元Apple・PathのスマートオーブンJune、シリーズAで約24億8,5000万円資金調達

米国・サンフランシスコのスマートオーブン企業Juneは、Eclips、First Round CapitalなどからシリーズAで2,250万ドル(約24億8,500万円)の資金調達を実施した、と発表した。Juneの創業者は元Apple・Pathで、ハードウェアとインターネットテクノロジーに精通する。

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米国・サンフランシスコのスマートオーブン企業Juneは、3月25日、シリーズAで2,250万ドル(約24億8,500万円)の資金調達を実施した、と発表した。今回の資金調達で、資金調達額は累計2,950万ドル(約32億5,800万円)となった。

今回のラウンドは、Eclipseがリードで、Sound Ventures、Vaizra Investments、Promus Ventures、Lumia Capital、既存投資家のFoundry Group、First Round Capital、Lerer Hippeau Venturesなどが参加した。

Juneは、2013年、Matt Van Horn氏とNikhil Bhogal氏によって設立された会社。Horn氏は、Appleのマーケティング部門に従事し、元Pathでビジネス部門の責任者をつとめ、Bhogal氏は、Appleでソフトウェアエンジニアとして従事し、PathのiOSディベロッパーをつとめた。

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Juneは、インターネットテクノロジーを使って、台所用品にインテリジェンスを加えることで、キッチン体験にイノベーションを起こす。現在、チームはエンジニアとデザイナーのみで38名。

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同社では、スマートオーブン「June Intelligent Oven」を開発する。「June Intelligent Oven」は、食材の種類・重さ・温度を自動で判別して最適な調理方法を提案し料理してくれるという全自動のスマートオーブンだ。

「June Intelligent Oven」では、数ヶ月前、プロダクトの要である加熱アーキテクチャーとオーブン皿の開発について強化することを決めている。加熱アーキテクチャーでは熱の通りを均一化してより高品質な加熱を提供すること、オーブン皿では製造パートナー企業を新たに採択して高品質なオーブン皿を提供することを目指す。

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現在、「June Intelligent Oven」のベータ版が100台完成しており、3月下旬から社内のテスト部門June Test Kitchenで試験利用している。これまでに、ローストチキン・ラム・ベーコンなどを素材の味をいかしながら完璧な加熱で調理している。

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また、Juneは、4月上旬より社員全員の家庭で「June Intelligent Oven」を導入し、さらに試験利用を進めていく。なお、試験利用段階を完了次第、今年(2016年)のホリデーシーズンまでに先行予約分を出荷する予定としている。

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今回の資金調達によって、Juneは、採用を強化し、事業開発を加速し、早期出荷を目指していきたい考えだ。