中国のO2Oヘルスケアプラットフォーム「Ping An Good Doctor」、中国ヘルスケア市場最大のシリーズAで約530億円を資金調達…バリュエーションは約3,200億円でユニコーン企業へ

Ping An Insurance Groupの傘下にあるO2Oヘルスケアプラットフォーム「Ping An Good Doctor」は、中国国外のグローバルな投資家と中国の投資家からシリーズAで5億ドル(約530億円)の資金調達を実施したことを明かしている。今回の資金調達で、Ping An Good Doctorのバリュエーションは30億ドル(約3,200億円)に及ぶと言われている。

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中国の四大保険会社の一つ中国平安保険(Ping An Insurance Group)は、5月20日、中国平安保険グループのインターネットセクターのポートフォリオの一つでバリュエーション185億ドル(約2兆円)のユニコーン企業のShanghai Lujiazui International Financial Asset Exchange(Lufax)をロールアウトしたことを発表した。

また、Ping An Insurance Group](http://www.pingan.com/){: target=”_blank”}の傘下にあるO2Oヘルスケアプラットフォーム「[Ping An Good Doctor」は、同日、中国国外のグローバルな投資家と中国の投資家からシリーズAで5億ドル(約530億円)の資金調達を実施したことを明かしている。今回の資金調達で、Ping An Good Doctorのバリュエーションは30億ドル(約3,200億円)に及ぶと言われている。

Ping An Insurance Groupによれば、今回のPing An Good Doctorの資金調達は、世界中のオンラインヘルスケアスタートアップの中でも一回の資金調達で過去最大の資金調達額であり、さらに、シリーズAの資金調達後のバリュエーションでも過去最大の評価額であるという。今回の資金調達で、Ping An Good Doctorは、中国のヘルスケア業界で最大のユニコーン企業となった。

Ping An Health Cloud Companyの会長兼CEOで、Ping An Good Doctorの創業者であるWang Tao氏は、

中国のインターネットヘルスケア業界は黎明期にある。Ping An Good Doctorは、ヘルスケア業界におけるサプライチェーンの改善、オンラインとオフラインのリソースを統合して、ヘルスケアに関するビッグデータの促進、医療保険の支払いの循環サークルを通じて、ヘルスケアエコシステムの構築をリードしていくでしょう。私たちは、ヘルスケア業界でインターネットヘルスケア2.0の時代に貢献することでしょう。

と述べている。

Ping An Good Doctorは、2015年4月に正式リリースしたヘルスケア・メディカルプラットフォームで、中国のヘルスケア業界において急成長を支えてきた。これまでにPing An Good Doctorは、登録ユーザー数が7,700万、1日の診療依頼数は25万に及ぶという。

特に、Ping An Good Doctorは、医師に関する統合情報とユーザーの付加価値の体験に焦点をあてる。
実際、Ping An Good Doctorは、予防看護、医師の訪問診療、ポスト診断サービス、慢性疾患の患者の治療管理、薬の服用に関する通知などを行う。

現在、Ping An Good Doctorでは、テキスト・写真・音声を使ったヘルスケアソリューションを提供しているが、今後はビデオを使ったオンライン診療などに注力していきたい考えだ。

Ping An Good Doctorに所属する医療分野の専門家は、24時間365日いつでもどこでもオンラインからアクセスできる。ユーザーは、専門家の診断をもとに、オンライン上で薬を購入できる。もちろん、オンラン上で購入した薬は、ユーザーが指定した場所に配達できる。

このように、Ping An Good Doctorは、①テキスト、写真、電話、ボイスメッセージ、ビデオをを使った医療相談、②診療予約、慢性疾患の管理、健康診断、DNA検査などオンラインとオフラインのメディカルサービスの統合、③薬、診療機器、ヘルスケア関連器具の販売などヘルス・バイ・モール、④医療保険の支払いや最適な医療保険の提案など医療保険のサポートを行うことで、ヘルスケアエコシステムを構築しようとしている。