分身ロボット「OriHime」を開発するオリィ研究所、Beyond Next Venturesとリアルテックファンドなどから総額2億2,977万円を資金調達

分身ロボット「OriHime」を開発する株式会社オリィ研究所は、Beyond Next Ventures1号投資事業有限責任組合、リアルテックファンド1号投資事業有限責任組合などから総額2億2,977万円の資金調達を完了していたことを発表した。

OriHime

株式会社オリィ研究所](http://orylab.com/){: target=”_blank”}は、[5月23日、Beyond Next Ventures株式会社の「Beyond Next Ventures1号投資事業有限責任組合」をリードインベスターとして、合同会社ユーグレナSMBC日興リバネスキャピタルが運営する「リアルテックファンド1号投資事業有限責任組合」およびOriHimeのパイロットユーザーでもある藤澤義之氏などの個人投資家計8名も引受先とした第三者割当増資により、総額2億2,977万円の資金調達を2016年4月に完了していたことを発表した。

オリィ研究所は、「会いたい人に会いに行ける、行きたいところに行ける」をコンセプトに、遠隔操作で自由自在に動かせる世界初の小型分身ロボット「OriHime」を開発。2015年7月より法人向けレンタルサービスを行っている。

OriHime1

「OriHime」は、インターネット経由で、手・首の向きを直感的に自由に動かせ、視覚・聴覚を有し、音声を発して相手と会話ができる、利用者の分身となるロボット。具体的には、入院中で学校に通えない児童が、学校の自分の席にOriHimeを置いて授業に参加する、といった用途に活用されている。OriHimeをiPadのアプリで遠隔操作し、首の向きを変えて黒板や教室の様子を見渡したり、手を自由に動かしてジェスチャーを交えながら先生や友達と会話したりすることで、入院している児童にとっても、周囲の人にとっても、あたかも実際にその児童が教室にいるのと同じように感じられる。その他にも、在宅勤務やALSの方のコミュニケーション補助、遠隔結婚式参加などで既に多数の利用実績を持つ。

今回の資金調達によって、Beyond Next Venturesとリアルテックファンドの両社は、研究開発や販売、マーケティング活動へ支援を行うことで「OriHime」の普及を加速させ、オリィ研究所は、2016年夏にリリース予定の新バージョンの量産費用、営業人材の採用、さらに将来に向けた研究開発を加速させるための体制強化を図りたい考えだ。