中国ヘルスケアスタートアップiCarbonX、シリーズAで約170億円を資金調達…アジア史上最速のユニコーン企業へ

中国を拠点に人工知能(AI)を使ってヘルスケアサービスを提供するiCarbonXがシリーズAで 10億元(約170億円)の資金調達を実施して、バリュエーション(企業評価額)が10億ドル(約1,100億円)を超えた、と報じられた。

iCarbonX

4月12日付けのNeteaseなど複数のメディアは、中国を拠点に人工知能(AI)を使ってヘルスケアサービスを提供するiCarbonXがシリーズAで 10億元(約170億円)の資金調達を実施して、バリュエーション(企業評価額)が10億ドル(約1,100億円)を超えた、と報じた。

今回のラウンドは、Tencentと既存投資家のVcanbio Cell & Gene Engineering Corporationが参加した。

今回、iCarbonXは、創業から6 カ月で企業評価額が10億ドル(約1,100億円)を超え、ユニコーン企業の仲間入りを果たしている。

また、米国のJet.comは、欧米史上最速の創業から4カ月でユニコーン企業の仲間入りを果たしている。そのため、今回iCarbonXのユニコーン企業入りは、それに次ぐ早さで、アジアでは史上最速のユニコーン企業となった。

iCarbonXは、2015年10月、元Beijing Genomics InstituteのCEOであるJun Wang氏によって設立された会社。生物学と心理学をもとに高度なデータ分析技術を使って、インターネットと人工知能の技術を組み合わせることで、デジタル時代に最適なヘルスケアサービスを提供する。

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iCarbonXでは、中国の数百万人の個人からライフタイムデータを取得して、一つのプラットフォームにデータを集合させ、バイオテクノロジー技術、データマイニング、人工知能、機械学習を使ってビッグデータ分析する。これにより、ユーザーは、それぞれの健康状態に合わせて、最適なヘルスケアサービスを受けられる。

今回の資金調達によって、iCarbonXは、①データの生成と収集、②データ分析と人工知能プラットフォームの開発、③プロモーション、④データライブラリの拡充、⑤それぞれのユーザーにパーソナライズ化されたO2Oサービスを提供することで、事業開発を加速していきたい考えだ。