京大イノベーションキャピタル、京大ベンチャーAFIテクノロジーに1億4,000万円を出資…京都創薬研究所と幹細胞&デバイス研究所にも投資決定

イノベーション京都2016投資事業有限責任組合の投資について京都大学イノベーションキャピタル株式会社 (京都iCAP)を無限責任組合員とするイノベーション京都 2016投資事業有限責任組合(KYOTO-iCAP1号ファンド)は、京都大学の研究成果を活用したベンチャー企業に対する投資第一弾として、株式会社AFIテクノロジーに対する投資を実行するとともに、株式会社京都創薬研究所及び株式会社幹細胞&デバイス研究所に対する投資を決定した、と発表した。

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イノベーション京都2016投資事業有限責任組合の投資について京都大学イノベーションキャピタル株式会社
(京都iCAP)を無限責任組合員とするイノベーション京都 2016投資事業有限責任組合(KYOTO-iCAP1号ファンド)は、5月19日、京都大学の研究成果を活用したベンチャー企業に対する投資第一弾として、株式会社AFIテクノロジーに対する投資を実行するとともに、株式会社京都創薬研究所及び株式会社幹細胞&デバイス研究所に対する投資を決定した、と発表した。

京都大学イノベーションキャピタルは、京都大学に属する研究者による知(研究成果・技術等を含む)を事業化することを目的とする企業(共同研究企業からのカーブアウトを含む)へ、投資その他の支援を行うことを目的に、2014年12月に国立大学法人京都大学の100%出資子会社として設立された。2016年1月には、京都大学及び民間金融機関の出資を受け、京都iCAPを無限責任組合員とする160億円の「KYOTO-iCAP1号ファンド」を組成。

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AFIテクノロジーは、京都大学医学研究科乳腺外科の戸井雅和教授との共同研究において開発した基盤技術をもとに、細胞産業と微生物検査産業をターゲットに「電気計測とマイクロ流路技術」を用いて、ラベルフリーで迅速な細胞・微生物の分離・精製を行う機器・デバイスを開発・販売する企業。

京都大学イノベーションキャピタルでは、AFIの5月18日を払込期限とした総額2億5,000万円のシリーズAの第三者割当増資に、大阪大学ベンチャーキャピタル株式会社、みなとキャピタル株式会社、みやこキャピタル株式会社とともに参加し、リードインベスターとして1億4,000万円の投資を実行したことを明かした。なお、官民イノベーションプログラムにより創設された、国立大学法人の子会社ベンチャーキャピタル同士が、同一の企業に対して協調して投資を実行したのは今回が初めてだという。

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京都創薬研究所は、京都大学生命科学研究科の垣塚彰教授、京都大学医学研究科眼科学教室の吉村長久特命教授、および京都大学医学部附属病院臨床研究総合センターの池田華子准教授が開発した新規低分子化合物KUS剤を用いて、網膜中心動脈閉塞症、網膜色素変性症といった希少疾患に加え、緑内障等の眼難治疾患の新規治療薬を開発する企業。

京都大学イノベーションキャピタルでは、京都創薬研究所の総額3億8,000万円の第三者割当増資に、みやこキャピタル株式会社、SMBCベンチャーキャピタル株式会社、および三菱UFJキャピタル株式会社とともに参加し、リードインベスターとして2億円の投資を決定したことを明かした。

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幹細胞&デバイス研究所は、京都大学物質‐細胞統合システム拠点の中辻憲夫名誉教授などが開発した、ヒトiPS細胞由来の心筋細胞を低コストで分化誘導する技術と、配向ナノファイバーを用いて心筋細胞を成熟化・安定化させる細胞培養技術を基にして、ドラッグスクリーニング用途向けのヒトiPS細胞由来心筋細胞デバイスを開発・販売する企業。

京都大学イノベーションキャピタルでは、幹細胞&デバイス研究所の総額2億円のシリーズAの第三者割当増資に、SMBC ベンチャーキャピタル株式会社および株式会社ケイエスピーとともに参加し、リードインベスターとして1億4,000万円の投資を決定したことを明かした。

今回の出資をはじめ、京都大学イノベーションキャピタルは、今後も、基礎研究に強みを持つ京都大学の研究成果を基に、その実用化を志向する大学発ベンチャーに対して、期間15年のファンド運用期間を活かして、シード・アーリーステージの段階から長期に亘る支援・出資を行っていきたい考えだ。