソースの中でしか考えられていなかった成長速度よりも、はるかに大きな加速度で成長できることは間違いない

と語り、今回の資金調達によって、Branding Engineerでは、各サービスの成長を加速するために、オフィスの拡大、人材の拡充することを明らかにした。

### HR領域からライフスタイル領域へ

最後に、河端氏と高原氏は、Branding Engineerの今後について、

Branding Engineerは、ビジネスサイドもエンジニアサイドもベンチャーマインドあふれる優秀な人材に恵まれて、営業にもテクノロジーにも強い会社。現在3つの事業を展開していて、それぞれの事業が予想以上の反響で急成長している。ある意味、非常にカオスな状況であるけれども、みんながそれを思いっきり楽しんでいる。だからこそ、今後、Branding Engineerでは、それぞれの事業で開発スピードを上げていくために、積極的に事業にも人材にも投資していく。Branding Engineerのサービスは、他社にない技術的特異性を持っているので、それをHRの領域で縦にも横にも広げて事業を展開していくことで、包括的なHRサービスを提供できるようになると思う。Branding Engineerとしては、短期的(約2年)にはエンジニアのキャリア、中期的(約5年)までHR領域を攻め、さらに長期的(7~8年)にはHRの領域からライフスタイルの領域までを攻めていきたい。そのために、より多くのベンチャーマインドがある優秀な人たちと最高の仕事をしていきたいと思う。

と述べ、持ち前の営業力と開発力をいかしてHRの領域でテクノロジーの力を使って新たなイノベーションを巻き起こす意気込みを語った。

株式会社Branding Engineer